スポンサーリンク

【採青】横浜中華街の獅子舞が店を巡る!意味とスケジュール

横浜中華街 横浜大世界 横浜へお出かけ
この記事は約5分で読めます。

横浜中華街の春節で、けたたましい爆竹の音とともに獅子舞が街中を練り歩いている光景を見たことはありますか?これは「採青(ツァイチン)」と呼ばれる伝統儀式で、春節の中でも最も熱狂的なイベントのひとつです。
2026年2月17日には5頭の獅子が中華街全域を巡回します。初めての方でも楽しめるよう、採青の意味やスケジュールをわかりやすくお伝えします。

スポンサーリンク

採青とは?獅子舞が店を巡る理由

「採青(ツァイチン)」という言葉、聞き慣れない方も多いかもしれません。これは中国語で「青を採る」という意味を持つ言葉です。「青」とは青菜のことで、伝統的にはレタスや白菜を指します。

では、なぜ獅子がわざわざ青菜を採りに行くのでしょうか。

実はこれ、とても縁起の良い理由があるのです。広東語で青菜(特にレタス)を「生菜(サンチョイ)」と言いますが、これが「財を生む」という意味の「生財」と発音が似ているのです。つまり、獅子が青菜を食べることは、その店に財運を呼び込むことを象徴しています。

横浜中華街発展会協同組合の公式サイトによると、横浜中華街で披露される採青の舞い方は100種類を超えるとされています。獅子の驚き、喜び、疑い、怒りといった感情表現から、障害物を乗り越えて青を獲得するストーリー仕立ての演目まで、その内容は非常に多彩です。

スポンサーリンク

紅包を狙う獅子のダイナミックな動き

採青のハイライトは、店先に吊るされた「紅包(ほんぱお)」を獅子がくわえ取る瞬間です。紅包とは赤い祝儀袋のことで、店主から獅子への感謝と新年の繁栄への願いが込められています。

獅子の中には前足を担当する演者と後足を担当する演者の2名が入っています。紅包が高い位置に吊るされている場合、前足の演者が後足の演者の肩の上に乗って立ち上がることもあります。時にはジャンプを交えたダイナミックな動きが披露されることも。これは単なるパフォーマンスではなく、困難を乗り越えて幸運を掴み取るという儀礼的な意味が込められているのです。

紅包を見事にくわえ取った瞬間には、激しく爆竹が鳴り響きます。この音に初めて遭遇すると本当にびっくりしますが、これこそが春節らしさ。横浜市観光情報サイトでも、音が苦手な方やお子様連れには耳栓の持参が推奨されています。

獅子に頭を噛んでもらうと縁起が良い?

採青では、店主や関係者、あるいは運の良い観客が獅子に頭を噛んでもらえることがあります。「えっ、噛まれるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、これは実はとてもありがたいことなのです。

獅子に噛まれることには「開運厄除」や「無病息災」のご利益があるとされています。獅子が悪いものを食べてくれた、あるいは噛まれても無事だったことから「健康長寿」をもたらすという考え方もあるそうです。もし獅子が近づいてきたら、ぜひ勇気を出して頭を差し出してみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない春節の思い出になりますよ。

2026年採青のスケジュールと見どころ

2026年の採青は、横浜中華街春節40周年という記念すべき年に開催されます。横浜中華街の公式サイトによると、当日の詳細は以下のとおりです。

実施日時は2026年2月17日(火)16:00〜20:00頃、場所は横浜中華街全域となっています。

今年の特徴は、白、黄色、赤などの鮮やかな彩色を施された5頭の獅子が投入されること。これらの獅子はそれぞれ異なる5つのコースに分かれて中華街全域を同時に巡回します。つまり、街のどの場所にいても獅子舞に遭遇できる可能性があるということです。

巡回開始時刻の16時頃は日没と重なります。徐々に点灯し始める「春節燈花(イルミネーション)」の光と獅子舞の激しい動きが融合する様子は、まさにこの時期ならではの幻想的な光景。初心者向けの楽しみ方ガイドでも紹介されているとおり、カメラを持っていくことをおすすめします。

採青を楽しむための注意点

せっかくの採青を快適に楽しむために、いくつか知っておきたいポイントがあります。

まず爆竹についてです。採青のハイライトである爆竹は、その文化的価値と同時に、非常に大きな音を伴います。音が苦手な方や小さなお子様、聴覚が敏感な方は耳栓を用意しておくと安心です。また、爆竹が点火される際には獅子舞の周囲に安全圏が設けられますので、演者の誘導に従うようにしてください。

撮影についても配慮が必要です。個人的な撮影は店舗の許可を得て行うことは自由ですが、他のお客様の迷惑になる行為や獅子の進行を妨げるような撮影は控えましょう。三脚の使用も混雑した通りでは通行の妨げになるため、避けた方が無難です。

最後に天候について。採青は屋外行事のため、雨天時には中止または内容が大幅に変更される可能性があります。当日の実施状況は横浜中華街の公式X(旧Twitter)などで随時発表されますので、お出かけ前に確認することをおすすめします。

まとめ:採青で春節の熱気を体感しよう

採青は、単なる獅子舞のパフォーマンスではありません。街全体の商売繁盛と個人の無病息災を祈る、中華街の人々にとって大切な共同体的儀礼なのです。

2026年は横浜中華街春節40周年、そして「馬年吉祥」というテーマのもと、5頭の獅子が街を埋め尽くします。爆竹の音に驚き、獅子の迫力に圧倒され、もし運が良ければ頭を噛んでもらえるかもしれません。

初めての方も、ぜひ2月17日の夕方に中華街を訪れてみてください。日本にいながら中華圏の伝統文化を肌で感じられる貴重な機会です。「うまくいく」という願いが込められた午年の春節、きっと素敵な体験になりますよ。


基本情報

第40回 横濱中華街「2026春節」採青 実施日:2026年2月17日(火) 時間:16:00〜20:00頃 場所:横浜中華街全域 獅子の数:5頭(5コース同時展開)

公式サイト:https://www.chinatown.or.jp/event/celebration/shunsetu2026/