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保土ヶ谷区にある和田義盛ゆかりの地

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保土ヶ谷区にある和田義盛ゆかりの地
保土ヶ谷区の和田町・上星川。
ここには、鎌倉殿の13人で活躍する武将・和田義盛ゆらいの地が多数あります。

保土ヶ谷区にある和田義盛ゆかりの地

鎌倉殿の13人の1人で源頼朝の時代から鎌倉幕府を支えてきた和田義盛。
和田義盛ゆかりの地は三浦半島に多くありますが、横浜の保土ケ谷区にもあることをご存知ですか?
今回は保土ヶ谷区にある和田義盛ゆかりの地をご紹介します。

和田稲荷・真福寺(和田町)

和田稲荷

相鉄線「和田町」駅より徒歩7分ほどのところにある「和田稲荷」は和田義盛が建立したとされ、「和田町」の由来になった場所と言われています。

相鉄線 和田町駅

相鉄線「和田町」駅北口から八王子街道と国道16号を経由していくと大きな看板が見えます。

和田不動真福寺 看板

南関東地方(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)にある36ヶ所の不動尊像を巡拝する札所「関東三十六不動」の4番にあたります。

常盤台歩道橋
歩道橋を下りたところ

常盤台歩道橋を渡り、奥に進むと真福寺があります。

真福寺
真福寺 六地蔵

さらに奥に進むと和田稲荷があります。

和田稲荷

治承4(1180)年、源頼朝の家臣和田義盛は戦勝祈願のため、当地に祀られていた十一面観世音菩薩の礼拝に訪れました。そのとき、「稲荷の霊社を信心すれば、志は必ず成就する」との観世音菩薩のお告げがあり、義盛は早速、この地に稲荷社を建立しました。のちに人々は、この稲荷社を「和田稲荷」と呼ぶようになり、 和田という地名の起こりになったと 伝えられています。 

ほどがや語りべ集~常盤台エリア編~ 横浜市保土ケ谷区
近代化の歴史と文化エリア(PDF:2,301KB)

国道から少し奥まった場所にあり、静かな場所で落ち着いて巡拝ができます。

仏向矢シ塚公園(和田町)

仏向矢シ塚公園

横浜市営バス「矢シ塚公園入口」バス停より徒歩5分、坂の上にある住宅街や畑に囲まれた自然豊かな場所にある公園「仏向矢シ塚公園」もゆかりの地のひとつです。

仏向矢シ塚公園周辺
仏向矢シ塚公園の遊具
仏向矢シ塚公園 多目的グラウンド
仏向矢シ塚公園 公園内
仏向矢シ塚公園 トイレ
仏向矢シ塚公園 入口

そこまで広い公園ではありませんが、緑が多く散策するのにピッタリ。トイレもあるのでお子さん連れでも安心です。

仏向の丘にある自然豊かな公園は、その昔、源頼朝が狩りに来て釜壇山から放った矢が地面に刺さり、そこから矢竹が生えてきたとの伝説があり、これが「矢崎村」「矢シ塚」の地名の由来になっています。

地図・マップ集 横浜市保土ケ谷区
ほどがや散策ガイド(PDF:11,475KB)

仏向矢シ塚公園 横浜市保土ケ谷区

陣ケ下渓谷公園(上星川)

陣ヶ下渓谷公園
陣ヶ下渓谷公園

横浜市の秘境、横浜で唯一の渓谷である陣ヶ下渓谷公園も和田義盛のゆかりの地です。
この場所は和田義盛が狩りに出た時にこの近辺に陣を張ったことに由来すると言われています。

相鉄線「上星川」駅から徒歩15分もしくは相鉄バス浜16系統(鶴ヶ峰駅または西原住宅 行)で「西原住宅入口」で下車してください。

都会の中にありながら秘境と言われるだけあり、動きやすい服装と汚れてもいい靴で行くことをオススメします。

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番外:朝夷奈切通(金沢区)

朝夷奈切通

保土ヶ谷区以外の横浜市で和田義盛のゆかりの地には金沢区の「朝夷奈切通」があります。
鎌倉市との市境にあり、国指定史跡にもなっている朝夷奈切通は和田義盛の三男、朝夷奈三郎義秀が一晩で切り開いたという伝説からこの名が付きました。

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町名の由来にもなった和田町周辺のゆかりの地へ行こう

和田町という地名が和田義盛から来ていることを知ると歴史がより身近に感じられますね。
保土ヶ谷区には和田義盛以外にも源頼朝や畠山重忠ゆかりの地もあります。
散歩するのにも気持ちよい気候になってきましたのでゆかりの地を訪ねてみませんか。

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