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休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう

陣ヶ下渓谷公園

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休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう
陣ヶ下渓谷公園は、知るしとぞ知る横浜の穴場の渓谷です。
横浜駅から電車と徒歩なら約40分と、都会から1時間以内で到着できる渓谷。
天気の良い休日は、陣ヶ下渓谷公園で自然を楽しみましょう!
ここでは、保土ケ谷区にある秘境「陣ヶ下渓谷公園」を紹介するコンテンツです。

休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう

みなと町、そして大都市のイメージが強い横浜。
そんな横浜に、渓谷があるのをご存知ですか?
渓谷とは、山に挟まれた谷に川が流れている地形のこと。
横浜市で魅力な保土ヶ谷区には、横浜で唯一の渓谷「陣ヶ下渓谷公園」があります。
「渓谷」という名前の通り、緑も多くてマイナスイオンに包まれた穴場スポット。
まさに秘境のようで、とても静かな自然豊かな場所となっています。
今回は、横浜の秘境と呼ばれる穴場スポット「陣ヶ下渓谷公園」をお伝えします。

陣ヶ下渓谷公園 入口

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陣ヶ下渓谷公園ってどんなところ?

陣ヶ下渓谷公園は、子どものお出かけ先としても人気が高い穴場スポット。
横浜の秘境とも言われ、四季折々の自然を感じることができる場所です。
電車やバスを使って気軽に行ける貴重な大自然が広がっていました。
2004年に公園として整備され、敷地は約3.5haを誇ります。
園内をめぐる遊歩道を歩きながら、森林と渓流の景色が楽しめますよ。
陣ヶ下渓谷公園には6つの入り口がありますが、今回私は西側にある西原口から入りました。
遊歩道は背の高い木々に囲まれ、いろいろな方向から鳥の声が聞こえてきます。
途中には、ベンチとテーブルが設置された広場もあるので、森の中でゆっくりとくつろぐのもいいですね。

遊歩道
遊歩道
陣ヶ下渓谷公園案内図

森の奥へ進むと、遊歩道から分かれて渓流につながる細い通路が現れます。
ここからは、舗装されていない土の道。
いよいよ渓谷が見られる、と期待がふくらんできます。
足元に気をつけながら通路を進み、最後に階段を下りると渓流に到着です。
ワイルドに生い茂る木々、谷を流れる澄んだ水。
横浜の秘境といわれるだけの景色が広がっています。
環境保護と利用者の安全のため、立ち入りができる範囲は限られていますが、十分に自然を味わうことができます。

渓流へ続く通路の入り口
渓流へ続く通路の入り口

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子どもの水遊びにぴったりな渓流

水量がくるぶしほどの高さしかないため、比較的安全に水遊びができるのも魅力。
サワガニを見つけたり、水辺の生き物観察も楽しめました。
親子で楽しむお出かけ先として人気が高いのもうなずけますね。
水遊びができる自然の渓流は珍しく、年長~小学校のお子さん向け。
夏休みのお出かけなどにもピッタリですが、虫除け対策と動きやすい服装で訪れましょう。
道は狭く舗装されていないため、ベビーカーなどの小さいお子さん連れだと難しいかもしれません。
水に入るなら水遊び用のマリンシューズ持参で、着替えも持っていくのをオススメします。
階段のそばに立つ看板には「川の中にたくさんのホタルの赤ちゃんがいます」と書かれていました。

渓流 下流方向
渓流 下流方向

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横浜 唯一 の渓谷

ここ陣ヶ下渓谷公園は、横浜で唯一の渓谷です。
都会のイメージが強く、山より平野が多い土地柄でありながら渓谷があります。
環状2号のそばにあり、秘境のイメージも重なり横浜の地元では知る人ぞ知る穴場スポット。
そのため、公園内は地元の方々が犬を散歩させるのに最適な場所として人気もありました。
道路もアスファルトではなく土ですので、肉球にも優しいですしね。

環状2号線の近くにある公園

秘境といってもやっぱり横浜、それを感じさせるのが、陣ヶ下渓谷の上を通る環状2号線の高架道路。
陣ヶ下渓谷公園の敷地は、環状2号線に沿うように北東から南西に伸びています。

上下線の間から伸びる木々
上下線の間から伸びる木々

この高架橋は、渓谷の自然に配慮して、上下線を分離して作られました。
上下線の間から太陽の光が森に届き、高架橋建設前から生えていた木はそのまま伸びて、道路と道路の間から路上に姿を見せています。

高架下から見ると、曲線が印象的な桁下と橋脚。
この独特のデザインが自然の景色と融和していると評価され、陣ヶ下高架橋は2003年に土木学会デザイン賞最優秀賞を受賞しました。

環状2号線を歩いていても森の存在感は大きく、道路が公園の一部になっている印象を受けます。

環状2号線から見た森
環状2号線から見た森

歴史と自然を感じる場所

陣ヶ下渓谷の名前の由来は、鎌倉時代にさかのぼります。
源頼朝の家臣である和田義盛が、この辺りに狩りのための陣を張ったことから、この名前がついたといわれています。
和田義盛は、平安末期に生まれ、頼朝、頼家、実朝と3代にわたり源家に仕えました。

鎌倉時代から明治時代に話題を移すと、横浜は日本の近代水道発祥の地でもあります。
1915年(大正4年)には、陣ヶ下渓谷の近くに西谷浄水場が完成。

横浜水道の歴史を伝える西谷浄水場 – 横浜で暮らそう

園内にある「みずのさかみち」という石段は、坂の下に水道管が埋葬されていることから、この名前がつけられました。
みずのさかみちは、1990年に建設省(現国土交通省)の「ふるさとの坂道三十選」に選ばれ、「手づくり郷土(ふるさと)賞」を受賞しています。

みずのさかみち
みずのさかみち

自然の中にも歴史が刻まれていることを知ると、また違った目で景色を楽しむこともできますね。

陣ヶ下渓谷公園
陣ヶ下渓谷公園

この階段を登ると、住宅街の脇に出ます。
川島町から陣ヶ下渓谷公園に向かう場合は、住宅街から入ることになります。

陣ヶ下渓谷公園 出口
陣ヶ下渓谷公園 出口
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陣ヶ下渓谷公園へのアクセス

陣ヶ下渓谷公園へのアクセスは、電車と徒歩/車のどちらかになります。
横浜駅からは約40分、新宿からも約1時間で行けました。
陣ヶ下渓谷の最寄り駅は、相模鉄道「上星川駅 」と「西谷駅 」のどちらか2駅。
自然を感じながら向かうのであれば、西谷駅がオススメ。
相鉄線「西谷駅」から陣ヶ下渓谷公園までは徒歩で約20分でした。
お隣の 上星川駅 からも、公園まで歩いて行けます。
駅から徒歩圏内に陣ヶ下の自然が楽しめるため、軽い運動も兼ねて歩いてみませんか。
実はバスというルートもあります。
相鉄線「鶴ヶ峰駅(南口)」の水道道から鶴ヶ峰駅南口バス停「浜16系統」で和田町駅方面です。
旭1系統で二俣川駅南口方面へ向かい、西原住宅入口で下車をすると陣ヶ下渓谷公園への案内板が。
バスの待ち時間はありますが乗ってしまえば、あまり時間がかかりません。

陣ケ下渓谷公園の所在地

〒240-0045
神奈川県横浜市保土ケ谷区川島町797
Googleマイビジネス をみると15:00-16:00が1番混雑しています。
早朝がオススメです。

陣ヶ下渓谷公園の概要

名称陣ケ下渓谷公園
所在地横浜市保土ケ谷区川島町797
種類風致公園
面積28,000㎡

陣ヶ下渓谷公園に関するお問合せ

横浜市環境創造局北部公園緑地事務所
電話:045-353-1166
FAX:045-352-3086

陣ケ下渓谷公園よくある質問

陣ケ下渓谷公園への行き方を教えてください

電車で向かう場合は 相模鉄道 西谷駅 から徒歩がおすすめ。
バスを併用する場合は 相模鉄道 鶴ヶ峰駅 からバスを利用して西原住宅入口で下車
このサイトでは 西谷駅から徒歩20分 運動もかねて渓谷を見に行こう を参考にしてください

陣ヶ下渓谷公園の所要時間は?

横浜駅から相模鉄道とバスまたは徒歩でおおよそ40分くらいとお考えください。
西谷駅からは徒歩20分です。

陣ケ下渓谷公園に入場料はかかりますか?

2022年現在 入場料は無料です

陣ヶ下渓谷公園 で魚は釣れますか?

釣りをしている人をあまりみかけませんし、あまり釣り向きの場所ではないと思います

陣ヶ下渓谷公園 の読み方は?

じんがしたけいこくこうえん です

陣ケ下渓谷公園 はコロナでの影響はありますか?

コロナであっても閉鎖されず利用することは可能です。

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