横浜自然観察の森で生き物探しと森林浴を楽しもう
横浜自然観察の森をご存知ですか?
横浜市栄区にあり、多彩ないきものや自然に触れ合える、ハイキングにもオススメの場所です。
横浜自然観察の森でいきもの探しと森林浴を楽しもう
横浜自然観察の森はその名の通り自然観察にピッタリ!多彩ないきものがいる森を散策しながら気持ち良い時間を過ごすことができる場所です。
そんな横浜自然観察の森をご紹介します。
横浜自然観察の森の特徴


横浜自然観察の森は市内最大の緑地「円海山・大丸山緑地」の南端に位置し、日本で初めての自然観察の森として1986年に開園しました。
東京ドーム約9個分の広さ(約44.4ha)があり、草地・水辺などの豊かな自然が残された森です。
そこに住むいきものは約3,500種類。夏にはホタルも見ることができます。

園内の利用時間は日の出から日の入りまで。夜間は利用できません。
園内にある施設、自然観察センターは9:00~16:30まで、入館料は無料で利用できます。
自然観察センターの休館日(月曜日・年末年始)でも園内を散策することは可能です。


園内には4つの散策ルートがあり、途中には自然に関する解説板が立っていて自然に触れながら知識を身に付けることができます。
- ミズキの道(所要時間:1時間半)
- コナラの道(所要時間:1時間)
- タンポポの道(所要時間:45分)
- ウグイスの道(所要時間:30分)
雑木林や湿地、水辺など様々な自然を楽しめる





お子さん連れの方にオススメなのが「ヘイケボタルの湿地」。こちらの湿地には春にオタマジャクシがたくさん泳いでいる姿が見られ、観察にピッタリです。
看板にもあるように、ホタルのさなぎなどがいる場所なので木の橋から土の上に下りないようにすること、またオタマジャクシは観察にとどめて持ち帰らないように注意しましょう。


こちらの「ミズキの谷」では青い綺麗な鳥、カワセミの観察もできるそうです。この日は向こうにカルガモが泳いでいました。


また、栄区をながれるいたち川の源流である小川も流れており、その近くにはゲンジボタルが生息する「ゲンジボタルの谷」もあります。この自然を長く守っていきたいですね。
横浜自然観察の森に行く時の服装や持ち物

駐車場のある上郷・森の家には自動販売機がありますが、園内には売店や自動販売機がないので水筒やペットボトルなどの飲み物は必須です!
それから園内は自然の遊歩道が多く雨の日の翌日などは地面がぬかるんでいる場合も。草地にはやぶもありますので
暑くても長袖長ズボンで、動きやすい服装・歩きやすい靴で行くことをオススメします。
思わぬところでケガをするかもしれません。
いきもの探しをする場合は双眼鏡や虫かごなど持って行くといいでしょう。
(あくまで観察のみで、観察したら離してください)


園内にはテーブルと椅子のある休憩スペースや綺麗なトイレが(2か所)あります。
ハイキング気分でお弁当も持って行って食べてもいいですね。
横浜自然観察の森へのアクセス
- 京浜急行「金沢八景」駅からバス約15分
- JR「大船」駅からバス約25分
→バス停「横浜霊園前」下車、徒歩7分


車の場合は上郷・森の家の駐車場が利用できます。(有料、約100台)
上郷・森の家を進むと階段があるのでそちらを上り、右へ行くと横浜自然観察の森の入口になります。
週末は横浜自然観察の森へ出かけてみませんか

いかがでしたでしょうか。横浜というとみなとみらいなどの都会をイメージしがちですが、横浜自然観察の森のように広大な緑が広がる場所も多いんです。
子どもたちはいきもの探しに熱中でき、大人は森林浴が楽しめる横浜自然観察の森。
週末のお出かけにいかがでしょうか。
すぐ近くには金沢動物園もあります。
両方楽しんで充実した週末を過ごすのもいいですね。
