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横浜 泉区の「浜柿」は かながわブランド

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横浜 泉区の「浜柿」は かながわブランド
横浜 秋の果物 泉区で採れる柿「浜柿」。
食欲の秋…横浜産で季節ならではの食材を味わえます。
横浜の柿と言えば泉区の「浜柿」です。
横浜で暮らしていてもなかなかキャッチできないのは横浜産の食べ物情報。
今回は地産地食を考え、横浜の果物 「柿」についてお伝えします。

横浜 泉区の「浜柿」は かながわブランド

横浜 泉区の「浜柿」は、横浜市から認定を受けた柿です。
参考:横浜の果物 – 横浜市

かながわブランドに選ばれた「浜柿」

このコンテンツの目次はその流れですすめてまいります。

横浜でとれるフルーツをご存じですか?

横浜には“幻の梨”と言われるほど、手に入りにくい梨があるのをご存じですか。
「浜なし」と呼ばれるこの梨は、糖度の高さと大きさが自慢の横浜ブランドの梨です。
とはいうものの、「浜なし」という品種があるわけではありません。
品種は、“三水”と呼ばれる「豊水」「幸水」「新水」が96%を占めています。
では、スーパーの店頭に並ぶ梨と、どこが違うのでしょうか。

「浜柿」は樹上で完熟させて収穫します

一般的に果物は店頭に並ぶ頃に完熟するよう早めに収穫されていますが、「浜なし」は樹上完熟が基本です。
だから、糖度や旨みが強く、美味しい梨ができるというわけ。
しかも、市場にはほとんど出回らず、直売がほとんど。
手に入りにくいのは、生産量の少なさもさることながら、そんなところに理由がありそうです。

年々人気が高まり、近年ではシーズンになると直売所には朝から行列ができ、早いときには1時間ほどで売り切れてしまっています。
横浜市内でも農地面積が一番広い泉区は、浜なしの農園が点在し、浜なしの産地として知られています。

ところで、浜ブランドの果物は、あまり知られていませんが、実は「浜なし」の他にも「浜ぶどう」「浜柿」もあります。

かながわブランド振興協議会」により、令和元年10月に新たに「かながわブランド」に登録されたのが「浜柿」です。
「浜なし」のように、人気がありすぎて手に入りにくくなる前に、ぜひとも食べてみたいですね。

秋の果物の柿 「浜柿」というブランド

夏が終わり、「浜なし」のシーズンが終わりに近づくと、すぐに「浜柿」のシーズンが始まります。

JA横浜直売所「はまっ子」南万騎が原店
JA横浜直売所「ハマっ子」南万騎が原店

「浜なし」と同じように、木で完熟させ、一番味が良い時期に生産者直売所やJA横浜「ハマッ子」直売所で販売される「浜柿」ですが、「浜なし」に比べるとまだまだ認知度が低いようです。
その分、手に入れやすいのはうれしいところ。知っている人だけが味わえるおいしさというわけです。

「太秋」はサクッとした食感が特徴の大きめの柿です

主な品種は、次郎、富有ですが、最近は太秋(たいしゅう)と言う品種が増えてきていているようです。
スーパーや八百屋の店頭では、あまり見かけたことがない品種ですが、平均350~400gもある大きな柿で、甘みが強いのが特徴です。果肉はやや堅めでサクサク、シャキシャキとした独特の歯ごたえに人気があります。

そして、この柿は2018年11月にテレビ朝日「ごはんジャパン」という番組で取材され、その食感は独特で「梨に近い食感にビックリ。
甘みとジューシーさにも驚く。」と表現されています。ちょっと特別感のある柿ですね。

「浜柿」は、直売所にもよりますが、10月中旬から12月中旬まで購入できます。

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横浜 泉区の「浜柿」

長谷川果樹園(弥生台)
長谷川果樹園の柿畑

泉区内には、「浜ブランド」の果物生産者の直売所が点在していますが、中でも相鉄いずみ野線 弥生台駅と市営地下鉄立場駅の間にある「長谷川果樹園(TEL:045-802-2688)」は有名です。
横浜泉郵便局の隣にある直売所は、「浜梨」のシーズンには9時半の開店前にすでに行列ができるほど。
購入したいと思ったら早起きが必須なのだとか。ただし、販売しているのは火・木・土曜日だけです。

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農園を営む長谷川さんは、2007年に横浜ブランドの品評会で毎年県内で一人しか受賞できない農林水産大臣賞を受賞した第一人者。
もちろん柿の栽培でも、「浜ブランド」のリーダー的な存在です。
昨年は、台風の影響で柿がほとんど樹から落ちてしまったということですが、今年は10月初旬から大ぶりな「太秋」と「新秋」が店頭に並んでいます。
ご近所の方なのか、ひっきりなしにお客さまが訪れています。
柿だけでなく、少量ですが野菜やりんごも販売されていました。
どうやら直売所の隣りはりんご園のようです。
横浜でもリンゴを栽培しているのですね。新発見です!

また、相鉄いずみ野線ゆめが丘から徒歩8分にある「伊賀果樹園(TEL: 045-802-3015)」も人気の直売所の一つです。ここでは、太秋、陽豊(ようほう)、富有、貴秋(きしゅう)、夕紅(ゆうべに)、太豊(たいほう)などの柿が栽培されているとホームページに書かれています。
富有柿のほかは、どれもあまり市場では見かけない、聞き慣れない品種ですね。
中でも、陽豊は富有と次郎を掛け合わせてつくられた甘柿で、なめらかな食感と芳醇な甘みが魅力の柿なのだとか。
市場に出回らないために“幻の柿”とも呼ばれているそうです。
“幻”と聞くと、ぜひとも食べてみたくなりますが、販売日はホームページ上で確認の上お出かけになるのがおすすめです。
こちらも毎日直売しているわけではなさそうです。

参考:伊賀果樹園

一方、柿狩りがしたいなら泉区上飯田町にある「桑原果樹・洋蘭園」がおすすめです。
何と入園料はなく、収穫した果実の重さを量り、グラム当たりの単価で買い取る方式。
子どもの手が届く高さでも柿狩りを楽しめます。
開園は10時からですが、電話で予約をしておくことを忘れずに…(※いきなり行っても、柿狩りはできません)

参考:桑原果樹・洋蘭園

横浜 果物 「浜柿」で秋を感じよう

食欲の秋。秋の味覚は栗、松茸など色々ありますが、柿もそのひとつ。
子どもがいるとどうしても種なしの柿を選んでしまいますが、実は種がある方が甘いとも言われています。

柿は、堅めの柿が好きな人と、熟して柔らかい柿が好きな人に分かれますが、熟した柿は冷凍して、シャーベットのようにスプーンですくって食べても美味しいです。
また、堅めの柿はサラダに入れると彩りも良く、また違ったおいしさが楽しめます。

時間の経過と共に色々な味わいが楽しめるのも、柿ならでは。
今年の秋は、「浜柿」で秋を感じてみてはいかがでしょうか。

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