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横浜の小中指定学区と越境について

ランドセルを背負った小学生

ランドセルを背負った小学生

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分2秒です。

横浜の小中指定学区と越境について

横浜の小・中学校では「通学区域制度」があります。
そのため、住所によって通う小・中学校が決められているのです。
しかし、様々な理由で決められた学区以外へ通いたい(越境)場合は、越境が可能となっています。
条件をクリアして手続きを行い、子供を越境させたことのある筆者の体験談を含めてご紹介します。

横浜の小中指定学区と越境について

横浜の小・中学校では住所により通う学区が決められています。(通学区域制度)
しかし、 事情がある場合は指定地区外に越境することが可能となっています。
指定された学校の片道まで距離がある場合(小学校:2km以上/中学校:3km以上)など…
今回は「指定学区はどこで見ればいいのか」など、体験談とともに越境についてご紹介します。

指定学区はどこを見ればいい?

指定学区について、住所から検索できるぺージが横浜市にあります。
横浜市のページは、小学校ファイルと中学校ファイルに分かれていました。
自分の住む区の小学校(もしくは中学校)のファイルをダウンロードし、検索してみてください。

住所から、指定された学校を検索ページの 旭区 小学校ファイルより

エクセルファイルを開くとこのような画面になります。
そこから「町名の最初の文字を選択→住所を選択」すると通う学校が表示されます。
学校名が複数表示される場合は、表示されているいずれかの学校を選択できるとのこと。
改正されることもあるので最新のファイルを確認してください。

住所から、指定された学校を検索 横浜市

小学校の越境はできるのか?(指定地区外就学制度)

結論から言うと…「越境できます」。
ただし、越境するには以下のような条件が必要となるのです。

これらについては、以下の通りです。

詳しい内容は、横浜市の指定地区外就学制度のページをご確認ください。

指定地区外就学制度のご案内 横浜市

私の小学校越境体験談

子どもを小学校越境させた筆者の体験をお話しします。
越境条件など詳細は省きますが、流れなど参考になればと思います。
小学校入学時だったので、就学時健康診断からのスタートでした。

  1. 指定学区の小学校に「就学時健康診断」へ行き、そこで指定学区の小学校の校長先生と面談
  2. 指定学区の校長先生→希望する越境先の小学校の校長先生に話が行く
  3. 希望する越境先の校長先生と面談
  4. 越境OKの書類を持って住んでいる区の区役所で許可手続きをする
  5. 「指定地区外就学許可書」をもらう
  6. 入学説明会などは越境先の小学校で受ける

就学時健康診断が10月~11月くらいなのでそこから動いて2~3ヶ月ほどかかりました。

校長先生と面談して許可をもらうと、さらに区役所で許可手続きが必要となります。
自分で色々と動かなくてはなりませんが、校長先生のOKがもらえれば区役所の手続きはスムーズでした。


横浜の小中指定学区を確認、条件が合えば越境できます

いかがでしたでしょうか。
小学校の越境の体験談をご紹介しました。
中学校は条件がさらに厳しくなっているため、中学校の越境の方が難しいと思われます。
小学生に比べ、多少遠かったりしても一人で通える年齢だからというのもあるのでしょうが…。

中学校の場合は、受験して私立に通うという方向もありますね。
6年間(3年間)通う学校です。
もし指定学区で不都合がある場合は相談してみてはいかがでしょうか。
条件によっては越境できる可能性があります。

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