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横浜市立大学 医学部と附属2病院の再整備構想が策定されました!
横浜市 政策局大学調整課さんから
「「横浜市立大学医学部・附属2病院等の再整備構想」を策定」 のお知らせです。
横浜市立大学医学部・附属2病院等は、建物・施設のしゅん工から約30 年が経過し、狭あい化・老朽化等に伴い、学生教育や医療提供等に支障が生じていることから、こうした課題の抜本的な解決、医療を取り巻く環境の変化へ適切に対応し、引き続き、市民の健康と命を支える「最後の砦」の存在としてあり続けるため、再整備の検討を進めています。
このたび、今後、再整備の具体的な検討を進めていくうえで、その柱となる「再整備のコンセプト」や、再整備の方向性(運営体制、病床規模、再整備の対象施設、再整備候補地等)」の基本的な考え方をまとめた「横浜市立大学医学部・附属2病院等の再整備構想(以下、再整備構想という。)」を策定しました。
今後、再整備構想案の市民意見募集でいただいたご意見等を踏まえ、より詳細な検討を進め、「医学部・附属2病院等再整備基本計画」をまとめていきます。
「横浜市立大学医学部・附属2病院等の再整備構想」を策定 横浜市
概要
【再構想のコンセプト】
最先端の教育/世界レベルの研究/高度で先進的な診療が一体となり、
横浜の医療を牽引する総合医療拠点を目指す
(1)市民の健康を守り、命を救う最後の砦となる市大附属病院
- 高度かつ専門的/先進的医療の提供
- 日本で有数の救命救急拠点
- 災害時医療の中心的役割
- 感染症の大流行など、想定を超えた事態においても十分な医療機能の継続性の確保
(2)高度な知識/技術を備えた人材の育成と輩出
- 高度な知識/技術を備えた人材の供給を通じて地域全体の医療の質の向上
- 社会ニーズや医療需要を捉えた高度な知識/技術を備えた新たな医療人材の育成と輩出
(3)市民に最先端で安全な医療の提供につなげる世界レベルの研究推進
- 橋渡し研究を加速し、市民に最先端で安全な医療の提供
- 世界レベルの研究施設
(4)市内医療機関を牽引する市大附属病院
- 市内医療機関に好影響を与えるリーダーシップを発揮
- 地域医療全体の質を向上
(5)適切な医療サービスの提供と自立した運営体制の確立
- 適切な医療サービスの提供
- 自立した運営体制の確立
【再整備の方向性】
- 大学病院としての機能を1病院に集約
- 新病院の病床数は1,000 床程度を基本(今後は更に精査)
- 診療/教育/研究機能を一体として整備
- 根岸住宅地区跡地を最有力候補地として検討
【今後の検討】
(1)現在の2病院について(跡地の利用など)
再整備後の2病院等の跡地については、近隣エリアで将来求められる医療/福祉ニーズを踏まえながら
必要な機能を確保することを基本とし、検討を進めていきます
(2)今後の検討
根岸住宅地区跡地の返還動向を見極めながら、来年度以降における再整備構想の具体化を検討し、
基本計画の策定に向けた取組を進めます。
(※なお、基本計画については市民意見募集を行う予定です。)
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