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新横浜ってどんなところ?

新横浜駅

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新横浜ってどんなところ?
新横浜は、横浜市港北区に位置する市内最大規模の「オフィス街」。
時代とともに変容し続け、現在は駅周辺の再開発で進化し続けていました。
オフィス街以外にも「住む/遊ぶ」ことができる場所もあります。
ここでは、横浜市港北区にある「新横浜」の街を紹介するコンテンツです。

新横浜ってどんなところ?

みなさんは「新横浜」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
「新横浜って横浜の近くじゃないの?」
地元民以外に聞いてみると、どこにあるか知らず間違って覚えている方が多いのです。
新横浜駅周辺は、北側にオフィス街があり、南側に住宅地が広がっているのが特徴。
駅前には商業施設が充実しているため、買い物や飲食もできます。
治安も比較的良く住みやすい街ですが、家賃や物価はやや高めとなっていました。
交通アクセスは「新幹線/JR線/横浜市営地下鉄/東急線/相鉄線」の5路線が走っています。
それぞれ少し遠いですが、公園やテーマパークなど観光スポットもあるのが魅力です。
今回は、そんな再開発で進化し続ける注目の街「新横浜」についてお伝えします。

新横浜は交通アクセスが便利

「新横浜=オフィス街」と言われる理由は、交通アクセスが便利だからです。
1日あたりの乗降客数が多い新横浜駅が乗り入れる路線は、以下のようになっています。

「横浜駅」まで約11分「品川駅」まで約39分「渋谷駅」まで約38分となっています。
JR横浜線を利用すると「横浜駅」は多くの路線があるほか「菊名駅」の乗り換えで渋谷方面へ行けるのです。
また、東海道新幹線を利用すると「新大阪駅」まで約2時間10分となっています。
突然の出張などを考えると、新幹線を利用できるのは嬉しいですね。
そして、2023年3月には東急・相鉄新横浜線が開業しました。
10年前と比べて再開発が進み、街全体の雰囲気も大きく変化しています。

電車・バス・タクシーなど、公共交通機関はもちろんのこと、車での利用も便利なのです。
2017年に開通した首都高速道路「横浜北線」(通称:きたせん)があります。
2001年から建設がはじまり、16年の歳月を経て完成しました。
横浜北線を利用することで、横浜市内から「湾岸線」方面へアクセスしやすくなりました。
また、2020年に「横浜北西線」が開通。
「東名高速道路」と横浜エリアを結ぶ新たな区間が誕生したことになります。
新横浜駅から利用するなら、第三京浜道路の近く「新横浜入口」です。
「新横浜入口」からは「横浜港北JCT」と「横羽線 生麦JCT」へ行けるようになりました。
これらのことから、新横浜は将来的に交通の利便性向上が見込める注目の街なのです。

「横浜北線」が通る「横羽線 生麦JCT」

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「新横浜駅」周辺は住めるの?

「新横浜駅」周辺は、オフィス街のイメージが強いですが、実は住むこともできるのです。
1995年頃のバブル崩壊により、オフィス需要の減衰したことで規制が緩和しました。
住宅の建設が認められ、マンションの建設ラッシュとともに人口も増加していきます。
「働く/遊ぶ」のほかに「住む」という選択肢が加わったのです。
一方で、交通の利便性が高いオフィス街であるため、家賃は高めとなっていました。
次に、日常生活の利便性についてです。
駅の北側には、スーパー・ドラッグストア・商業施設・飲食店などが揃っています。
他にも、公園やスポーツ施設などが充実しているため、飽きることはありません。
一方で南側は、北側と比べて高層ビルは少なく、戸建ての住宅街が立ち並ぶエリアとなっています。

横浜市港北区ってどんなところ? – 横浜で暮らそう

新横浜は遊ぶ場所もある

オフィス街である新横浜は、観光名所と言える場所が少ないのです。
しかし、その中でも楽しめるおすすめスポットはいくつかあります。

ジャンル別おすすめスポット
グルメを楽しむなら新横浜ラーメン博物館
港北区新横浜2-14-21(新横浜駅から徒歩7分)
買い物を楽しむならキュービックプラザ新横浜
港北区新横浜2-100-45(新横浜駅から徒歩1分)
身体を動かすなら日産ウォーターパーク
港北区小机町3302ー5(新横浜駅から徒歩14分)
KOSÉ新横浜スケートセンター
港北区新横浜2-11(新横浜駅から徒歩8分)
コンサートを楽しむなら横浜アリーナ
港北区新横浜3-10(新横浜駅から徒歩9分)
試合観戦を楽しむなら日産スタジアム
港北区小机町3300(新横浜駅から徒歩14分)
密を避けて四季を楽しむなら新横浜公園
港北区小机町3300(新横浜駅から徒歩14分)
新横浜ラーメン博物館
キュービックプラザ新横浜
新横浜公園

このように新横浜は、ジャンル別でさまざまな楽しみ方ができるようになっています。
今回ご紹介したおすすめスポットは、すべて「新横浜駅」から行くことができます。
ただし、日産スタジアムは他のおすすめスポットよりと比べて離れた場所にありますので、注意が必要です。
ぜひ訪れた際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。
新横浜駅周辺で楽しめるおすすめスポットについては、別のコンテンツでもお伝えしています。
こちらもあわせてご覧ください。

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新横浜の歴史について

そして、新横浜の歴史は室町時代にさかのぼります。

室町時代には長尾景春の乱の戦場になったといわれる[7]。

新幹線が開通する前は横浜市内最大の水田地帯で、昭和期に至るまで、鶴見川を中心に田畑が鴨居・川和方面から小机、新羽、岸根、大倉山方面に至るまで一面に広がっていたが、この近辺では二毛作ができず、土地の価値は低かったという[7]。

新横浜 – Wikipedia

高層ビルが建つ「新横浜駅」周辺も1960年頃までは、田んぼが広がっていたのです。
この田んぼは、地元の方々から「勝負田(しょうぶだ)」と呼ばれていました。
「勝負田」の名前は、二毛作ができない田んぼにお金のない農民が集まり、博打を繰り返していたことが由来はとなっています。
そのため、博打に負けるとお金の代わりに賭けられる利用価値のない土地だったのです。
現在は、4つの地区「北部地区/長島地区/南部地区/大豆戸町」で構成されます。
また、近くには東京都と神奈川県を流れる一級河川「鶴見川」が流れているのです。

鶴見川(つるみがわ)は、東京都および神奈川県を流れる川。鶴見川水系の幹川で、一級河川に指定されている。東京都町田市上小山田町の泉を源流とし、神奈川県横浜市鶴見区の河口から東京湾に注ぐ。全長42.5km、流域面積235km2、支川数は10。2005年(平成17年)4月に特定都市河川に指定された。

鶴見川 – Wikipedia

新横浜は再開発で「ラブホ街」から「オフィス街」へ

新横浜は、1960年代からの名残りで以下の条件が揃う立地にありました。

  1. 土地代が安い
  2. 人通りが少ない

この2つが揃う場所にあった新横浜は、ラブホテルが増えていきました。
ある程度の年代の方々に聞くと「新横浜=ラブホテル街」というイメージが強いようです。
そんな土地で一躍脚光を浴びたのは、前回の東京五輪が開催された1964年です。
「夢の超特急」「翼のないジェット機」などと呼ばれた、東海道新幹線が開業しました。
そして、当時の停車駅に新横浜も含まれていたためです。
「東京/新横浜/小田原/熱海/静岡/浜松/豊橋/名古屋/岐阜羽島/米原/京都/新大阪」(全12駅)

新横浜の開発が行われたのは、1985年頃です。
「横浜市営地下鉄ブルーライン」が1985年開通、新幹線「ひかり」の停車駅にも加わりました。
そのため、鉄道の利便性が一気に向上しました。
そして、現在も新横浜で人気の施設が、この頃から続々と誕生します。
まず、1989年に東洋最大級のイベントホールと言われた「横浜アリーナ」が開業します。
その後、1994年に「新横浜ラーメン博物館」、1997年に「横浜国際総合競技場(日産スタジアム)」が誕生。
観光スポットが誕生したことで、軒を連ねていたラブホテルは廃業していきます。
また、バブル景気も後押ししたことで、一流の企業ビルやビジネスホテルが増加していったのです。
実際、ハマっ子である私の身近にも「新横浜駅」周辺で働いている方が多くいました。

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新横浜は「住む」「遊ぶ」のに便利な街

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、再開発で進化し続ける街「新横浜」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
実は「住む/遊ぶ」のに便利な街である新横浜。
将来、10年後,20年後に新横浜がどのように変貌を遂げるか楽しみですね。
足を運ぶことで、今と昔で雰囲気が異なる新横浜の歴史を感じてみませんか。

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