ヨコハマハンドメイドマルシェに行ってみよう
ハンドメイドマルシェに行ったことはありますか?
横浜では、日本最大級のハンドメイドイベントが定期的に開催されているのです。
ヨコハマハンドメイドマルシェに行ってみよう
ヨコハマハンドメイドマルシェは、日本最大級のハンドメイドの祭典です。
2013年より横浜みなとみらいのパシフィコが会場となり、2016年以降は年に2回開催されています。
出店品は全て作家によるオリジナルのもの。
パシフィコ横浜の広い会場には、2,000〜3,000のブースが所狭しと並ぶのです。
手作りワークショップ枠も豊富でフードブースやキッチンカーまで。
1日中楽しめるため、毎回多くの出店者と来場者で賑わいます。
2024年の前半は、6月29日(土)と6月30日(日)の2日間で開催されました。
今回は、イベント開催時の様子についてお伝えします。
国内最大級のハンドメイドマルシェ
国内最大級規模
国内最大級なだけあって、出店者は全国から集結します。
今回の出店数は、なんと約3,000店舗。
全てオリジナルの手作り品
約3,000のブースでは、キッチンカー以外全てオリジナルの手作り作品が販売されます。
ハンドメイドブース
出店品はアクセサリー、雑貨、ファッションアイテム、食器、文房具、イラストなど様々なジャンルがあります。
ワークショップブース
物販だけではありません。
作家である講師に指導を受けながら、オリジナル作品を作れるワークショップも数多く開催されます。
こちらも題材は作家によるオリジナルの手作り作品。
広い机の上でワイワイ楽しみながら作っています。
フードブース
またフード枠もオリジナルの手作り品。
作家によるこだわりレシピの焼き菓子・パン・ジャム・ドレッシングなどが並んでいました。
目も舌も満足できる空間が広がっていますよ。
すべてがオリジナルのため、他では見られない個性豊かな作品が揃い、自分だけの宝物を見つけられます。
作家さんと直接お話しできる
見てるだけでも感性が刺激されますね。
ワークショップに参加したり、作家さんと直接お話することで、より思い出に残る体験になること間違いなし!
マルシエでは基本的に作家さんが自らブースで販売してます。
そのため、会場ならではの作品への思いや制作秘話なんかも聞けて、とっても面白いのです。
アクセス抜群
会場のパシフィコ横浜は、みなとみらい駅から徒歩5分です。
駅から会場まではアーケードの屋根が付いてるので、多少の雨なら傘をささなくても濡れません。
観光ついでで気軽に参加することも可能ですし、1日中たくさん買い込んで荷物があっても楽チン。
キッチンカーでしっかり腹ごしらえもできる
フードブースは個包装のお菓子などがメインとなっています。
キッチンカーも多数出店しているので、がっつりランチも食べられます。
イベント情報
会場:パシフィコ横浜
入場料:当日券1,200円 / 前売券1,000円
開催日程:2日間(年に2回)
公式ホームページ:ヨコハマハンドメイドマルシェ2024 – https://handmade-marche.jp/
世界感あふれるブースがたくさん
ここからは筆者の感覚で、特に個性的で専門的で、印象深かった出店ブースをご紹介します。
3Dプリンターオブジェ屋さん
こちらの作家さんは、普段は3Dプリンターを駆使してボードゲーム用品の画期的な収納グッズを製作しているそう。
ここでは材料が余ったため、オブジェを作ったそうです。
そこでバルーンアートのネズミを作ってみるというのが、遊び心があって面白いです。
写真右下のあひるちゃんは温度で色が変わる素材が使用されていました。
和紙のかばん屋さん
手すき和紙を何層にも重ね、防水加工をしたシートで作られたバッグ。
紙のハリから来るスタイリッシュさがありつつ革のような柔らかみを感じる質感です。
縫わずに折って袋型を作るそうで、マチの部分が折り紙のように折りたためるものもありました。
紐の通し方も含め、作りが非常に独創的でアートな佇まいです。
出店者:HANABUSAはなぶさ(@katsumi.t.hanabusa) • Instagram
土偶屋さん
2万年後に出土されるのを夢見ている土偶作家さんが出店されていました。
本物の土偶と同様の作り方になるよう野焼きをしたり、焼き上がりにほんのり黒味を出すために鉱物を混ぜて焼くそうです。
本来であれば、この作り方は窯が痛むため、ご法度な場合もあるらしいです。
創作は時にワイルドだと思わされます。
とにかくたくさんの土偶があり、土偶愛があふれていらっしゃいました。
ちなみにリアル追及のため表面はざらざらしているので、本物のお香やキャンドルを入れるのには不向きだそうです。
出店者:なみ | 時空族(@buruwork_art) • Instagram
猫の焼き物屋さん
独特な形の猫モチーフの焼き物屋さん。宮城からいらしたそうです。
たっぷりとした胴体に可愛らしい脚と尻尾の生えたマグカップや、顔のあるツボ。
ユニークな形の一輪挿しは、試験管のようなガラス容器を大量に仕入れたので、それをどうにか使い切るために作られたそうです。
どうみても猫がお好きのようですが「猫が好き」なのではなく「猫は必要な存在」なのだとか。
出店者:kijin猫のやきもの
ミニロボット屋さん
こちらもかなりマニアックなお店でした。
真鍮や洋白(500円玉にも使用される金属)で3㎝ほどの個性的なLED内臓ロボットやら小さな鯖型のシャープペンなどを作られています。
超小型のLED電池ボックスを作ったのが始まりで、それを何に使おうかと考えミニロボットに至ったとのこと。
何があるかわからないですね。
サバのシャープペンは口側から芯が入れられないそうなので、餌をやる感覚で入れられるとのことです。
出店者:いもゆで工房のギャラリー | ハンドメイド通販・販売のCreema
コンブチャ屋さん
「昆布茶」ではありませんよ。
コンブチャ(KOMBUCHA)は、紅茶や緑茶などを原料に発酵させたアジアが発祥の飲料です。
腸活や便秘解消効果が期待されていて、海外セレブやヘルスコンシャスの間で大人気。
こちらでは、コンブチャに好きなスパイスを加えて二次仕込み体験を楽しめるワークショップがありました。
レーズン、シナモン、カルダモン、クローブなどを入れます。
その後は常温で数日おき、二次発酵させると、スパイス風味の溶け込んだ美味しいコンブチャを飲むことができますよ。
その他
他にも個性豊かな作品にたくさん出会えました。
ボリューム満点ヨコハマハンドメイドマルシェに行ってみよう
今回取り上げた以外にも、本当にたくさんの印象的なお店がありました。
マルシェは基本的に作家さんが直接会場へ出向き、販売しているのです。
そのため、物作り好きな方は制作秘話やこだわりポイントなどできっと話が盛り上がります。
またハンドメイド品の販売を考えている方は、色々教えてもらえるかもしれません。
もちろんフラッと見に行くだけでも楽しめます。
パシフィコ横浜の会場は、毎年開催されていました。
ホームページでは、これらブースの販売商品や出店者情報も確認することができますよ。
出店ブースを効率的に周りたいという方は、先に見たいブースを事前にチェックしておきましょう!
国内最大級で見ごたえたっぷりなヨコハマハンドメイドマルシェを、ぜひ満喫してみてください。