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夏におすすめ!横浜の避暑地 ひんやりスポット

本郷ふじやま公園 竹林

本郷ふじやま公園 竹林

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夏に行きたい!横浜の避暑地 ひんやりスポット
竹林の広がる森 渓流を吹き抜ける風 太陽の暑さを遮る木々…。
横浜という都会にいながら、自然のマイナスイオンを感じられる場所をご存知ですか?
ここでは、夏のひんやりスポット「横浜の避暑地」を紹介するコンテンツです。

夏に行きたい!横浜の避暑地 ひんやりスポット

1年を通して多くの観光客で賑わう、全国でも人気の観光地「横浜」。
7〜8月は夏休みやイベントが各地で開催され、お出かけする機会も増えてきますね。
少し遠出するのも良し、近場でゆっくりするのも良し。
2022年は6月から全国的に異例の連日35度超えが続き、夏も猛暑となる予想です。
ただ「毎日暑くて出かけられない…」という方も多いのではないでしょうか?
そこで、子どもから大人まで楽しめる「横浜の避暑地」としてひんやりスポットをご紹介。
エアコンの効いた部屋にいる時とは異なる涼しさを味わえるのが魅力です。
「横浜に避暑地なんてあるの?」「どんなところ?」「アクセスは?」
今回は、ハマっ子目線で「横浜市内にある避暑地ひんやり涼スポット」をお伝えします。

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夏におすすめ!横浜の避暑地 ひんやりスポット3選

ここからは、夏に行きたい「横浜の避暑地ひんやりスポット」をご紹介します。
自然が多く、緑に囲まれた地元民しか知らない穴場スポット3か所です。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本郷ふじやま公園【栄区】

まず1つ目は、住宅街の中にある森に囲まれた都市公園「本郷ふじやま公園」です。
本郷ふじやま公園は、鎮守八幡宮の森に囲まれた緑豊かな里山となっています。
約90,000㎡の敷地面積を誇る園内には、見どころがたくさんあるのです。
たくさんの入口があり、訪れる場所によって使い分けましょう。

園内には、以下のようなさまざまな木々が生い茂り、自然の原風景が残っている場所です。

また、園内の自然を使った体験教室といったワークショップも定期的に開催されています。
そして、江戸時代に鍛冶ヶ谷村の名主だった「旧小岩井家住宅」もありました。
この住宅は主屋と長屋門が園内に移築され、創建当時の姿に復元されているのです。
建造物としては、当時の一般農家では見られない格式あるつくりとなっています。
入場料は無料ですが、毎月第1水曜日が休館日となっているため、ご注意ください。
江戸時代からの古民家として、歴史を今に伝えることを目的に見学も可能です。
このようなこともあり、2002年には「横浜市指定有形文化財」に指定されました。

一番のおすすめスポットは、日差しを遮るほど高く育った竹林です。
京都の観光名所として有名な竹林にも負けないほど立派な竹林が園内に2か所あります。
「中野竹林」と「鍛冶ヶ谷竹林」で分かれており、両方訪れるのもアリですね。
この竹林へ進んでいくと、炎天下よりも体感で気温が-2℃程度涼しく感じました。

道路は舗装されたアスファルトに太陽が照り付けることで、さらに気温が上昇します。
一方、竹林は土に竹の葉が落ちていることで照り返しもありません。
そのため、土のフカフカでやわらかい感覚が足にも優しいですね。
竹林には「モウソウチク(食用)」と「マダケ(竹細工用)」の2種類が樹生しています。
普段は間近で見ることのない竹ですが、ぜひ見比べてみてくださいね。
他にも「弓道場」があり、ここは部活動など身体を動かしたい方が通っているそうです。
公園へ訪れる際には虫除け対策をしっかり行い、動きやすい服装で訪れましょう。

アクセスは、JR線「本郷台駅」から神奈川中央交通バスで約20分となっています。
「鍛冶ヶ谷」バス停もしくは「中野町」バス停で下車し、歩いて約3分です。
なお、このバス停はJR線「港南台駅/大船駅」と京急線「金沢八景駅」からも行けます。
他にも、車で訪れる際は公園の駐車場があるため、そちらも利用できました。
ただ、最大駐車台数が30台ととても小さな駐車場のため、ご注意ください。
ちなみに、JR線「本郷台駅」から歩く場合は約30分かかるため、おすすめしません。

JR線「港南台駅」

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陣ヶ下渓谷公園【保土ケ谷区】

次に2つ目は、市内で唯一の渓谷がある公園「陣ヶ下渓谷公園」です。
交通量の多い都会的な立地から一歩入ると、自然豊かで静かな「秘境」が広がっています。
陣ヶ下渓谷公園はもともと陣ヶ下渓谷のあった場所を整備し、2004年に開園したのです。

公園周辺は、西谷浄水場を囲むようにして住宅地が広がり、保土ケ谷区の中でも比較的自然の残された地域となっています。公園の北側は、帷子川、相模鉄道、国道16号線が東西に走り、西側の台地上には、県営西原住宅団地や公団くぬぎ台団地等の大規模住宅地が密着し、南側には、住宅地を挟んで西谷浄水場があります。

陣ヶ下渓谷公園 – 横浜市保土ケ谷区

そもそも、渓谷とは「山に挟まれた谷に川が流れている地形」のことを指します。
園内は緑が多いことで「都会のオアシス」とも言われ、知る人ぞ知る穴場スポットです。
そのため、キレイな川や澄んだ空気の渓谷は避暑地として暑い夏にぴったりですね。

子どもにぴったりなのが、渓谷ならではの渓流があるため、水遊びが楽しめることです。
水量もくるぶしほどの高さしかないため、比較的安全な場所となっています。
渓谷に流れる市沢川は、帷子川(かたびらがわ)の支流です。
そのため、サワガニといった、水辺の生き物もたくさん見つけることができます。
水に入るなら、水遊び用のマリンシューズと着替えを持参しましょう。

そして、大人は気軽でかなり本格的なトレッキングが楽しめます。
名前は公園ですが、遊歩道はほとんど舗装されておらず、急な坂道や水場なども多いです。
敷地面積が約35,000㎡あり、園内の入口も6つあるため、違った楽しみ方ができます。
こちらの公園も、虫除け対策をしっかり行って動きやすい服装で訪れましょう。
トレッキングや水遊びなど、大人から子どもまで楽しめるのは嬉しいですね。
アクセスは、相鉄線「西谷駅」から歩いて約20分となっています。

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朝夷奈切通【金沢区】

最後の3つ目は、鎌倉市との市境にあり、国指定史跡にもなっている「朝夷奈切通」です。
これは、朝夷奈三郎義秀が一晩で切り開いたという伝説からこの名が付きました。
鎌倉と六浦を結ぶ六浦道の主要な出入り口で「鎌倉七切通」の1つとされています。
この場所は、7つある鎌倉切通の中でも1番の長さを誇り、当時の面影が残る古道です。
1240年(鎌倉時代)に北条泰時の指揮で工事が進められ、峠道を開削しました。

鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡(あずまかがみ)』仁治元年(1240)11月30日の項に鎌倉と六浦(むつら)との中間に道路を開く議が定まり、時の執権第三代北条泰時が自ら足を運んだとある。開削工事は、翌年4月5日に着手された。六浦津(むつらのつ)は風浪を防ぐ天然の良港で、切通の開削により北条氏は鎌倉の外港としてこれを利用した。

朝夷奈切通 – 横浜市

朝夷奈切通が開かれた当時、幕府へ物資を運ぶ最重要道路として栄えていたそうです。
北条氏にとって、江戸以北からの物資はすべて六浦を通って鎌倉に入っていました。
そのため、このような歴史から1969年には「国指定史跡」へ指定されたのです。

昭和44年(1969)、いわゆる「鎌倉七口」、七切通の一つとして、鎌倉の地勢と外部との連絡状況を示す貴重な史跡であるとの理由で国の史跡に指定され、その後鎌倉市域の追加指定と相前後して、平成20年(2008)に切通の周辺地域が追加指定された。

朝夷奈切通 – 横浜市

現在は、自然を楽しめるハイキングコースとして親しまれています。
特に、穴場スポットとなっているため、全体的に静かな道となっているのが特徴です。
切り開いたとされる朝夷奈三郎義秀から名付けられた「三郎の滝」。
鎌倉で最もアクセスが難しいとされる秘境の神社「熊野神社」。
鎌倉市との市境にある高さ18mの「大切通し」など、見どころが多いのも魅力の1つです。
スパッと一直線に切り開かれ、むき出しとなった砂岩が幻想的な雰囲気となっています。
岩肌のすき間には、緑色のところどころに湿気を含んだ苔が生え、圧巻ですね。

そして、朝比奈峠の「鎌倉側入口」側に位置しているのが、甘味処「梅のや」です。
羊羹やあんみつなど甘い物が提供され、雰囲気ある門構えで森の中にひっそりと佇むお店。
身体を動かした後にぴったりなこちらへあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
アクセスは、京急線「金沢八景駅」から神奈川中央交通バスで約15分となっています。
「朝比奈」バス停で下車し、歩いて約15分です。
少しアクセスの悪い立地となっていますが、訪れる価値のある絶景が広がっていました。

夏は「横浜の避暑地」で猛暑を乗り切ろう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで「横浜の避暑地 ひんやりスポット」についてお伝えしました。
2022年の夏も、例年以上に暑くなりそうです。
紹介した3つは、ハマっ子でもあまり知らない地元民が行く穴場スポットとなっています。
都会にいながら、自然のマイナスイオンを浴びることができるのが「横浜の避暑地」。
涼しさを求めて、自然が残る「横浜のひんやりスポット」に行くのもアリですね。
エアコンの効いた部屋にいる時とは異なる涼しさを味わえます。
夏ならではの楽しみ方でいつもと違った「横浜の避暑地」へ出かけませんか。

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