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横浜の暑い夏も 本郷ふじやま公園で
JR本郷台駅とJR港南台駅の間に位置し、横浜市栄区にある「本郷ふじやま公園」をご存知ですか?
意外にも知られていませんが、公園自体も大きく、夏の暑い季節にはおすすめスポットです。
今回は、そんな「本郷ふじやま公園」についてお伝えします。
目次
横浜の夏もビルや住宅が多く、暑さの逃げ場がないので、結局冷房の効いた建物の中で過ごすしかないですよね。
毎年熱中症の人が病院に運ばれるというニュースを聞きます。
暑いから外へ出ないというのも、ちょっと息苦しいですよね。
暑い夏に、横浜市栄区にある「本郷ふじやま公園」に行ってみませんか?
公共交通機関で行く場合は、大船駅・港南台駅・金沢八景駅・上大岡駅からバスで「中野町」もしくは「鍛冶ヶ谷」バス停から徒歩となります。
詳しくはホームページよりご確認ください。
参考:http://www.hongofujiyama.jp/mitiannai/buskeito.html
公園の南側に有料駐車場がありますので、そちらへ駐車が可能です。
場所が住宅街に入っていく細い道なので、迷わないように地図をご確認ください。
参考:http://www.hongofujiyama.jp/mitiannai/mitisuji.html
この「本郷ふじやま公園」は1つの小さい山が公園になっているようなところです。
取材したこの日も、かなり暑く陽の当たる場所にいたら汗が噴き出て長時間そのままでいるのは難しい感じがあります。
気温も35°Cくらいにはなっていたでしょうか。
ですが、「本郷ふじやま公園」の竹林に入ると太陽をさえぎっているので、なんだかホッとする空間となります。
日傘を閉じて、ゆっくり歩くことができます。
アスファルトを歩いていた時には、足元もとても暑かったのですが、ここの竹林では土の上に竹の葉が落ちていてフカフカとした感覚で、こちらも足に優しい感じでした。
なんと言っても、目にも美しい竹林です。
京都など竹林が美しい場所が観光名所になっていたりしますが、なんと身近な横浜でもこんなに美しい竹林が見られるとは!
公園の中には2箇所竹林があり、「中野竹林」と「鍛冶ヶ谷竹林」とエリアが分かれていますので、よかったら両方行ってみてください。
なかなか写真も「映え」るのでお天気の良い時に、撮影に行ってみてもいいかもしれないですね。
草むらや樹木の多いところは、蚊などもいますので、行く際には「虫除け」などをされてから行くことをおすすめします!
本郷ふじやま公園には「旧小岩井家」の住宅があります。現在は横浜市指定文化財になっているそうです。
鍛冶ヶ谷村の名主だった「小岩井家」から寄贈を受け、移築復元されたそうです。
この住宅は江戸時代の雰囲気を今に伝えるため見学が可能です。
主屋及び 長屋門は江戸時代末期に建てられたものだそうで、当時の一般の農家には見られない格式のある造りなのだそうです。
平成14年に横浜市指定文化財に指定されました。
お子様の学習にはもちろんですが、大人が見に行っても興味深い場所ですよ!
その他、本郷ふじやま公園の中には色々な見所があります。
今回取材した時期(2021年8月)は梅の季節ではなかったので、写真の撮影はして来ませんでしたが、「梅林」があったり、農園があったりします。
上の写真の中央部分に柵があると思いますが、その辺りが農園です。
そこもかしこも緑なので、ちょっとわかりずらいかもしれませんが…。
この「本郷ふじやま公園」は小さい山が公園になっている感じなので、公園の中は平らなところが少なく、アップダウンがあります。
また、公園の中心地には「富士塚」がありますので、お時間のある方はそちらまで是非行ってみてください。
駐車場の近くには「弓道場」がありますので、そちらへ通う方々もいるようです。
本郷ふじやま公園では、公園内の自然のものを使った「体験教室」なども行われています。
参考:http://www.hongofujiyama.jp/kyositu/3tukigoseihyoji.html
横浜というと、どうしても「みなとみらい」や「中華街」などを想像しがちですが、住宅が多い地域などにはこういった心休まる空間があるんですよね!