横浜市18区の公式ゆるキャラ知ってる?特徴は?
横浜市は、全部で18の区に分けることができます。
その18区すべての区に「行政公式マスコットキャラクター」が存在しているのです。
横浜市のゆるキャラは、区に由来した個性的でカワイイ見た目のキャラクターばかり。
ここでは、横浜市18区「行政公式マスコットキャラクター」を紹介するコンテンツです。
横浜市18区の公式ゆるキャラ知ってる?特徴は?
1年を通して国内外から多くの観光客が訪れ、全国でも有数の人気観光地「横浜」。
横浜は、SUUMOの「住みたい街ランキング(首都圏版)」でトップに輝いています。
この順位は1度だけでなく5年連続で1位を獲得し、殿堂入りを果たしているのです。
そんな横浜市18区すべてに「公式ゆるキャラ」が存在していることをご存知でしょうか?
意外と知られておらず、ハマっ子である私も初めて知りました。
そのため、初めは「横浜市に18のゆるキャラがいるって本当?」と疑ってしまうほど。
「どんなキャラクターがいるの?」「名前や特徴は?」「いつからいる?」
今回は、横浜市18区「行政公式マスコットキャラクター」の特徴についてお伝えします。
横浜18区のマスコットキャラクターを紹介!名前と特徴まとめ
ここからは、横浜18区の「行政公式マスコットキャラクター」をご紹介します。
ぜひ覚えて、自分の好きな「推しキャラ」を探してみてくださいね。
ワッくん【鶴見区】
鶴見区のマスコットキャラクターは「ワッくん」です。
ワッくんは、横浜市100周年を迎えた1988年に「つるみフェスティバル‘88」で誕生。
その後、みんなに親しんでもらうために公募で名前が決定しました。
なぜ、ワニなのかというと「鶴見区の形がワニの横顔に似ているから」です。
また「つるみフェスティバル‘88」のイベントテーマは「丘と川のシンフォニー」でした。
そのため、水陸両棲生物として強いイメージのある「ワニ」がぴったりだったからだそう。
ワッくんは、遊ぶのが大好きな元気な男の子です。
他にも「パパ/ママ/ちびワッくん/ワッコちゃん(ワッくんのお友達)」がいます。
参考:「はじめまして!ワッくんです」(ワッくんの自己紹介)- 横浜市鶴見区
横浜 鶴見ってどんな街? 暮らしやすいの? – 横浜で暮らそう
かめ太郎【神奈川区】
神奈川区のマスコットキャラクターは「かめ太郎」です。
神奈川区に残る「浦島太郎伝説」の亀に因み、1983年(昭和58年)に制定しました。(右)
神奈川区のマスコットマーク・シンボルマーク – 横浜市神奈川区
そして、誕生から25周年を迎えて、新しい「かめ太郎」が活躍しています!!(左)
かめ太郎は1983年に誕生しましたが、現在のかめ太郎は実は「2代目」なんです!
神奈川区には、古くから「浦島太郎伝説」があります。
浦島太郎が足を洗った川や井戸、浦島太郎が泣いたとされる石などが残っているのです。
この伝説から、浦島太郎を竜宮城へ連れて行った「カメ」がモデルになっています。
神奈川区は、亀の街灯や車止めなど「浦島太郎 ゆかりの地」を感じられる街なのです。
横浜 神奈川区に伝わる「浦島太郎伝説」とは? – 横浜で暮らそう
にしまろちゃん【西区】
西区のマスコットキャラクターは「にしまろちゃん」です。
にしまろちゃんは、2007年に西区の花である「すいせん」をイメージして誕生。
しかし、当初は名前がありませんでした。
区民の皆さんから「かわいい!名前はないの?」という声を受けて、一般公募で決定。
名前には「西区の活動がまろやかに進んでいくように」という願いが込められています。
にしまろちゃんは、水仙の妖精で花言葉「自己愛」に由来してナルシストな性格です。
スウィンギー【中区】
中区のマスコットキャラクターは「スウィンギー」です。
スウィンギーは、2007年に中区制80周年を記念して中区民の皆さんから選ばれて誕生。
海の街・中区のイメージして「カモメ」となりました。
生まれも育ちも大さん橋のため、とてもインターナショナルなカモメなんです!
ジャズプレイヤーであり、サービス精神たっぷりのエンターテイナーでもあります。
イベントが好きで、街のイベントにもカモメのフットワークで飛んでいくのです。
特技であるサックスもたまに音程を外すことがあるものの、憎めない性格で愛されキャラ。
みなっち【南区】
南区のマスコットキャラクターは「みなっち」です。
みなっちは、2004年に南区制60周年を記念して区民の皆さんからの公募により誕生。
桜の花びらをモチーフにした桜の妖精で、胸のハートマークがチャームポイントです。
南区の花「桜」にぴったりなキャラクターとなっています。
こう、なん、くぅ、83太郎【港南区】
港南区には、正式なマスコットキャラクターがありません。
しかし、港南区の広報キャラクターは存在します。
それが「こう、なん、くぅ」です。
こう、なん、くぅは、3人組のキャラクターのため、常に手をつないでいます。
また、港南ひまわり83運動マスコットキャラクター「83太郎」もいました。
「港南ひまわり83運動」は、誰にでも簡単にできる”子どもを見守る”運動です。
港南ひまわり83(ハチサン)運動 – 横浜市港南区
小学生が登下校する時間(8時頃と3時頃)に、散歩や買い物、家の周りの掃除など、積極的に外に出るだけ!
子どもたちの姿を見かけたら、温かく見守ってください。
顔見知りになって、あいさつを交わすような関係ができるといいですね。
見守りの輪が、地域全体に広がりますように・・・
83太郎は、小学3年生の男の子でお散歩が好きなしっかり者かつ世話好きの性格です。
南区のホームページには、ぬりえがダウンロードできるようになっていました。
ぜひ、お子さんのいらっしゃる方は一緒にやってみてくださいね。
かるがも隊長【保土ケ谷区】
保土ケ谷区のマスコットキャラクターは「かるがも隊長」です。
かるがも隊長は、1990年に保土ケ谷区の鳥として「カルガモ」を制定しました。
その後、保土ケ谷への親しみを込めて区鳥である「カルガモ隊長」が誕生。
かるがも隊長には、他にも3羽の隊員「ほどにぃ、ルル、ガッちゃん」がいます。
参考:保土ケ谷区のシンボルマーク・花・鳥・木 – 横浜市保土ケ谷区
横浜 保土ケ谷区ってどんな街?暮らしやすいの? – 横浜で暮らそう
あさひくん【旭区】
旭区のマスコットキャラクターは「あさひくん」です。
あさひくんは、2008年に旭区誕生40周年記念としてデザインと愛称を募集しました。
その後、区内各所やインターネット上で一般投票を行って誕生。
旭区に住んでいる人や旭区を詳しく知らない人にも、より旭区に興味を持ってもらえるように、明るい太陽(朝日)をモチーフにしました。
旭区マスコットキャラクター「あさひくん」- 横浜市旭区
オレンジや黄色を使って活気溢れる元気な旭区を表現し、手を翼の形にすることで、未来へ羽ばたく希望を描けたと思います。
あさひくんの好きな食べ物は綿菓子で、太陽のように明るく元気な性格です。
一緒に踊ろう体操を公式YouTubeで公開しているほか、公式LINEスタンプまであります。
参考:旭区マスコットキャラクター「あさひくん」- 横浜市旭区
いそっぴ【磯子区】
磯子区のマスコットキャラクターは「いそっぴ」です。
いそっぴは、2008年に「磯子まつり」という区民まつりのキャラクターとして誕生。
その後、めでたく磯子区の公式マスコットキャラクターとなりました。
名前の由来は、磯子区の「いそ」と磯子まつりを連想する「はっぴ」を掛け合わせたもの。
これは子どもから大人まで誰でも覚えやすく、呼びやすい名前が選ばれました。
デザインは「ISOGO(磯子)」の英文字をちりばめ、重ね合わせたものです。
また、磯子区の発展として「No.1」を表し、頭には区の木である「梅」を付けています。
この頭に飾られた梅の花は季節に応じて、区の花「コスモス」になることも。
いそっぴは、誰にでも親しみやすく明るく元気なキャラクターです。
参考:磯子まつり公式サイト
ぼたんちゃん【金沢区】
金沢区のマスコットキャラクターは「ぼたんちゃん」です。
ぼたんちゃんは、区の花「牡丹」の妖精として誕生しました。
金沢区では、古くから「泥亀のぼたん」がとても有名です。
1993年には、金沢区民のみなさんの投票で区の花として「ぼたん」が選ばれました。
ぼたんちゃんは、そんな赤い大きな牡丹がトレードマークとなっています。
参考:金沢区役所広報キャラクターぼたんちゃん – 横浜市金沢区
ミズキー【港北区】
港北区のマスコットキャラクターは「ミズキー」です。
ミズキーは、2009年の区政70周年記念して区民投票により誕生しました。
区の木「ハナミズキ」の妖精で、身長はチューリップと同じくらいだそう。
人懐っこいのんびり屋で失敗することもあるけど、お昼寝すると忘れちゃう性格です。
ミドリン【緑区】
緑区のマスコットキャラクターは「ミドリン」です。
ミドリンは、2009年の緑区制40周年を記念して区民投票により誕生しました。
緑区と同じ10月生まれ、特技は光合成で緑区の森や林の中に住んでいます。
二酸化炭素を吸って酸素を生み出すことで、地球温暖化防止に貢献しているそうです。
みどりの葉っぱをモチーフに、服は緑区の木「かえで」と「ミ」の文字をデザイン。
ほっぺには、区の花「シラン」のパープルの花びらをデザインしています。
公式YouTubeでは「ミドリンたいそう」が公開されているため、ぜひチェックしてみてください。
ミドリンルーム~緑区キャラクター「ミドリン」のお部屋~ – 横浜市緑区
なしかちゃん【青葉区】
青葉区のマスコットキャラクターは「なしかちゃん」です。
なしかちゃんは、2009年の青葉区制40周年を記念して区民投票により誕生しました。
名前は誰でも覚えやすいだけでなく、優しくて可愛らしい雰囲気から命名。
区の花「ナシ」がイメージされており、手と足は青葉区のきれいな緑を表しています。
青葉区マスコットキャラクター なしかちゃんの部屋 – 横浜市青葉区
つづき あい【都筑区】
都筑区のマスコットキャラクターは「つづき あい」です。
つづき あいは、2005年に都筑区地域福祉保健計画のキャラクターとして誕生。
人と人との「出会い/支え合い/分かち合い」3つの「あい」がデザインされています。
その後、2009年に都筑区の公式マスコットキャラクターとなりました。
現在は「つづきあいちゃん」や「あいちゃん」などの呼び名で親しまれています。
都筑区マスコットキャラクター「つづき あい」について – 横浜市都筑区
うなしー【戸塚区】
戸塚区のマスコットキャラクターは「うなしー」です。
うなしーは、2009年に戸塚区制70周年を記念し、公募で選ばれて誕生しました。
心の優しいのんびり屋の牛です。
身長153cm、体重47kg、好きな食べ物は「浜なし」、特技は「どこでも寝れること」。
体の斑点の色は、それぞれ戸塚区の名所や名物を表しています。
- ピンク「桜」「ハム」
- 青「川(柏尾川など)」「池」「滝」
- 緑「森」「公園」「畑」
- 茶「一里塚」「大わらじ」「東海道」
- 黄「ミズキンバイ」
- 赤「お札まき」
タッチーくん【栄区】
栄区のマスコットキャラクターは「タッチーくん」です。
タッチーくんは、栄区の東西に流れる「いたち川」をイメージして2003年に誕生。
区民の皆さんに親しみをもってもらうため、川の名前にちなんでイタチとなったのです。
いたち川や栄区の自然と触れ合う意味で英語の「touch(タッチ)」と名付けられました。
2020年のゆるキャラグランプリ(ご当地部門)では、神奈川県1位(全国28位)に!
現在では、タッチーくんの可愛らしい姿が子どもから大人まで幅広く親しまれています。
いっずん【泉区】
泉区のマスコットキャラクターは「いっずん」です。
いっずんは、泉区のPRを目的に泉区制20周年を記念して2016年に誕生しました。
頭は泉や水、目/口/足は泉区の緑、体は泉区の花「あやめ」をイメージしています。
性別はなく、口癖は語尾に「ずん」をつけることだそう。
泉区のホームページには、いっずんの絵描き歌もありました。
ぜひ、お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね。
泉区マスコットキャラクター「いっずん」の部屋 – 横浜市泉区
せやまる【瀬谷区】
瀬谷区のマスコットキャラクターは「せやまる」です。
せやまるは、2002年に区民の皆さんからの愛称募集をもとに名付けられました。
愛らしい大きな目が特徴の散歩が大好き、好奇心旺盛でわんぱくなコノハズクの男の子。
瀬谷区の形がコノハズクに似ていることから由来しています。
コノハズクは日本でいちばん小さいフクロウの仲間で、全長20cm程度しかありません。
せやまるは、とっても家族想い。
ファミリーは、このは/お父さん/お母さん/おじいちゃん/おばあちゃんの5人がいます。
2020年には、区制50周年記念で区役所庁舎1階入口前にせやまるのブロンズ像を設置。
横浜18区のマスコットキャラクターを推そう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市18区「行政公式マスコットキャラクター」をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
どのキャラクターも個性があって可愛く、子どもから大人まで親しまれるような雰囲気。
名前の由来やデザインもその区に関係していて、思いがたくさん詰まっていました。
今回ご紹介したゆるキャラたちは、区民まつりなどのイベントなどに参加しています。
そのため、運が良ければどこかで会えるかもしれません。
横浜市18区を覚え、自分の好みな「推しキャラクター」を探してみてはいかがでしょうか?