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横浜 保土ケ谷区ってどんな街?暮らしやすいの?
今回は、保土ケ谷区が生活圏内のライター目線でのコンテンツです。
保土ヶ谷区 の住まいや暮らしやすさに対して検索すると、いろいろなコンテンツがでてきます。
このコンテンツは、少し視点を変えて横浜「保土ヶ谷区」で生活してみてどんな風に感じたのかという感覚と実際のデータを紹介しています。
横浜「保土ヶ谷区」で住まいをお探しの皆さんは是非ご検討ください。
目次
横浜市保土ケ谷区は、横浜市の中央部に位置し、東西に5.80km、南北に7.40kmあります。
起伏に富んだ地形で山坂が多く、最高地は今井町で海抜97.0m、最低地は天王町で海抜0.1mとなっています。
神奈川区、西区、南区、 戸塚区、旭区、緑区と6つの区に隣接しています。
横浜市の中心点が保土ケ谷区星川二丁目「星川中央公園」内にあたります。
箱根駅伝や旧東海道で有名な「権田坂」も保土ケ谷区にあり、坂道が多い街という印象です。
パソコン等で変換すると「保土ヶ谷区」とケが小さくなってしまうのですが、「保土ケ谷区」とケが大きい方が正しい表記になります。
区民の皆様から、『「保土ケ谷区」の表記「ケ」は大きいのと小さいのが混在していてどちらが正しいの?』との
「保土ケ谷区」の「ケ」は大きな「ケ」です! 横浜市保土ケ谷区
お問い合わせをいただくことがあります。
区名や町名については、横浜市の「区の設置並びに区の事務所の位置、名称及び所管区域を定める条例
(条例第1号、昭和34年3月14日制定)」で定めており、条例では大きな「ケ」を使用しています。
保土ケ谷区では、これから、『「保土ケ谷区」の「ケ」は大きな「ケ」です!』と宣伝していきます。
保土ケ谷区は宿場町として栄えた歴史の街で、市内で最初の区として誕生した街でもあります。
保土ケ谷区は、江戸時代には宿場町として、開港後は近代水道や工業の中心地として栄えてきました。
◎2021年統計で知るほどがや へそ 全頁(PDF:32,877KB)
昭和2年(1927年)10月1日の区制施行で、鶴見区、神奈川区、中区、磯子区とともに誕生した保土ケ谷区。
2017年に区政90周年を迎えました。
保土ケ谷区のシンボルマークは人と環境をテーマに「住み良い保土ケ谷区」の将来の発展への願いがこめられているマークとなっています。
昭和52年に、区制50周年を記念して一般公募により制定されました。
人と環境をテーマに「住み良い保土ケ谷区」の将来の発展への願いがこめられています。平和な発展を意味して円が組み合わされ、三角形により理想をめざす人を形作っています。円のグラデーションによってできる三日月は、さらなる発展性を表しています。
横浜市の統計によると、保土ヶ谷区の人口は18区中第9位、世帯数は第8位と数値が中間で平均的な地域といえます。
区分 | 保土ケ谷区 | 横浜市 | 基準日 | 18区中順位 |
世帯数 | 97,635世帯 | 1,731,071世帯 | R2.9.1 | 8位 |
人口 | 206,013人 | 3,757,630人 | R2.9.1 | 9位 |
保土ケ谷区の治安を見てみましょう。
推計人口・世帯数【最新】 横浜市のデータを参考に、人口密度が高い上位4区+6位の保土ケ谷区を犯罪発生率から比較します。(2021年10月1日現在)
犯罪数参考:神奈川県警察/刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数(令和3年1~9月累月暫定値)
(犯罪発生率=犯罪数÷人口×1,000)
横浜市全体:2.47%
人口密度 | 区分 | 犯罪発生率(%) |
1位 | 南区 | 2.69 |
2位 | 西区 | 6.17 |
3位 | 港北区 | 2.46 |
4位 | 港南区 | 2.43 |
6位 | 保土ケ谷区 | 1.96 |
横浜市全体や他の区と比べて犯罪発生率が低く、治安が良い地域といえます。
JR横須賀線 保土ケ谷駅とJR横須賀線 品川駅の家賃相場を比較します。
アパートで1K/1DKの比較相場です。
JR横須賀線 保土ケ谷駅 | 5.6万円 |
JR横須賀線 品川駅 | 7.7万円 |
JR横須賀線の保土ケ谷駅は横浜駅から一駅で便利なこと、駅から離れると静かな住宅街になるので一人暮らしでも住みやすい街です。
品川駅まで30分で行くことができるので相場を考えて選んでみるのもいいと思います。
JR横須賀線/JR湘南新宿ライン
相鉄線
JR横須賀線は品川方面へのアクセスが便利で、保土ケ谷駅から品川駅までの所要時間は約30分です。
保土ヶ谷駅から湘南新宿ラインも出ていますので新宿方面にも行きやすいのが魅力。
また、相鉄線は横浜や湘南台方面だけでなく、西谷と羽沢横浜国大駅にはJR直通線が止まるので新宿にもアクセスしやすくなりました。羽沢横浜国大駅から新宿駅までの所要時間は約40分です。
保土ケ谷区には横浜のアメ横と呼ばれる商店街「洪福寺松原商店街」があります。
「ハマのアメ横」「横浜のアメ横」と呼ばれるだけあり八百屋・肉屋・魚屋の生鮮三品のお店を中心に各店がエネルギッシュで活気にあふれています。
平日でも買い物客が多く、地域住民の生活を支えているだけでなく休日や年末の大売出しでは「ハマのアメ横」の名の通り遠方からも多くの人が訪れています。
縁日のようであり市場のようでもある雰囲気。焼き鳥、おでん、パン、ソフトクリーム、たい焼きなど、食べ歩きしながら商店街を満喫できます。
横浜にもあるアメ横 「洪福寺松原商店街」は新しい横浜観光スポット | 横浜で暮らそう
保土ケ谷区は横浜へのアクセスが良い都会にありながら自然豊かで暮らしやすい街です。
横浜駅から1時間以内・新宿からも1時間で行ける横浜の渓谷、秘境という名の通り、自然が沢山あって大きな道路が近くを走っているのに、静かな場所「陣ヶ下渓谷公園」や高校野球神奈川大会の決勝が行われる球場があり子ども用の遊具も充実している公園「保土ケ谷公園」、遊園地という名前ですが池や自然いっぱい、隣には植物園もある「横浜市児童遊園地」などがあります。
大人も子どもも大満足、自然に触れ合って心も癒されます。
休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう | 横浜で暮らそう
江戸と京都を結ぶ重要な街道である東海道。
その4番目の宿場として誕生したのが保土ヶ谷宿場です。
天王町~保土ケ谷駅周辺を散策するとあちこちに歴史の跡が見られます。
また保土ヶ谷区は宿場まつりが有名です。
保土ヶ谷駅西口の旧東海道を歩行者天国にして、
ステージイベントや、「ござ市」という商店街、市民の方の出す様々なミニブースを楽しむ2日間のイベントです。
3万人もの人が集まる大型イベントですが、2021年度も中止となりました。
落ち着いたらまた賑やかに開催してほしいですね。
横浜市保土ヶ谷区周辺に暮らして15年ほどになりますが、交通の便がよく、自然豊かでオススメしたい「住みやすい街」です。
横浜での暮らしを検討するにあたって、魅力溢れる「保土ケ谷区」を選択肢の1つに考えてみてはいかがでしょうか。
このコンテンツを通して、保土ケ谷区に暮らすことを検討している方の参考になれば幸いです。