自然がいっぱい、横浜市児童遊園地
横浜は公園が多い自治体、政令指定都市では全国で3番目(国土交通 H28年度データ)
その中でも保土ケ谷区 は緑が多い印象があります。
ここでは保土ケ谷区にある横浜市児童遊園地についてお伝えいたします。
自然がいっぱい、横浜市児童遊園地
横浜市保土ヶ谷区の南にある「横浜市児童遊園地」は自然がいっぱいの大きな公園です。
密になる心配もなくのびのびと遊ばせることができる横浜市児童遊園地についてご紹介します。
横浜市児童遊園地公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/jidoyuen/
横浜市保土ヶ谷区に遊園地?
児童遊園地、名前からイメージすると
観覧車やジェットコースターなどの遊具がある場所と思ってしまいますが、
実際は緑に囲まれた公園です。
日本の近代学校制度制定50周年を記念して、1922年に横浜市と市内の小学校長により整備計画がなされる。関東大震災による工事の一時中断を経て1929年に完成。運動場や大芝生広場、プールなどがあり、戦前は格好の遠足地としても親しまれた。
横浜市児童遊園地 – Wikipedia
第二次世界大戦後、1951年のサンフランシスコ講和条約関連して締結された協定により、園内の一部が接収され英連邦軍の戦没者墓地として永久使用されることが決定。1957年から代替施設の整備が行われる。
1980年に横浜市環境事業局(現在の資源循環局)の保土ヶ谷工場が建てられると共に、工場で焼却炉によって発生する熱エネルギーを利用した温水プールが園内に作られた(2010年に保土ヶ谷工場が休止され、現在はボイラーを使用している。)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82%E5%85%90%E7%AB%A5%E9%81%8A%E5%9C%92%E5%9C%B0
このように歴史が古く、戦前からある公園で、
隣にはこども植物園と英連邦横浜戦死者墓地があります。
丘陵の地形を活かした自然いっぱいの園内
保土ヶ谷区狩場町の丘の上にある児童遊園地。
その地形を活かして園内には傾斜地が多くあります。
樹木のほかに広場や池が整備され、散策や遊ぶのにぴったりです。
児童遊園地の案内図。約14ヘクタール(環境活動支援センター含む)もある広大な土地となっています。
公園の各場所で見ることができる生きものと環境の看板があって探しながら散策するのも楽しそう。
木に囲まれた道を進むと、昭和9年11月に皇太子(現上皇陛下)の御降誕を記念して横浜市内の小学校、教員、児童により記念植樹を行った記念植樹碑があります。
公園入口からしばらく歩くと遊具広場があります。
こども向けの遊具がたくさんあり、長いすべり台や砂場などで遊べます。
ベンチやテーブルもあるのでお弁当を持ってきてそこで食べるのもいいですね。
そして池も整備されています。
コイ、カメ、メダカが生息していてまれにカワセミも飛来します。
釣りで訪れている人やカワセミなどの撮影をしに訪れている人も多く見かけました。
訪れた際にカワセミを見ることができました。写真だと小さすぎてわかりませんが…
他にも赤とんぼを発見したりカエルの鳴き声を聞くことができ、自然とたくさん触れ合うことができました。
他にも健康遊具がある自由広場や梅林や竹林、花畑が広がり春には約300本のサクラが咲くそうです。
お花見にもぴったりですね。
隣のこども植物園と合わせて楽しめる
坂道を隔てて隣には横浜市こども植物園があります。
ちょうど区の堺で児童遊園地が保土ヶ谷区、こども植物園は南区なのが面白いところ。
植物園は四季折々さまざまな植物を見ることができて植物や虫のイベントも定期的に開催されています。
児童遊園地よりは小さいですがそれでも3ヘクタールあるので散策にぴったり。
植物園で植物の観察をした後に児童遊園地の遊具で遊ぶのも楽しいと思います。
こどもと一緒でも、大人だけでもリフレッシュできる児童遊園地
横浜市児童遊園地へのアクセスは
JR保土ヶ谷駅東口のバス乗り場からバスで「児童遊園地入り口」下車、
坂を上って徒歩5分 もしくは 京急井土ヶ谷駅からバスで「児童遊園地前」下車徒歩1分になります。
車で行く場合も有料駐車場があります。
こどもと一緒に遊具広場や池の周り、保土ヶ谷プール(開館したら)で遊ぶもよし、
ぶらっと訪れて広い公園内を散策して癒されるのもよしの児童遊園地です。