マニアックでちょっと変わった体験を!横浜でキクラゲ狩りに行こう
週末はどこへ行こう?
遊園地、買い物、はやりのスウィーツを食べに行く…色々あります。
そんな中、横浜でちょっと変わった「キクラゲ狩り」を体験するのはいかがでしょうか?
ここでは、横浜市で楽しめる「キクラゲ狩り」について紹介するコンテンツです。
マニアックでちょっと変わった体験を!横浜でキクラゲに行こう
横浜には、なんとキクラゲ狩りができるところがあるのです!
今回は、全国でも珍しい「キクラゲ狩り」が横浜市で体験できる場所をお伝えします。
キクラゲ狩りと生キクラゲは珍しい!
関東近辺に「〇〇狩り」ができる場所はたくさんあります。
しかし、有名どころで言えばイチゴやミカンなどの果物、お芋掘りなどの野菜が多いですよね。
キクラゲは聞いたことがなく、とても珍しいと思いませんか?
普段、目にするキクラゲはほとんどが乾燥しているもの。
しかし、キクラゲ狩りに行けば、レアな生状態のキクラゲに触れることができます。
シイタケやエリンギとは異なるあの形も生の状態だと、一体どんな姿なのか気になりませんか?
国産キクラゲは珍しい!
そもそも、現在日本で流通するキクラゲのほとんどは中国産の乾燥キクラゲ。
作っているもの しいたけ – 永島農園
通常出回っているキクラゲの90%以上は外国産。
国産のキクラゲはまだまだ希少です。
全国のスーパーで見かけるキクラゲは、ほとんどが海外で育った「外国産」。
そのため、国産のキクラゲを購入するのはとても困難なのです…。
しかし、国産でなおかつ横浜産のキクラゲをゲットできる場所が横浜市内にあります。
栄養も豊富
キクラゲはヘルシーで栄養も豊富。
日本や中国では、薬膳としても使われています。
乾燥キクラゲは低カロリーで栄養豊富。食物繊維、カルシウム、カリウム、鉄に加え、ビタミンDに変化するエルゴステロールも成分に含まれています。食物繊維は便秘の改善、鉄は貧血予防、ビタミンDは歯や骨を丈夫にしてくれる効果が期待できます。
キクラゲ 栄養や効能は?下処理や保存方法、食感を楽しむ簡単レシピも – Shufoo!プラス
昨今、生キクラゲがスーパーでも出回り始めたとはいえ、まだ生の状態のキクラゲを見たことのない人はきっと多いはず…。
色々珍しい「横浜でのキクラゲ狩り」、きっと友達への話のネタにもなりますね!
知ってる?キクラゲの生え方
キクラゲ栽培風景をご紹介
キクラゲの栽培方法には、「原木栽培」と「菌床栽培」があり、今回は「菌床栽培」されているキクラゲの様子をお伝えします!
きくらげの栽培方法には、原木栽培と菌床栽培がありますが、一般的には菌床栽培が行われています。原木栽培は、原木から採ったというブランド価値を付加できますが、天候や気温、病害虫の影響を受けやすく収量や品質が安定しません。また原木は重いため重労働になります。一方で菌床栽培では、施設や設備にコストがかかりますが、1年を通じて収穫することが可能です。
きくらげ栽培を始めたい方必見。初期費用と失敗しない3つのポイント – ニッポー
ハウスにはずらりと並ぶキクラゲ。
圧倒され、ワクワクする光景ですね。
写真のような白いブロック状の物にキノコが生えています。
これは「菌床(きんしょう)」と言い、オガクズや小麦粉で作られています。
菌床はビニールに包まれており、菌を植えたあと、斜めに切り込みを入れます。
そして、そこからキノコが出てくるようにしてあげるのです。
言われてみれば、確かに斜めの切れ込みから生えてきてますよね。
中華丼などに入っている丸くて平べったい形になる前のミニサイズは、とても魅惑的なラッパフォームです。
水やりは、ハウス内に張り巡らされたパイプからミストが1日に何回か出てくるそう。
まさに、キクラゲたちが水浴びをしています。
水を弾いていますね。ブリブリです。
生キクラゲは思ったよりもかなり肉厚でみずみずしく、ビロードのような感触があります。
乾燥して硬くなった姿からはちょっと想像できないですよね。
狩るときは手の平サイズが美味しいらしいです。
生まれたての姿もじっくりと見れて、乾燥キクラゲとは少し違った姿ですね。
白いキクラゲというものもあるそうです。
栽培が難しいため、価格が異なるので狩りの対象ではないとのこと。
珍しいものなので、ありがたく見学させていただきました。
とにかく肉厚でプルプルとみずみずしいですね。
やはり乾燥物よりもかなり大きく、大きいサイズは大人の手のひら程度の大きさ。
とても新鮮な気分になれるキクラゲ体験となりました。
私が近所だったら毎月行きそうです。
皆さんもぜひ一度行ってみてください!きっと楽しめること間違いなしです!
そしてキクラゲを食べるたびに、あの魅惑的な姿を思い出すことでしょう。
キクラゲ狩りはどこで体験できる?
今回取材させていただいたのは、金沢区の永島農園。
URL:http://nagashima-nouen.jp/reservation_shiitake.html
キクラゲは5月から10月までがシーズンです。(要予約)
10月から5月までは、シイタケ狩りを行っていました。
入場料は無料で、100g当たり300円(税込)の量り売りで楽しめます。
横浜のキノコ栽培所とキノコイベント
横浜にあるキノコ栽培所 青葉ファームランド
横浜市青葉区にある青葉ファームランドは、就労支援としてシイタケの菌床栽培や地元農家さんたちが作った作物の加工を主に行っているそうです。
またこちらで栽培されたシイタケは、利用者さんが加工まで行い、作られた商品はJA横浜の直売所などで購入することができるようです。
参考:青葉ファームランドについて – 青葉区の就労支援B型施設 青葉ファームランド
横浜にあるキノコ栽培所 きのこハウスひらもと
横浜市緑区にあるキノコ栽培園きのこハウスひらもとでは、シイタケやその他のキノコを菌床で栽培、敷地内にはキノコの無人販売機を設置しているそうです。
面白そうですね!
きのこハウスひらもとの敷地内にこのほど、無人販売機が登場した。
2004年からは、菌床栽培にシフト。同園の特徴でもある菌床作りから栽培までを一貫して行っている。
きのこハウスひらもと 敷地内に無人販売機設置 園主「気軽に購入を」緑区 – タウンニュース
一年を通してシイタケを栽培しており、季節ごとにアラゲキクラゲ(夏)、ヒラタケ、なめこ(冬)、ウスヒラタケ、(春、秋)なども栽培している。
横浜のキノコイベント ヨコハマきのこ大祭
横浜にはきのこのお祭りもあるようです。
2024年は、10月26~27日にみなとみらいで開催予定。
様々な種類のキノコをきのこを見て、食べて、愛でることができるようです。
とても楽しそうですね!
参考:ヨコハマきのこ大祭2024 みなとみらい『MMテラス』で10月26日・27日に開催決定!
独特なキノコの世界を横浜で楽しむ
キノコはなんだか不思議な外観と、菌であるという謎めいた食べ物「キノコ」。
どこかマニアックな雰囲気がありますよね。
そんなキノコをただ食べるだけなんて、もったいない!
ぜひ一度、菌床からニョキニョキ生えるみずみずしい生キノコ、生キクラゲをゆっくり愛でて見てください。
ちょっと変わった横浜を体験してみませんか?