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横浜発祥の「横浜の家系ラーメン」とは?特徴とおすすめ店3選

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横浜の家系ラーメンとは?歴史とおすすめ店3選
全国で多くのファンを魅了する「家系ラーメン」。
その家系ラーメンは横浜が発祥の地なのです。
一口食べると忘れられない美味しさのある家系ラーメン。
ここでは、横浜家系ラーメンの「特徴・歴史・おすすめのお店」を紹介します。

横浜の家系ラーメンとは?

横浜家系ラーメンは、神奈川県横浜市にあるラーメン店「吉村家」を元祖とされています。
そして、その影響でできたお店のラーメンを「家系ラーメン」と呼びます。
また、○○家とつけるお店が多かったので「家系(いえけい)」と呼ばれる由来になっています。

家系ラーメンの起源・歴史

まずは、家系ラーメンの起源と歴史についてお伝えします。

家系ラーメンの元祖、吉村家の創業者である吉村実は、様々な職を経験した後、長距離トラックの運転手をしていました。
彼はある日、九州の豚骨ラーメンと醤油ラーメンを融合させるアイデアを得て、東京のラーメン店で修業を積みました。
そして、1974年に横浜市磯子区に吉村家を創業しました。
その店舗は磯子産業道路に面しており、当時工場密集地帯に位置していたため、工場労働者やトラック運転手の間で
口コミが広がりました。
吉村家の成功を受けて、1990年には西区南幸に移転し、2023年には自社ビルを建設して総本山として再移転しました。一方で、2000年頃からは吉村家や六角家とは異なるチェーン店が急増し、全国各地に広まりました。
この流れにより、「家系ラーメン」という独自のジャンルが日本の食文化に深く根付くこととなりました。

家系ラーメン – Wikipedia

自身がドライバーとして働いていた経験をいかし、家系ラーメンが誕生したんですね。
現在、日本中が知るラーメンのジャンルとして確立されたのはここから始まったのです。

吉村家直系と系譜と資本系

吉村家直系

吉村家にて修行をし、無事開業に至った店舗のこと。
なおかつ、経営者として立派に店舗の運営をし成功している店舗のことをいいます。
吉村家で修行をし終業しただけでは直系皆伝とはなりません。

オリジナル系・亜流

家系ラーメンといえば「家系御三家(吉村家、壱角家、本牧家)」ですが、そのどこにも属さない系譜のラーメンを「オリジナル系」「亜流」といいます。
どの店舗も他とは違う美味しさがあり、各店舗が独自の進化を遂げています。

資本系

資本系とは、横浜家系ラーメンの店舗の中で、大手企業や投資家が関与している店舗を指します。
これらの店舗は、吉村家直系やその他の系列店とは異なる資本の元で経営されています。
資本系の店舗は、多店舗展開やフランチャイズ展開を積極的に行い、地域外への展開も進めています。

おーくら家(ラーメン 煮たまごトッピング)

家系ラーメンの特徴

濃厚な豚骨スープ

濃厚でコクのある豚骨醤油ベースのスープです。
豚骨を長時間炊き出し、コラーゲンや脂がたっぷりと溶け出しています。
これにより、深い味わいととろみが生まれるのです。
店舗によっては、味噌や塩味があります。
味噌は、寒い日などにぴったりで塩はあっさりしていて女性にも人気の味です。

太いストレート麺

横浜家系ラーメンに使用される麺は、一般的に太めでしっかりとした弾力があるストレート麺です。
この太い麺は濃厚なスープとの相性が良く、より食べ応えがあります。

特製のニンニク

横浜家系ラーメンには、特製のニンニクが添えられることがあります。
このニンニクは、独特の風味と香りを持ち、ラーメンに深い味わいを加えます。
好みに応じて、ニンニクの量を調節することもできます。

シンプルなトッピング

横浜家系ラーメンのトッピングは、比較的シンプル。
チャーシュー、海苔、ほうれん草、ネギなどが使われます。
これにより、スープと麺の味を存分に楽しむことができるのです。

横浜家系ラーメンのおすすめ店3選

吉村家

家系総本山を名乗る「吉村家」。
横浜家系ラーメン発祥の地でファンの中では聖地のような場所ではないでしょうか。
豚骨と鶏油のバランスが絶妙でこってりした見た目のスープを一口飲めば美味しさが口いっぱいに広がります。
後味はすっきりした味わい。
麺がもっちりとした特注の麺で、スープとの相性は抜群です。
家系ラーメン好きなら、一度は食べておきたい一品になります。

吉村家

家系総本山 吉村家
〒220-0073 神奈川県横浜市西区岡野 1-6-4

杉田家

吉村家の直系1号店で、常に行列の絶えない人気店になります。
ただし、15時から18時の時間帯なら、10分ほどで入店できることも。
トッピングと麺は吉村家同様で、スープは醤油の味がガツンと来るのですがとても上品な味となっています。
一度は食べておきたい一品ですね。

杉田屋
〒235-0032 神奈川県横浜市磯子区新杉田町 3-5

末廣家

もともと吉村家直系というのもあり、味を継承しつつもマイルドな味になっています。
スープは、醤油が本家より抑えめでマイルドになっています。
チャーシューが柔らかく美味しいと評判です。
アットホームな雰囲気は、家族や女性にもおすすめのお店になります。

ラーメン 末廣家
〒221-0802 神奈川県横浜市神奈川区六角橋 1-14-7

おすすめの食べ方

ラーメンにセットでライスは絶対頼んでほしいですね。
ライスにラーメンのスープの染み込んだ海苔を巻いてスープをかけて食べるのが僕のおすすめの食べ方ですね。

家系ラーメンを横浜で食べよう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで「横浜家系ラーメン」についてご紹介しました。
少しでも横浜家系ラーメンについて興味を持っていただけたら幸いです。
家系ラーメンには、いろんな種類や系譜があるんですね。
新横浜にあるラーメン博物館では、期間限定で家系御三家の六角家が
2024年4月8日(月)~7月31日(水)までの復活出店。
ぜひ、それぞれ違う味のラーメンを横浜で食べてみてください!

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