2025年の節分は2月3日じゃない!横浜で節分を楽しむ
お正月が過ぎ、次にやってくるイベントと言えば2月の「節分」です。
豆まきをしたり、恵方巻を食べたり…。
日本では、子どもの頃から馴染みのある伝統行事となっていますよね。
ここでは、2025年の節分が「2月3日ではない」ということを紹介するコンテンツです。
2025年の節分は2月3日じゃない!横浜で節分を楽しむ
一般的に節分といえば「2月3日」と答える人が多いのではないでしょうか?
ところが、節分の日付はその年によって異なります。
そのため、2025年は2月2日ですが、2月4日になる年もあるのです。
ここ数年では、2021年の節分が124年ぶりに2月2日となりました。
今回は、2025年の節分が2月2日であることや節分の由来などについてお伝えします。
節分の起源と由来や歴史について
節分は、豆まきで「邪気に見立てた鬼を追い払う」伝統行事。
豆まきには「鬼を打ち払う」「豆を投げ与えて静まってもらう」という意味があります。
そのため「福は内」と言いながら、室内へ投げた豆も一緒に拾って食べるのです。
もともとは、平安時代に宮中で行われていた「追儺(ついな)」という鬼払いの儀式が始まり。
当時も身分の高い貴族が桃の弓や葦の矢を持ち、鬼に扮した家来を追いかけていたそう。
「厄を払って新年の幸せを願う」行事として江戸時代以降は、一般家庭にも広まりました。
参考:「第1章 節分と豆まき」本の万華鏡 第21回 大豆 ~粒よりマメ知識~ – 国立国会図書館

2025年の節分はいつ?節分は太陽暦と立春で決まる?
結論からお伝えすると、2025年の節分は「2月2日(日)」です。
それでは、2025年から前後5年間で節分の日程を確認してみましょう。
- 2023年:2月3日(金)
- 2024年:2月3日(土)
- 2025年:2月2日(日)
- 2026年:2月3日(火)
- 2027年 2月3日(水)

これを見ると、2025年だけが「2月2日」と珍しいように感じますよね。
まず、大前提として節分は必ず「立春の前日」と決まっています。
二十四節気において、立春は「新年の始まり」とされていました。
そのため、節分は旧暦で言うところの「大みそか」だったのです。
立春は「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」。
節分の日付は、これらの天文学的な計算に基づき「暦法(太陽暦)」で決まっています。
このような理由から、必ずしも「2月3日ではない」のです。
この変動は約400年周期でパターンが繰り返され、長期的に一定のリズムが見られるそう。
公転周期のズレを補正するため、数年に1回の周期で2月2日または2月4日になります。
今後、約100年間は「2月2日」と「2月3日」のどちらかになるそうですよ。
現在の立春は、新年でなくなったことから「無病息災」を願う伝統行事に変化していきました。

横浜の節分イベントは?
最も有名な節分イベントといえば、鶴見区にある「曹洞宗大本山 總持寺」です。
石原プロモーション所属俳優の方々が毎年参加されていました。
ご本人から直接豆を投げてもらえるということもあり、毎年人気のイベントでした。
1987年7月に石原裕次郎さんが亡くなり、30年以上続けてきた恒例行事。
しかし、三十三回忌を迎えた区切りとして2019年を最後に不参加となりました。
少し残念ですが、現在も変わりなく「節分会追儺式」は毎年開催されています。


鬼は外、福は内!無病息災を願って横浜で節分を
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、2025年の節分が「2月2日」であることをお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
一般的に、節分は2月3日であるというイメージがあると思います。
2025年の節分が「2月2日」であることをぜひ確認してみてください。
豆まきは、平安時代頃から行われていた日本で歴史ある伝統行事。
現在では「鬼は外!福は内!」と無病息災を願う行事として定着しました。
横浜でも子どもから大人まで楽しめる節分イベントに参加してみてはいかがでしょうか?