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菊名ってどんなところ?

東急東横線 菊名駅

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菊名ってどんなところ?

菊名は横浜市港北区に位置し、「東急東横線 菊名駅」と「JR横浜線 菊名駅」があります。
現在(2021年5月)、どちらの駅も新しくなっているのでとてもきれいですし、改札前などは広くスペースが取られています。

東急東横線 菊名駅

1926年2月に東急電鉄の前身 東京横浜鉄道が「菊名駅」を開業しました。
大正時代からある駅なんですね!
東急東横線は1972年から日比谷線直結されたため、この菊名駅から渋谷駅だけでなく、日比谷・銀座・北千住などへのアクセスも良く、昭和の時代から都内へ出るのにとてもアクセスの良い駅となりました。
特に現在東急東横線で走る「特急」「通勤特急」「急行」「各駅停車」など全ての電車が止まるため、人気の駅です。

ホームドアがしっかりとある東急東横線 菊名駅

JR横浜線 菊名駅

東京横浜鉄道の菊名駅ができた翌年 1927年、この菊名駅と繋げるようにJRの前身 国鉄が「菊名駅」を開業しました。

東急の乗り換えが非常に便利な駅なので、多くの乗り換え客で通勤・通学時間帯はごった返します。

隣駅は「新横浜駅」なので、東海道新幹線からのアクセスもよく、新幹線からの乗り換えにも良く使われます。

新しくなったJR横浜線 菊名駅は改札口前は広々

歴史の残る菊名

菊名神社

菊名駅から徒歩5分ほどの場所にある「菊名神社」は鳥居が漆黒なのが特徴の神社です。

地元の方々もお参りに来ていました。

昭和の初期まで神明社(天照皇大神)、杉山神社(日本武尊)、浅間神社(木花咲耶姫命)、八幡神社(譽田別命)、阿府神社(武内宿禰命)の5社が村社として地域の人々の信仰を集めて参りました。中でも記録に残るものとして最も古くからあるのが、阿府(あぶ)神社であり、その歴史は任和元年(885年)に遡るといわれております。時の天皇、光孝天皇が師岡に勅使を遣わされ熊野神社を創建なされた時、勅使がその途上、馬具の鎧をお納めになったことからその名が付いたと史書には書かれております。

この5社が昭和10年、現在は菊名町公園となっている杉山神社の地に合祀され、名も「菊名神社」と改められました。その後、太平洋戦争の戦火を逃れてからは、同所を保健所建設用地として提供するため、当時の八幡神社の地(現菊名神社の地)に社殿を移設、以降この地で菊名の総鎮守として地域の人々とともに歩み、またその生活を見守り続けて参りました。

菊名神社 御由来 より
菊名神社のがまんさま

菊名山 蓮勝寺

こちらは菊名駅から綱島街道の方向へ5〜6分歩いたところで、菊名総合病院の近くにあります。
菊名は駅前だけは平らかもしれませんが、周辺はとにかくアップダウンの激しい場所です。
お寺も入り口から階段を上がった上にお堂があるところが多いようです。

こちらの蓮勝寺も「菊名山」とあります。
こちらのお寺は浄土宗のお寺だそうです。
「横浜七福神」の一つだそうです。

横浜七福神は港北区内の七つのお寺に古くから七福神がまつられていましたが、昭和四十一年よりお開帳が始まり、毎年多くの方がお参りにおいでになります。

西方寺 横浜七福神 より

日蓮宗 本乗寺

こちらの本乗寺は、菊名駅西口から徒歩5分ほどのところにあります。
少し奥まったところにあるため、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、立派な門構えのあるお寺です。
門の前に狛犬がいるのが特徴的です。
1554年に小幡伊賀守泰久が創建したそうです。

八杉神社

こちらの八杉神社は、菊名駅西口から徒歩7〜8分ほどのところにあります。
どちらのお寺、神社を見ても高台にあります。
八杉神社も鳥居から入っていくと、階段を上がって本殿があります。

八王子社と杉山神社が合併、昭和34年4月認証された。 

神奈川県神社庁 より

とありましたが、実際に創建されたのがいつなのかというものを調べても、よくわかりませんでした。

神社の入り口(参道?)にはこんな太鼓橋跡と、案内がありました。

この案内によると昭和22年(1947年)に創建されたとありますので、戦後復興の頃に創建されて、この港北区の人たちの心のよりどころになっていたんでしょうね。

港北区の中でも以前からある住宅街

横浜市港北区というとどうしても「港北ニュータウン」のような場所を想像してしまうのですが、こんな歴史のある地域もあります。
落ち着いた便利な地域としては、とても住みやすい場所ではないでしょうか。

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Writer
横浜生まれ横浜育ち、通った学校も横浜、現在の住まいも横浜な「どっぷり横浜市民」です。