横浜市の成人式ってどんな感じ?規模や内容は?
横浜市の成人式「二十歳の市民を祝うつどい」は、日本でも最大規模の成人式です。
毎年、参加人数が多いことから式典会場は横浜アリーナで行われる「横浜市の成人式」。
ここでは、人生で一度しかない「横浜市成人式」の内容を紹介するコンテンツです。
横浜市の成人式ってどんな感じ?規模や内容は?
成人式は二十歳の新成人を迎え、人生において大きな節目となる一大イベント。
みなさんは、誰と成人式に参加しますか?
横浜市の成人式は毎年、新成人が多いことから全国でもマンモス式典となっています。
そのため、振袖やスーツなど晴れ着姿の新成人をニュース映像で観たことがあるはず。
その年によって異なりますが、式典は住民票に記載の区によって参加時間が違うのです。
成人式に参加される方は、事前に対象の開催回と式典時間を確認しておきましょう。
桁違いの参加人数には、当日会場に行くだけでもインパクトが強く圧倒されてしまいます。
また、大規模な最初で最後の成人式は、どんな感じなのか分からず不安になると思います。
ただ、一度きりの成人式は、参加するだけでも一生の思い出になること間違いなし。
「式典内容は?」「会場はどんな感じ?」「注意点はある?」「終了後はどうなるの?」
今回は、そんな「横浜の成人式」の内容や雰囲気などについてお伝えします。
式典の名称が「二十歳の市民を祝うつどい」に変更
2022年4月から、成人年齢が18歳に引き下げられました。
しかし、横浜市が行った市民アンケートで式典参加の対象はこれまで通り20歳です。
そのため、2023年から成人式の名称も変更されました。
「成人の日を祝うつどい」でしたが、2023年から「二十歳の市民を祝うつどい」に。
これまで「成人=20歳」だったため、式典名称がこのように変更されたと考えられます。
名称は変更されましたが、式典の内容についてはこれまでと変わることはありません。
横浜市の成人式は全国最大規模のマンモス式典
横浜市の成人式は「二十歳の市民を祝うつどい」という名称で開催されています。
一番の見どころは、全国でも最大規模のマンモス式典であることです。
会場の横浜アリーナは、ライブやスポーツ試合観戦で使われることが多くなっています。
アリーナ会場として国内最大規模である横浜アリーナの収容人数は、約17,000人。
しかし、横浜市の成人式には毎年約25,000人以上の新成人が参加します。
1回の式典に入りきらないため、1日を複数回の時間帯に分けて開催しているのです。
このような理由から「違う区に住民票がある友達と一緒に参加する」ことはできません。
ちなみに、式典は自身の住民票に記載されている区によって参加時間が異なります。
すでに式典に参加できる時間帯が決まっているため、原則は参加回の変更ができません。
このような理由から「住民票が違う区の友達と一緒に参加」することはできないのです。
他にも、以下の方々は横浜市の成人式自体に参加できないため、ご注意ください。
- 過去に横浜市に住んでいたものの、現在は引っ越しして住民登録をしていない
- 横浜市内の学校に通っていた
成人式当日の会場周辺では、振袖やスーツに身を包んだ新成人が大勢いるのです。
そして、テレビや新聞の報道各社が取材する様子も見ることができました。
特に、色鮮やかな振袖姿は寒い冬空でも華やかな雰囲気となりますね。
現在は横浜アリーナですが、1990年以前は「横浜市文化体育館」で開催されていました。
横浜市の成人式は、昭和38年から平成元(1989)年の横浜アリーナ開設まで、ここ文体で、毎年開催されてきました。
「第15号 文体での懐かしい想い出」- 横浜文化体育館
横浜市文化体育館は、2020年に惜しまれつつ閉館しています。
「この体育館で成人式を迎えた」というハマっ子も多いはず…。
参加した方々にとっては、成人式を行った思い出深い場所となっているでしょう。
会場内の様子や式典の流れと内容について
ここからは、実際に成人式当日の会場内の様子をご紹介します。
まず、式典へ参加する新成人の格好についてです。
女性は圧倒的に振袖の方が多い印象ですが、スーツ姿の方も一定数見受けられました。
振袖は普段使いしにくい上に購入すると高額なため、レンタルが主流となっています。
そのため、近年では定番の赤色以外にも色とりどりの振袖を選べるのです。
振袖の色 柄 帯 バッグ 髪飾り 髪型 など…
まさに十人十色という感じで被ることもなく、振袖の個性が出せるのは嬉しいですね。
一方で、男性は幅広いフォーマルシーンに使えるスーツが一般的です。
黒/濃紺/グレーなど落ち着いた濃い色のスーツが定番となっています。
他にも、男性が着用する和装で「紋服」と呼ばれる羽織袴を着ている方も多くいました。
このように、男性の場合は女性と異なり、和装と洋装の2タイプに分かれます。
成人式は一生に一度しかありません。
そのため、適当に選んで「何でもいいや」ではなく、好きな格好をするのが一番です。
次に式典の内容についてです。
式典スケジュールはその年によって若干異なりますが、基本的に同じ内容となります。
- 横浜市長と市議会議員の挨拶
- 来賓の紹介
- 成人としての目標や決意を表明「新成人の誓い」
- 横浜市にゆかりあるゲストの紹介
横浜市長や市議会議員の挨拶では、自らの成人式などを振り返った貴重なお話があります。
「これまでお世話になった家族や学校の先生などに改めて感謝の思いを伝えましょう」と。
また、二十歳になったことでこれから「責任と自覚」が必要になることを伝えられました。
一通りスピーチが終わると、来賓の紹介とメッセージなどが読み上げられるのです。
その後「新成人の誓い」で「横浜市成人の日記念行事実行委員会」委員長の方が登壇。
これは、新成人の中から有志で二十歳の市民を祝うつどいを運営している団体です。
事前に横浜市の特設ページから募集され、応募のあった中から10名程度が選ばれます。
そして、横浜市の成人式は横浜市にゆかりあるゲストがサプライズ登場するのも見どころ。
これまでの歴代ゲストには、世界で活躍するスポーツ選手が多いイメージがあります。
2018年には「ポケットモンスター」で主人公サトシの声を担当する松本梨香さんが登場。
主題歌の「めざせ!ポケットモンスター」を披露し、会場を盛り上げました。
これは、ポケモンのアニメ放送が1997年に開始され、20周年の節目が重なったためです。
式典中は厳かな雰囲気ですが、式典前後のアリーナ内外はとても賑わっています。
久しぶりに再会した友達と記念撮影する方や話をする方など、さまざま。
ちなみに、会場内は入場ゲートがたくさんあってとても広いです。
区ごとに大まかな席は決まっていますが、同じような構造で迷ってしまうかもしれません。
マンモス式典である横浜市の成人式は、住民票に記載の区によって参加時間が異なります。
その年に横浜市成人式へ参加する人数でも変化しますが、式典の開催回数は1日4回程度。
2023年の場合は5回に分けて開催され、「対象区」と「開催時間」は以下の通りです。
式典時間 | 対象 |
【第1回】[開場]8:45[開演]9:30~10:00 | 神奈川区/都筑区/保土ケ谷区 |
【第2回】[開場]10:30[開演]11:15~11:45 | 旭区/港北区/緑区 |
【第3回】[開場]12:15[開演]13:00~13:30 | 青葉区/港南区/中区/西区 |
【第4回】[開場]14:00[開演]14:45~15:15 | 泉区/磯子区/金沢区/栄区/瀬谷区 |
【第5回】[開場]15:45[開演]16:30~17:00 | 鶴見区/戸塚区/南区 |
どの回も、式典時間は「約30分」ととても短くなっています。
入場開始時間が早まることもあるため、余裕を持って行きましょう。
また、毎年のように会場や会場周辺で友達と待ち合わせされる方が大勢いました。
しかし、混雑の原因となって式典の開始時間が遅れる可能性もあります。
そのため、誰かと待ち合わせて参加することは、あまりおすすめしません。
友達とは「会場で会えたらラッキー」くらいで考えておいた方が良いかもしれません。
どうしても友達と一緒に参加したい場合は、地元の最寄り駅で待ち合わせるのが理想です。
式典の終了後はどうなる?会場周辺は?
会場となる「横浜アリーナ」の最寄り駅は「新横浜駅」となります。
アクセスは、以下の通りです。
- JR横浜線「新横浜駅(北口)」から約5分
- 横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜駅(7番出口)」から約4分
- JR新幹線「新横浜駅(東口)」から約5分
当日は早朝から夕方まで、会場周辺道路が広域に渡り、大変混雑します。
新横浜駅及び会場周辺での待ち合わせは困難であるため、ご遠慮ください。
二十歳(はたち)の市民を祝うつどい – 横浜市
会場周辺道路への駐停車は固くお断りします。公共交通機関でご来場ください。
当日は1日中会場周辺で交通規制が続くため、歩道橋のみの通行となります。
そして、当日の会場周辺は混雑が予想されるため、呼びかけも行われていました。
周辺道路も同じく混雑することから車ではなく、公共交通機関を利用しましょう。
式典終了後も他の回に参加している友達と待ち合わせする方が非常に多いです。
そのため、友達とは「会場で会えたらラッキー」くらいで考えておいた方が良いかもしれません。
式典終了後は、区で分かれている着席エリアごとに退場します。
会場内や会場周辺で、懐かしい友達と再会する方が多いのではないでしょうか。
それぞれ新成人たちは思い出話に花が咲き、盛り上がるのです。
会場周辺には、ホテル・商業施設・レストランが数多く点在しています。
再会の興奮が冷めやらぬまま、二次会へ出かける新成人も多く見られました。
他にも、振袖をレンタルしている場合は時間で返却ことも場合もあります。
この場合、横浜アリーナ近くのホテルが着付け会場となることが多いです。
そのため、振袖姿で遊びに行かずそのまま着付け会場へ戻ることも。
成人式での注意点と持ち物
そして、以下の方々は成人式の式典に参加することができません。
成人式を楽しむためにも、注意事項はあらかじめ確認しておきましょう。
- 事前申込をしていない方
(スマートフォン・PCを持っていない方は「よくある問合せ」をご確認ください) - 飲酒している方
- 酒類や式典に支障が生じる恐れのある物品(拡声器、旗等)を持っている方
- マスクを着用していない方
- 37.5度以上発熱や風邪、体調がすぐれない方
意外と知られていませんが、式典には飲酒している方も入場できないのです。
20歳になっている場合でも、式典前に飲酒した場合は参加できなくなります。
そのため、久しぶりに再会した友人とお酒を飲むのは式典終了後にしましょう。
成人式への持ち物ですが、絶対に忘れてはいけないものが「入場用二次元コード」です。
2023年から、横浜市の成人式へ参加するには「事前申込」が必要となりました。
案内状に記載の二次元コードや専用申込ウェブサイト(外部サイト)からアクセスし、スマートフォンやPC等で必ず事前にお申し込みください。申込をしていただかないと参加することができません。
二十歳(はたち)の市民を祝うつどい – 横浜市
・当日は事前申込登録後に発行される入場用二次元コードを確認しますので、必ず事前にスマートフォン等でのスクリーンショットか、印刷した紙をご用意ください。会場周辺では、混雑による通信障害等でウェブサイトにアクセスできなくなる可能性があります。
式典の参加には、この申込登録後に発行される「入場用二次元コード」が必要です。
事前申込登録は、スマートフォンとPCどちらからでも行えました。
通信障害を避けるため、事前にスクリーンショットや印刷をしておきましょう。
このように、式典当日はスクショしたスマホや印刷した紙を必ず持参する必要があります。
入場でスマホを提示する以外に、友達とたくさん写真を撮りたい場合は充電器も忘れずに。
他には、特に必要な持ち物はありません。
座席によって見づらくなるとは思いますが、会場内の大型ビジョンにも映像が映るのです。
そのため、双眼鏡などを持って行く必要はありませんね。
ただ、天気が悪くなる日には必ず傘を持って行きましょう。
特に女性の方は、振袖をレンタルする方も多いと思いはず。
レンタルした振袖を汚さないためにも、嵩張らない折り畳み傘は必須となります。
人生で一度「横浜市の成人式」へ参加しよう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、全国でも最大規模の「横浜市の成人式」についてお伝えしました。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
成人式は二十歳の成人を迎え、人生でも大きな節目の一大イベントとなっています。
そんな横浜市の成人式は、全国で見ても特に大規模かつマンモス式典となっているのです。
特に、会場となる横浜アリーナ周辺は街全体が新成人一色。
桁違いの参加人数には、当日会場に行くだけでもインパクトが強く圧倒されてしまいます。
このコンテンツで「式典内容が分からない…」といった不安が解消されれば幸いです。
成人式は、参加するだけでも一生の思い出になります。
そして、久しぶりに友達と一度でたくさん会えるのも成人式ならではです。
成人式終了後は二次会などへ参加し、さらに盛り上がること間違いなし。
一度しかない「晴れの日」に、しっかりと準備して思う存分楽しんできてくださいね。