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横浜のドラゴンボートレースの楽しみ方

ドラゴンボートレース

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横浜のドラゴンボートレースの楽しみ方
2020年はコロナウイルスの影響で残念ながら中止となってしまいましたが、山下公園で開催される横浜のドラゴンボートレースは初夏の風物詩でもあります。
コロナウイルスが落ち着いたら、来年2021年に向けてドラゴンボートレースを楽しみにしましょう。
ここのコンテンツは過去ドラゴンボートレースに参加した思いをコンテンツ化しています。

ドラゴンボートレースは初夏のイメージがある

毎年6月に、山下公園の前の海で「ドラゴンボートレース」というものが行われているのはご存知でしょうか?
「ドラゴンボート」と呼ばれる細長い船にオールを持って乗り込み、競うレース
横浜では毎年6月最初の土日あたりに行われるイベントです。

というのも、6月2日は「開港記念日」なので、横浜ではこの時期に色々なイベントが行われ、この「ドラゴンボートレース」もその1つのため、このレースは横浜では「初夏」のイメージが大きいのです。

ドラゴンボートって??

中国を起源としている細長いカヌーのような船で、先頭の部分が龍の頭がついています。

このドラゴンボートのレースをする際には一番前に太鼓を叩く人がいます。リズムを合わせないと細い船はすぐ転覆します。
スピードを出すためのボートなのでこのような形状になっているようです。
横浜国際ドラゴンボート協会 http://www.yokohama-dragon.com/

残念ながら2020年は中止に

みなさまもご存知の通り、今年は「新型コロナウィルス感染症」拡大防止のため、各地でのイベントは中止になっております。

特に5月30日・31日、6月6日・7日に行われるイベントなので、まだ緊急事態宣言が出ていた頃からの準備が必要となってしまうため、早々に中止が決定してしまいました。
主催者やレースに出場する人たちだけでなく、当日はボランティアスタッフなども現地で仕事をしますし、スポンサーさんのテントなども出ますので、多くの方々が関わります。

ですので、当日山下公園はかなりの賑わいで、人が多く集まりますので今回の中止は仕方ないですね。

山下公園で楽しむ恒例のイベント

山下公園
山下公園

例年であれば、ゴールデンウィークに「ザよこはまパレード 国際仮装行列」があり、その後山下公園にはバラが咲き誇り、6月には「開港祭」で花火が上がる。その後このドラゴンボートレースが行われるのが、5〜6月の山下公園周辺の恒例イベントです。

前述した通り、今年は全てが中止になってしまいましたが、来年はこの恒例イベントも楽しみたいという希望も込めて書こうと思います。

このドラゴンボートレースの面白いところの1つは、出場者がいろいろということ。学生からおじさんまで。
地元の有志から、企業のサークル、歯医者さんの団体などとにかく様々なところから出場者が集まってきて、レースが行われます。
1チームは太鼓と舵取りの人を入れて20人構成です。
18人がオールを漕ぐのですが、必ずしも年齢や、経験だけがモノをいう競技ではなく、ベテランのチームが全くダメな時があります。

ボートは時として沈(ちん)する

ドラゴンボートレース
2017年 横濱ドラゴンボートレース

観客が盛り上がるのが、「沈(ちん)」する時です。
ドラゴンボートは細長いボートなので、左右のバランスが悪いとまっすぐ進みません。さらに、早く走らせようとすると、ここのバランスが命となります。
ですので、チームのうち何人かパワーのある屈強な男性がいてもバランスを崩すと、ゴールとは別な方へ進んで行ってしまいます。
そして、最後にはボートがひっくり返って全員海に投げ出されます。

それをレース中に「沈(ちん)しました!」とアナウンスが入ります。
260メートルという比較的「短距離」のレースで、長距離のようにあとで調整を取ったりが出来ないので瞬発力が重要になりますので、「沈(ちん)」する可能性が高くなるというわけです。

トップを切っていた強いチームのボートがゴール前で沈(ちん)してしまうと、山下公園で見ている観客たちは大盛り上がり。番狂わせが起こるわけです。
出場者が熱くなるのはわかりますが、観客もかなり熱くなれる競技です。

海外からのお客様も・・・

ドラゴンボートレース
2017年 ドラゴンボートレース 香港経済貿易代表部ブース

ドラゴンボートレースは、日本でも沖縄や九州で行われるレースもありますが、当然海外でも行われています。

特に「起源」が中国だけに、中華系の方々がいらっしゃる国(台湾・香港・シンガポール・マレーシア・インドネシア)を中心に、オーストラリア・イタリア・アメリカなどの国でも組織があるほど「国際的」なスポーツです。

出場者チームも、時には海外からのチームもいらっしゃいます。

このレースの主催者は「横浜ドラゴンボートレース協議会」ですが、後援などには「香港経済貿易代表部」「香港政府観光局」のお名前が並んでいるため、写真のように香港の商品を売るテントが出ていたりもするので、見に来た方やレースの終わった出場者なども楽しめるようになっています。

6月 横浜観光のひとつ

ドラゴンボートレース
2017年 ドラゴンボートレース

前述した通り6月2日は開港記念日で、例年であればその前後はいろいろなイベントが行われます。
ですので、6月は横浜へ観光へお越しになるには、本当に良い時期なんです。

花火を見たりするのもいいですし、現在は桜木町駅からみなとみらいのショッピングモールを通り、海を見ながら象の鼻を通過し、山下公園まで歩くというコースはとても人気のコースになってきました。

山下公園まで来ると、以前から人気のある中華街や元町まで徒歩で行かれるので、食事やショッピングを楽しむことが出来ます。
6月上旬はまだ梅雨に入る前で、晴れる日もありますので、そういう日にこの「横浜を楽しむお散歩コース」を歩くのもオススメです。

会場の山下公園までのアクセス

関帝廟通 天長門
関帝廟通 天長門

みなとみらい線

  • 元町・中華街駅下車 山下公園口出口より徒歩7分
  • 日本大通駅下車 山下公園口出口より徒歩7分
  • みなとみらい駅下車 みなとみらいの中を通り徒歩25分

JR京浜東北線

  • 関内駅 南口 徒歩17分
  • 石川町駅 北口 徒歩17分

横浜市営バス

横浜駅東口・桜木町駅乗車

  • 26系統「山下公園」 バス停下車
  • 8・58・148系統「芸術劇場・NHK前」 バス停下車

ドラゴンボートレースで横浜観光を楽しもう

横浜のドラゴンボートレースは開港祭と連携したイベント
横浜の歴史の中で開催はお祝いの日、横浜では様々なイベントが開催されています。
ドラゴンボートレースをきっかけに、大さん橋や赤レンガ倉庫、横浜中華街と、横浜の観光を楽しんでくださいね。

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Writer
横浜生まれ横浜育ち、通った学校も横浜、現在の住まいも横浜な「どっぷり横浜市民」です。