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横浜市 環境創造局動物園課さん から
「横浜市繁殖センターで 16 年ぶりにマレーバクが誕生しました!」についてのお知らせです。
令和6年1月22日(月曜日)、横浜市繁殖センターでマレーバクが誕生しました。
横浜市繁殖センターで 16 年ぶりにマレーバクが誕生しました! 横浜市
誕生以降、厳しい寒さが続く中、子の体調を安定させるため室内で飼育し、さらに室内の暖房を強化するなどして、子が無事に成長できるよう見守ってきました。
現在、誕生から2週間以上経過していますが、母子ともに健康です。
なお、誕生後の体色は親とは異なりますが、約1年後には親と同じ白黒のツートンカラーになります。
横浜市立動物園では2022年以来、2年ぶりのマレーバク誕生で、横浜市繁殖センターとしては、2008年以来16年ぶりのマレーバク誕生となります。
【誕生したマレーバク】
個体:雄/愛称:ナガ
「ナガ」とは「龍」を意味するインドネシア語(Naga)で辰年生まれであることに因んでいます。
【横浜市繫殖センターでの飼育頭数】
3頭(オス2頭/メス1頭)※今回誕生した個体を含む
【横浜市での飼育頭数】
2施設6頭(オス4頭/メス2頭)※今回誕生した個体を含む
【国内での飼育園館】
13園館33頭(オス18頭/メス15頭)※2024年1月31日時点
希少動物の保全及び繁殖を通して生物多様性の保全に貢献。
そのため、横浜市繁殖センターは「非公開施設」となっています。
これまで、カンムリシロムクの野生復帰やカグーやミゾゴイ等の飼育下繁殖に成功してきました。
また、国内の動物園としては初めての研究を目的とした実験設備を備え、
希少野生動物の亜種判定や個体間あるいは種間の近縁関係、雌雄判別などに関する遺伝子解析や
繁殖生理解明のための性ホルモン動態の解析など「種の保存」に関わる研究を行っています。
さらに、横浜市立動物園の動物からの組織の収集・交配卵子の凍結保存や人工授精等を試み、
遺伝資源の保存にも取り組んでいます。
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