こどもと楽しめる横浜の植物園
横浜は他の自治体と比べて子育てがしやすいという声を聞いたことがあります。
その理由のいくつかの中に、都会でありながら自然と触れ合う場所が整備されているということ。
ここでは保土ケ谷区にある植物園についてお伝えいたします。
夏休みにお子さんと一緒に出かけてみませんか?
こどもと楽しめる横浜の植物園


横浜市で唯一の植物園が「横浜市こども植物園」です。
南区と保土ケ谷区の境に位置し、昭和54年に開園しました。
隣には自然豊かな広い公園、児童遊園地があります。
園内は広々としていて四季折々の植物を見ることができ、
さまざまなイベント・講座が開催されているのでこどもと一緒に楽しむことができますよ。
アクセスはJR保土ヶ谷駅東口のバス乗り場からバスで「児童遊園地入り口」下車、
坂を上って徒歩5分 もしくは 京急井土ヶ谷駅からバスで「児童遊園地前」下車徒歩1分になります。
車でも行けます。(児童遊園地に有料駐車場があります)



植物について学べるイベントも多い


横浜市こども植物園の池の前広場や展示研修館 展示室では定期的にイベントが行われています。
6月に訪れた際には初夏を彩る山野草展や菖蒲展が、8月には「食虫植物展」「昆虫と植物展」が開催されていました。





8月のイベント「食虫植物展」、「昆虫と植物展」はこどもの夏休みの宿題にもピッタリ。
珍しい植物をじっくり観察したり詳しい解説の看板もあるのでとてもわかりやすいです。
また、9月以降には幼児と保護者を対象に絵本を読んだり、園内の草花などで楽しく遊べる
「絵本の読み聞かせと自然遊び」が開催。予約が必要、先着順なので希望の方は早めの申し込みを。
散策するのにちょうどよい広さで 大人も楽しめる

横浜市こども植物園は約3ヘクタール。
メタセコイアの並木や自然観察林があるので夏でも涼しく散歩することができます。
様々な植物がエリア毎に植えられており、温室は2種類(熱帯・亜熱帯の植物を集めた温室と乾燥した場所に映えるサボテンなどの多肉植物を集めた温室)、他にシダ園、竹園、バラ園、花木園、くだもの園、薬草園、野草園などがあります。







くだもの園ではメンデルのブドウという珍しい品種が栽培されていてもう少しで収穫というところでした。


バラ園ではエリア毎に様々な品種が展示されており、華やかです。このように看板に詳しい説明もあるのでバラに詳しくなくても楽しめます。


花木園にはくつろぐ猫もいて癒されました。春には桜が楽しめます。



珍しい薬草や、普段目にしても名前などはわからない野草なども展示されており、緑の気持ちよさとともに勉強にもなります。

無料で入れるので、自転車で来て水生植物が生えている池のベンチで休んでいる方も見かけました。
ずっと平坦なわけではなく丘になっている部分もあり(温室やくだもの園など)、
1周回ると良い運動になります。
週末は横浜市の植物園へ遊びに行こう



植物園の入口には今の見どころの看板が設置されており、それを目安に散策するのも楽しいと思います。
花木園にはサクラが、南門の近くにはアジサイ園が、またバラ園もあるので春や初夏に行くと綺麗な花々が見られることでしょう。
また、こども植物園に併設されている「緑の相談所」では花と緑に関する疑問に答えてくれるそうです。
こどもと一緒に楽しめる横浜市の植物園「横浜市こども植物園」、隣の児童遊園地と合わせて週末のおでかけに訪れてみてはいかがでしょうか。