横浜で気軽にお出かけ 自然に触れる散歩道 仏向町小川アメニティ
2020年 横浜の渓谷、横浜の秘境ということで陣ヶ下渓谷公園へお出かけになった方が多いと聞きました。
渓谷まではいかないにせよ自然に触れる散歩道が保土ケ谷区にはあります 仏向町小川アメニティ。
週末 この里山を訪れてみてはいかがでしょうか?
横浜で気軽にお出かけ 自然に触れる散歩道 仏向町小川アメニティ
横浜にありながら、仏向町小川アメニティは今も里山、谷戸の風景が残る場所。
誰でも気軽に訪れて、緑に囲まれた水辺の自然が楽しめます。
地域の人を中心とした「ホタルの里水辺愛護会」の皆さんがこの風景を守るための活動に取り組んでいて、地元ではホタルが舞う水辺としておなじみ。
今年、一番多くホタルが見られたのは6月12日で、その後も6月いっぱいは観察できたようです。
ちょっとお出かけしたい気分になったら、横浜市内で気軽に自然を楽しんでみませんか。
横浜で、海ではない水辺を楽しむ
海のイメージが強い横浜ですが、市内には仏向町小川アメニティのように、気軽に散策を楽しめる水辺がたくさんあります。
実は「小川アメニティ」は、川の源流付近に残る自然を守りながら小川の魅力をアップさせる横浜市の整備事業なのです。
市では、「小川の散歩道」として「小川アメニティ」と「せせらぎ緑道」を整備し、多くの人が水辺に親しめる環境づくりに取り組んでいます。
(横浜市 小川の散歩道【一覧】)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kasen-gesuido/kasen/shoukai/ogawasanpo/ogawasanpo.html
森に囲まれた散歩道が保土ヶ谷にある
山裾に沿って小川が流れ、その小川を覆うように木が茂る仏向町小川アメニティ。
小川に沿った遊歩道をはさんで、森の反対側には農地が広がっています。
山と谷と小川、そしてその地形を利用した農地は、まさに里山、谷戸の風景です。
森に囲まれた散歩道を歩きながら季節ごとに表情を変える森の景色を楽しむのもいいですし、お子さんがいたら、親子で一緒に水辺の小さな生き物や虫を観察するのもいいですね。
今年の夏も厳しい暑さですが、木陰でせせらぎを見ていると少し涼しげな気持ちになります。
これは個人的な印象ですが、緑に囲まれながら水の流れる音とセミの鳴き声を聞いていると、夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来た、そんな気分になりました。
四季折々の自然に触れられる仏向町小川アメニティは、楽しみ方もいろいろです。
最寄り駅は上星川駅か和田町駅
仏向町小川アメニティへは上星川駅から徒歩で20分、和田町駅からはバスと徒歩で22分。
上星川駅から仏向町小川アメニティに行く途中には「ふれあいせせらぎの道」と「せせらぎの森」があり、こちらもあわせて楽しめます。
和田町駅からは相鉄バス「浜19系統」市沢経由新桜ケ丘団地行きに乗り、新桜ケ丘団地で下車。
乗車時間は約16分です。
バス停からの行き方は、横浜市のホームページによると「新桜ヶ丘団地バス停から進行方向に400m進み広瀬農園の脇の道を下って行くと水道道にでます。北にすすむと入口の看板が見えてきます」。
バス停から仏向町小川アメニティまでは約6分とありますが、上記の道順で行くともう少し時間がかかるかもしれません。
(横浜市 仏向町小川アメニティ)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kasen-gesuido/kasen/shoukai/ogawasanpo/hodogaya/bukkou.html
横浜暮らしは自然がたくさん
地域によっては、なんてことのない日常の景色に自然が溶け込んでいる横浜。
私が訪ねたときには、ふれあいせせらぎの道で遊んでいる親子の姿がありました。
ふれあいせせらぎの道は上星川駅から400メートルほどで、周りには住宅が並んでいます。
家の近くにこんな場所があったら子どもも楽しいだろうなと、うらやましくなりました。
こんなふうに、身近な自然と生活の便利さの両方を得られるのが横浜暮らしの魅力。
ちょっと歩けばホタルが飛び交う小川がある生活、とても素敵だと思いませんか。