スポンサーリンク

改めて知ると楽しい「横浜の条例」

横浜で暮らす
この記事は約6分で読めます。

ちょっと納得、ちょっと笑えて、やっぱり横浜っぽいルールたち
普段あまり意識しないけれど、実は身の回りにはたくさんの「条例」があります。横浜にももちろんあります!
どれも堅苦しい法律というより、その街の性格がにじんだ生活ルールのようなもので、改めて見てみると「へー、そうなんだ」「確かに横浜っぽいかも」と思えるものではないでしょうか。
今回は横浜に暮らす人、横浜を使用する人が、そんな風に感じられそうな条例を調べてみました!

スポンサーリンク

「犬がいる家です」の表示?

横浜市動物の愛護及び管理に関する条例
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00001516.html

横浜の「ペット」に関する条例。動物の習性を理解し、周囲に迷惑をかけないよう飼うことが、条例としてはっきり書かれています。都市部では、鳴き声や散歩マナー、近隣トラブルが起きやすいもの。
横浜はそれを“ダメ”で終わらせず、理解と責任をセットで示すところが特徴です。

そんな条例に、このような一文があります

「犬の飼養をしている旨の表示をするよう努めなければならない。」

横浜では、犬を飼っている家は「犬がいます」と分かる表示をする努力義務があります
知らない人も多いですが、これがあると配達員や来客が構えられるので、事故防止につながります。

防犯の意味合いもありますが、それ以上に「周りの人へのちょっとした配慮」がルールになっているのが、なんとも横浜らしいところです。


スポンサーリンク

ワンコのお散歩ルール

犬

横浜市公園条例
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00000864.html

「他人に危害又は迷惑を及ぼす行為をしてはならない。」

横浜の公園では、犬の放し飼いは原則NGです。
理由はシンプルで、「公園はみんなの場所」だから。
犬の散歩を楽しむ人もいれば、子どもや高齢者、観光客もいます。自由に楽しむために、最低限のルールがある。その考え方が条例にも表れています。


横浜、実は「がけの街」なんです

がけ

横浜で家探しをすると、高台や急な坂に出会うことが多いかもしれません。それには理由があります。

横浜市建築物の安全性の確保等に関する条例
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00001232.html

「建築物の安全性の確保を図ることを目的とする。」

横浜では、勾配30度程度以上の斜面がある土地では、建築時に擁壁の設置や安全対策が求められることがあようです
これはいわゆる「がけ条例」と呼ばれる考え方で、坂と崖が多い横浜ならではの事情から生まれました。がけ地がたくさんありながらも、そこに安全な住宅街を作り上げる技術と取り決め、すごいですよね。
眺めのいい高台の家の裏には、ちゃんと「安全のためのルール」があるわけです。


横浜が緑多めなのは、気のせいじゃありません

横浜市緑の環境をつくり育てる条例
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00000873.html

「市民、事業者及び市が協働して、緑の環境をつくり育てる。」

街路樹、公園、生垣。
横浜の緑は、行政が一方的につくっているわけではありません。

市民も事業者も一緒になって緑を育てる、という考え方が条例に書かれています。だから住宅地にも自然に緑が残っている。これも横浜らしさの一つです。


生垣にすると、ちょっといいことがある街、横浜

生垣

生垣設置助成制度
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/midori/grant.php

「生垣設置に対して助成を行っています。」

横浜では、ブロック塀などを生垣に変えると、費用の一部が助成されます。
景観がやわらかくなるだけでなく、夏の照り返しを抑えたり、防災面でもメリットがあります。

「緑を増やしたいけど、お金が…」そんな人の背中を、行政がそっと押してくれる制度。
知らないと使えない、でも知るとちょっと得する横浜の仕組みです。


水道水の源に思いをはせる街

横浜市水のふるさと道志の森基金条例
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00000930.html

「水源地域の森林の保全及び育成を図る。」

横浜の水道水の大切な水源の一つが、山梨県道志村を流れる道志川です。相模川水系を通じて、横浜の暮らしを支えているのですって
この条例は、その水源となる森林を守るため、横浜市が基金を設けて支援することを定めたもの。
蛇口の向こうに、遠くの山がある。そんなつながりを条例として残しているのは、かなり横浜らしい話です。いや、これすごく優雅です。


家族のかたちは、一つじゃなくていい

横浜市パートナーシップ宣誓制度
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/jinken/lgbt/yokohamapartnership.html

「互いを人生のパートナーとする関係」

条例ではありませんが、条例的な位置づけで運用されている制度だそうです。同性カップルなどがパートナー関係を宣誓し、証明書が交付されます。
法律の枠外でも、「この街では、あなたの暮らしを尊重します」というメッセージが感じられる制度。港町・横浜の歴史とも重なる取り組みです。
横浜って、こういう都会的な考え方をいち早く取り入れようとしている感じがするのは私だけでしょうか…


横浜、ちゃんとポイ捨てに厳しい街です

横浜市空き缶等及び吸い殻等の散乱の防止等に関する条例
https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/reiki/reiki_honbun/g202RG00000930.html

「空き缶等及び吸い殻等の散乱の防止を図る。」

横浜の街きれいさを保つ、ポイ捨て防止の条例です。公共の場所で空き缶や吸い殻を捨てることを防ぐ目的で定められています。罰金もありますよ!
観光地であり住宅地でもある横浜は、街の印象がそのまま暮らしやすさにつながる都市。美観を守ることが生活の質にも関係するという考え方が、条例の形で支えられています。何気なくきれいに見える街並みも、こうしたルールの積み重ねで保たれているのかもしれません。


横浜の条例は、街の性格そのもの

横浜の条例は、決して奇抜なものばかりではありません。
でも並べてみると、緑や自然と都会性のある住みやすさ、多様性をの確保を先進的に実行している事が伝わってきます。