横浜市緑区で3路線乗り入れる長津田駅
横浜市北部で鉄道3路線が乗り入れる駅は、多くありません。
長津田駅は横浜市緑区にあり、「JR横浜線」「東急田園都市線」「東急こどもの国線」の3路線が乗り入れている駅です。
実はここの駅は古く、1908年に横浜鉄道が東神奈川駅から八王子駅に走った際にできた駅だそうです。(現在の横浜線ですね)
1960年代の団地ブーム
横浜市北部は港北ニュータウン計画、1960年代の高度成長期の1965年頃から開発された団地が多く、青葉区・緑区・都筑区・港北区には多く見られます。
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長津田駅南口(JR横浜線側)から徒歩10分程度歩いたところに「長津田団地」という団地があります。
物件自体は古い物件が多いですが、最近ではリノベーション(きれいにリフォームしたり、少し間取りを今風にする)をされているところもあり、新築マンションを買うより安く購入できると人気もあります。
団地の近くには、学校やスーパーがあることも多く、この長津田団地の近くにも「長津田小学校」「田奈中学校」があります。
東急田園都市線に乗れば「渋谷駅」方面に1本で出られますし、JR横浜線に乗れば「新横浜駅」「横浜駅」反対方向だと「町田駅」など大きい駅へと出られます。
働く人たちにはとても便利な場所だと思います。
長津田駅北口には新しいスポット
長津田駅北口(東急田園都市線側)に出ると、地上に降りず2階から通路ができており、駅向かいの建物まで繋がっています。
その向かいの建物の敷地内には「横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク」や「横浜市営駐輪場」「消防出張所」などがあります。
その建物には、公共のだけではなく、飲食店・コンビニ・郵便局や、美容院クリーニング店、薬局、スーパーマーケットなども入っており、駅前で非常に便利です。
店舗の上部は13階までマンションとなっており、周辺に高い建物があまりないので、現在はランドマーク的な建物となっています。
長津田駅周辺の「長津田商店街
長津田駅の南北に分かれ、「長津田商店街」が構成されています。
北は「長津田厚生総合病院」あたりから、南は「国道246号線」あたりまでに店舗があります。
商店街といってもアーケードなどがあるような商店街ではなく、店舗が並んでいると言う小ぶりな商店街です。
昔は宿場町だった
この長津田と言う街は、長津田村と言って宿場町だったといいます。
宿は東から下宿、中宿、上宿に分けられ、中宿の柳屋は大山講の定宿となった。1838年(天保9年)の『相州青山往還宿々控帳』によると、久左衛門家が問屋を務めた。幕末期には街道沿いに52件の家が建ち並んだ。
1870年(明治3年)には長津田村の戸数は173戸となり、そのうち35戸が余業を営んだ。宿場に関わるものとして、宿屋兼荷継1戸、酒屋兼荷継1戸、宿屋2戸、籠屋1戸があった。その他に商人として小間物、繭生糸、鶏卵、豆腐、足袋、センベイヤキ、酢、駄菓子、餅屋、濁酒、質屋、荒物、魚屋、蕎麦屋、焼芋、種物、ローソク、酒造、絞油が商われ、職人として大工、桶屋、鍛冶屋、木挽、建具が営まれた。
大正時代中頃の不況期になると、旅人を対象とする商売は廃業や転業するようになった。
wikipediaより
長津田商店街には、100年以上のこの地で商売をする老舗もあるのだとか。
意外と横浜でもそれを知っている方は多くないです。
長津田商店街の新しい取り組み
もしかすると、長津田の商店街は昔の方が栄えていたかもしれません。
ですが、現在は現在で新しい取り組みをしています。
それが、長津田商店街のウェブサイトに書かれていました。
「長津田商店街」Webサイトは、商学連携事業の一環として、長津田商店街と横浜商科大学(佐々ゼミナール・柳田ゼミナール)との連携によって作成されました。
本事業におけるWebサイトの構築は、横浜商科大学の柳田義継ゼミナールの学生を中心に担当し、共同でWebサイト構築・運用に取り組んでいます。
長津田商店街Webサイトより
これからどこでも高齢化していく中で中で、若い方々との結びつきは大事ですね!