スポンサーリンク

【2023年版】横浜でホタルが見えるスポット6選

town
この記事は約10分で読めます。

【2023年版】横浜のホタルが見えるスポット6選
5月下旬〜6月下旬は、ホタルが見れる季節となります。
この時期にしか見ることのできないホタルが飛び交う光は幻想的。
ここでは、そんな横浜市内でホタル鑑賞におすすめのスポットを紹介するコンテンツです。

スポンサーリンク

【2023年版】横浜でホタルが見えるスポット6選

2023年のホタルは、例年通り5月下旬〜6月下旬が見頃となります。
ホタル鑑賞は夜のお出かけになってしまうため、なかなか行くのが難しいかもしれません。
ただ、横浜市内には幻想的なホタルが見られるおすすめスポットがいくつかあります。
横浜ならではの人気スポットから、知る人ぞ知る穴場スポットまでさまざま…。
横浜市内で、ホタル鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか?
「ホタルは横浜市内のどこで見られる?」「おすすめスポットは?」「見頃はいつまで?」
今回は「横浜市内で見られるホタルの名所」に関する情報を詳しくお伝えします。

【2023年版】横浜のあじさい名所スポット6選 – 横浜で暮らそう

【2023年版】横浜のあじさい名所スポット6選
ここでは、横浜市内で楽しむアジサイの名所スポットを紹介するコンテンツです。

【2023年版】横浜のホタルはいつからいつまで見られる?

毎年、横浜でホタル鑑賞の見頃を迎えるのは「5月下旬〜6月下旬」頃です。
2023年も、横浜市内各地で鑑賞イベントが発表されました。
横浜市のある神奈川県でホタルが見頃を迎えるのは、例年通り「5月下旬〜6月下旬」。
梅雨入りや夏日観測など、その年の天候によっても異なります。
今年の梅雨入りは全国的に例年通りで、横浜の梅雨入りも「6月8日(木)」でした。
1匹1匹で個体差もあるため、同じ横浜市内でもホタル飛翔状況が若干変化します。
あくまで目安で実際の見頃は施設や名所によって異なるため、ご注意ください。

横浜でホタル鑑賞 おすすめスポットとは?

ここからは、横浜市内でホタルが楽しめるおすすめ鑑賞スポットを6か所ご紹介します。
特に、公園など自然に囲まれた地元民しか訪れない穴場スポットがほとんどです。
エリアごとに厳選しているため、訪れる際の参考にしてみてくださいね。

こども自然公園【旭区】

まず1つ目は、旭区にある「こども自然公園」です。
1番の見どころは、市内の最大面積(約460,000㎡)を誇る公園でホタルを見れること。
園内は大きな池を囲むようになっているため、通称「大池公園」と呼ばれているのです。
こども自然公園はゲンジボタルの生息地として、横浜市の指定文化財に指定されています。
そして、ホタルを楽しむための園内開放期間も特に決まっていません。
観察エリアは、園内の教育水田付近の水路です。

こども自然公園の池
こども自然公園の田んぼ

狙い目は日没後から21時頃までですが、自分の好きな時間帯に行けるのは嬉しいですね。
ちびっこ動物園/アスレチック遊具/バーベキュー広場/野球場 など…
園内は無料と思えないほど施設が充実しており、昼間はファミリーにも人気のスポット。
アクセスは、相鉄いずみ野線「南万騎が原駅」から歩いて約7分です。
駅からも近いため、お子さんと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

とりでの森
アスレチック遊具「とりでの森」

南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を – 横浜で暮らそう

南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を
旭区 柏町に隣接する公園で南万騎が原駅から徒歩7分という近さ。何と入園も施設利用料も無料のこの公園は、通称「大池公園」と呼ばれ園内には無料とは思えないほど充実した施設がたくさんあり、子育て世代に大変人気があります。

三渓園【中区】

次に2つ目は、中区にある「三渓園」です。
1番の見どころは、175,000m²の広大な日本庭園に囲まれてホタルを見れること。
ライトアップされた三重塔と紫色の花菖蒲があり、さらに幻想的な雰囲気を楽しめます。
三渓園は、横浜市内で一番有名なホタル鑑賞スポットです。
この時期になると、通常の開園時間よりも長くて時間を延長して鑑賞会が開催されます。
入場は20時30分、閉園は21時となっているため、ご注意ください。
週末には重要文化財の旧橙明寺本堂内部を開放し、ホタルの生態観察コーナーを設置。
(※2023年は蛍の夕べ鑑賞会は中止となりました)
三渓園は日本文化が体験できることから、外国人観光客にも人気の観光スポットです。
少し時間が掛かってしまうものの、三渓園へのアクセスはバスがおすすめです。
横浜市営バスで「横浜駅東口」から約35分、「桜木町駅」から約25分となっています。
どちらも「三渓園入口」バス停から歩いて約5分です。
なお、三渓園の入園料は大人700円/子ども200円かかるため、ご注意ください。

【2021年版】横浜のおすすめ紅葉スポット&名所7選 – 横浜で暮らそう

横浜のおすすめ紅葉スポット&名所7選
【2021年版】横浜のおすすめ紅葉スポット&名所7選 日本には「春夏秋冬」の四季があります。春は「桜」秋は「紅葉」。ここでは、横浜市内で楽しめる紅葉のおすすめスポットと名所を紹介するコンテンツです。

横浜自然観察の森【栄区】

3つ目のおすすめスポットは、栄区にある「横浜自然観察の森」です。
1番の見どころは、緑に囲まれた園内で育った野生のホタルを間近で観察できること。
ホタルは、園内の霊園口から近い「ヘイケボタルの湿地」エリアで見ることができます。
この湿地では6月のホタルのほか、春にはオタマジャクシも観察できました。

看板にもあるように、ホタルの生息場所なので橋から土の上に下りないようにしましょう。
ホタルを観察するための開放期間は、特に設けられてませんでした。
ただし、ここが利用できるのは「日の入り」までとなるため、長時間の滞在はできません。
アクセスは、京急線「金沢八景駅」から歩いて約15分です。
最寄りバス停は「横浜霊園前」で、歩いて約7分となっています。

横浜自然観察の森でいきもの探しと森林浴を楽しもう – 横浜で暮らそう

横浜自然観察の森でいきもの探しと森林浴を楽しもう
横浜自然観察の森で生き物探しと森林浴を楽しもう 横浜市栄区にあり、多彩ないきものや自然に触れ合える、ハイキングにもオススメの場所です

瀬上沢【栄区】

4つ目は、栄区にある「瀬上沢」です。
1番の見どころは、横浜最大規模のホタルの生息地となっていること。
ピーク時には、一度で100〜500匹程度のホタルを見られるのです。
敷地面積が広く、沢と呼ばれるだけあって湧水や湿地などが多数存在しています。
市内南部に残された大自然「瀬上沢」は、ホタル以外にも多様な生態系が残る貴重な里山。
ここでは、ゲンジボタルとヘイケボタルの2種類を見ることができます。
川を遡っていくほどホタルの数も増えるため、時間がある方はぜひ歩いてみてください。
かつての瀬上沢周辺は、一帯が森だったそう。
しかし、住宅など土地開発によって森が消え、今残っているのは残ったエリアと言えます。

他にも、歴史的にも貴重な遺跡や遺構などが残っているのです。
瀬上沢の周辺は、いくつかの森で成り立っています。

  • 瀬上市民の森
  • 氷取沢市民の森
  • 金沢自然公園
  • 金沢市民の森

入場無料のため、昼間はトレッキングコースとして山を散策するのもアリですね。
ホタル鑑賞エリアまでの道中には、簡易トイレが設置されていました。
アクセスは、JR線「港南台駅」から歩いて約20分です。
駅から少し離れているため、夜に行くならバスで訪れるのがおすすめ。
神奈中バスで「港南台駅」から約6分となっています。
最寄りバス停は「横浜栄高校前」「神奈中本郷車庫前」で、どちらも歩いて約5分でした。

大丸山山頂からの眺め
JR港南台駅

港南台に住んでみよう 暮らしてみよう – 横浜で暮らそう

港南台に住んでみよう 暮らしてみよう
このコンテンツでは「港南台での住まい」についてご紹介します。

県立四季の森公園【緑区】

5つ目は、緑区にある「県立四季の森公園」です。
1番の見どころは、飛翔状況に合わせて「ホタルの夕べ」イベントが開催されること。
県立の風致公園であるこの場所は、街中のホタル鑑賞スポットとして知られています。
ホタルは園内の「あし原湿原」エリアで「ゲンジボタル」を見ることができました。
園内の敷地面積は、453㎡で一見するとそこまで広くありませんが、自然豊かな場所。
期間中は入口が提灯でライトアップし、20時50分まで駐車場の利用時間も延長されます。
毎年たくさんの人が訪れ、特に土日はすぐに駐車場がいっぱいになってしまうほど。

2023年は6月10日に見頃を迎えてしまいましたが、6月いっぱいまでなら楽しめます。
飛翔状況など詳しい内容は、公式SNSをチェックしてみてくださいね。
里山の風景が残る園内は、水遊びのできる池や体験学習型施設が充実しているのです。
他にも、炭焼小屋や屋外ステージ、ジャンボ滑り台のある展望台までありました。
6月中がピークとなるため、予定が合う方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
アクセスは「中山駅」から相鉄バスで約7分、最寄りバス停「長坂」まで約3分でした。

四季の森公園 公式Twitter

【2021年度最新版】横浜市内で広い公園7選 – 横浜で暮らそう

横浜市内で広くて遊びやすい公園7選
ここでは、横浜市に数多くある公園の中で、特に広い公園7つを紹介するコンテンツです。

陣ヶ下渓谷公園【保土ケ谷区】

最後の6つ目は、保土ケ谷区にある「陣ヶ下渓谷公園」です。
1番の見どころは、横浜の秘境と言われている自然豊かな園内でホタルを観察できること。
地元民が訪れる穴場スポットのため、人も少なくて見やすくなっています。
ホタルの観察スポットは渓流エリアにありました。
森の奥へ進むと、遊歩道から分かれて渓流に続く細い舗装されていない土の道があります。
足元に気をつけながら通路を進み、最後に階段を下りると渓流に到着です。

水量はくるぶしほどしかないため、夏にサワガニなど水辺の生き物観察も楽しめます。
そのため、渓流は子どもでも比較的安全に水遊びできるのが魅力。
階段のそばに立つ看板に「川の中にたくさんのホタルの赤ちゃんがいます」という記載が。
毎年、野生のホタルがここで育つそうです。
敷地面積は約3.5haを誇り、園内の遊歩道を歩きながら森林や渓流の景色を楽しめます。
陣ヶ下渓谷公園には6つの入り口がありました。
アクセスは、相鉄線「西谷駅」から歩いて約20分です。

休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう – 横浜で暮らそう

休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう
ここでは、保土ケ谷区にある秘境「陣ヶ下渓谷公園」を紹介するコンテンツです。

ホタルがよく見える気象条件と注意点

それでは、ホタルがよく見える日の気象条件や観察時の注意点についてお伝えします。
ホタルは野生のため、気象条件が整っていなければほとんど見えないこともあるのです。
せっかく行くなら、ぜひホタルが飛んでいる姿を近くで観察したいですよね。
特に、以下3つの条件が揃っている日は「ホタルが見られる好条件」であると言えます。

  • 蒸し暑い日
  • 月明かりがなく暗い曇りの日
  • 雨が降っていない日
  • 風が弱い日
  • 時間帯は19時半~20時半

ちなみに、観察する際のベストな時間帯は「19時半〜20時半」です。
他にも「鳴き声は聞こえるけれど、数が少なく光も弱い」ということも珍しくありません。
上記の条件でホタルが見えない可能性もあるため、天気予報は必ず確認して訪れましょう。

そして、ホタルを観察するときの注意点です。

  • 撮影のカメラを近づけるのはNG
  • 光の強いライトはNG
  • 大きな声を出すのはNG
  • 捕まえない
  • 歩きやすい服装

ホタル観察時は夜でとても暗い時間帯のため、子どもだけでは行かないようにしましょう。
足元が悪いスポットもあるため、道中を照らすためにライトを使用することはOKです。
ただし、ホタルの生息エリアはライトを消灯する必要があります。
また、大声を出して近隣住民の迷惑とならないように注意したいですね。
無理矢理ホタルを捕まえることはダメですが、てんとう虫のように止まることもあります。
そのため、虫除けスプレーはできるだけ使用しない方が良いです。
基本的なことですが、ホタルが住みやすい環境を守っていくために重要です。
ホタルを観察する方々がお互い気持ち良く楽しむためにも、ぜひルールは守りましょう。

2023年は横浜市内でホタルを見よう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで「横浜市内で楽しめるホタルの鑑賞スポット」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
ホタルは、ジメジメと湿気で暑くなってきた梅雨~初夏にしか見られないのが魅力。
ホタルはさまざまな種類が存在し、日本は約50種/世界には約2,200種も生息しています。
2023年はコロナ禍以降、マスク着用が緩和されて初めてです。
今までは、施設や団体が観察会などのイベントを中止していました。
そのため、4年ぶりにイベントを開催するということも珍しくありません。
ホタルの観察では周辺エリアや自然に配慮し、ルールやマナーを守って楽しみましょう。
この時期にしか見られない、ホタルの幻想的な夜景を見に横浜市内へ訪れてみませんか。