横浜のおすすめ紅葉スポット&名所7選
日本には「春夏秋冬」の四季があります。
なかでも、世界的に見て「春」と「秋」は珍しい季節なのです。
春は「桜」、秋は「紅葉」。
そして、外国人観光客はこの美しい風景を見るために日本へ訪れます。
ここでは、横浜市内で楽しめる紅葉のおすすめスポットと名所を紹介するコンテンツです。
横浜のおすすめ紅葉スポット&名所7選
夏が終わると、涼しく過ごしやすい季節「秋」がやってきます。
秋が近づいてきたら、紅葉も美しく色づいてきます。
そんな横浜市内で、紅葉が楽しめるおすすめの名所はいくつかあります。
1年を通して人気の観光スポットから、秋だからこそ行きたいスポットまで…。
今回は、その中でハマっ子おすすめの紅葉スポットを厳選して7つお伝えします。
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横浜の紅葉おすすめスポットはどこ?見頃は?
毎年、紅葉の見頃は11月上旬~12月中旬となっています。
厳密に言うと、紅葉と黄葉で見頃が異なり、黄葉の方が数日早い見頃を迎えるのです。
ここでは、紅葉を目安にお伝えします。
神奈川県の「2022年紅葉見頃予想」は東京都と同様、11月28日です。
今年の紅葉における見頃は、全国的に例年並みの予想となっています。
ここからは、横浜市内で楽しめるおすすめ紅葉スポットと名所を7つご紹介いたします。
グランモール公園【みなとみらいエリア】
1つ目の紅葉おすすめスポットは、横浜市西区にある「グランモール公園」です。
グランモール公園は「マークイズみなとみらい」と「横浜美術館」の間にある都市公園です。
公園は「ヨーヨー広場」から「眺めの広場」の一直線に続いている約700mを指します。
パブリックアートや噴水・花壇などで空間づくりが施された広大なオープンスペースです。
橋の手前には、青い看板でグランモール公園と出ていました。
ここでのおすすめポイントは、歩道両側にたくさんの紅葉が色づくことです。
ランドマークタワーやみなとみらいの景色をバックに撮影してみてはいかがでしょうか。
ハマっ子でも意外と知らない穴場スポットなので、おすすめです。
紅葉が終わる冬には、クリスマスのイルミネーションで街全体がライトアップします。
1年を通して、さまざまなイベントや景色を楽しめる「グランモール公園」。
みなとみらいエリアで、観光がてら紅葉を1日楽しむのもアリですね。
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日本大通り【関内エリア】
2つ目の紅葉おすすめスポットは、横浜市中区の「日本大通り」です。
日本大通りは、みなとみらい線「日本大通り駅」からすぐの場所にあります。
この通りは、1870年頃に完成した日本で初めての西洋式街路です。
どこかロンドンで撮影された、ビートルズの「Abbey Road」写真に似ていますね。
日本初の西洋式公園「横浜公園」と横浜初の波止場「象の鼻地区」を結ぶ通りにもなっています。
道路沿いにはオープンカフェもあり、ドラマや映画のロケ地にもなる人気の観光スポットです。
横浜三塔の「神奈川県庁」や「横浜開港資料館」といった、重厚な歴史的建造物が立ち並んでいました。
他にも「横浜地方裁判所」「三井物産横浜ビル」などもあり、レトロでオシャレな街並みが魅力となっています。
ここでのおすすめポイントは、秋になると通り沿いに植えられたイチョウ並木が一面鮮やかな黄金色に色づくことです。
カフェでゆっくりとくつろぎながら、心地良い秋風を感じてみるのもいいですね。
横浜 紅葉スポット 横浜公園と日本大通り – 横浜で暮らそう
山下公園通り【山下エリア】
3つ目の紅葉おすすめスポットは、横浜市中区にある「山下公園通り」です。
山下公園通りは、みなとみらい線「元町中華街駅」から約3分の場所にあります。
この通りは、開港広場から山下橋まで歩道に石畳が敷かれている通りです。
ここでも日本大通り同様、通り沿いのイチョウ並木が一面鮮やかな黄金色に色づきます。
まるで「黄色い絨毯」の上を歩いているような絶景は見逃せません。
他にも、1927年に開業した横浜の老舗ホテル「ホテルニューグランド」との組み合わせも最高です。
名前の由来となっている横浜で有名な公園の1つ「山下公園」に沿った通りでもあります。
関東大震災の復興事業として横浜市助役だった楢岡徹らが、市内の瓦礫などを使って海を埋め立て造成し、1930年(昭和5年)3月15日開園。面積は7.4ha。
山下公園 – Wikipedia
開園当時は現在の沈床花壇部分が泊地になっており、その名残が氷川丸の横にある小さな橋に見られる。
1年を通してさまざまな植物が咲き誇り、自然を眺めながら海風を感じられる公園です。
イングリッシュガーデンもあるため、オシャレな雰囲気でインスタ映え間違いなしですね。
このエリアは、他に「横浜マリンタワー」など横浜の人気観光スポットも隣接しています。
「横浜中華街」へは約10分で行けます。
散策してお腹が空いたら「横浜中華街」で食べ歩きするのもおすすめです。
たくさんの屋台と料理があるため、食べたいものが決められずに迷ってしまうかも…。
夜になると、お店がライトアップされてオシャレな雰囲気に変化します。
昼間とは異なり、ジブリ映画の世界に入り込んだような夜景はインスタ映え間違いなしですね。
こちらもあわせて、足を運んでみてはいかがでしょうか。
三渓園【根岸エリア】
4つ目の紅葉おすすめスポットは、横浜市中区にある「三渓園」です。
三渓園は、歴史的建造物が並ぶ175,000m²の広大な庭園となっています。
そのため、日本文化が体験できることから外国人観光客にも人気の観光スポットです。
横浜市の実業家・原三溪によって明治時代につくられ、1906年に公開されました。
聴秋閣や三重塔など10棟は京都や鎌倉から集められているのが特徴です。
重要文化財に指定されているほか、2007年には国の名勝にも指定されました。
梅やツツジ、桜などの名所としても知られていますが、紅葉も絶景です。
園内中央の大きな池の色づくモミジやイチョウは、三重塔との趣ある風情を楽しめます。
また、聴秋閣奥にある渓谷遊歩道は毎年、紅葉の季節にあわせて一般開放されるのです。
2021年は、11月27日(土)~12月19日(日)となっています。
こちらもあわせて、園内を散歩がてら紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
少し時間が掛かってしまうものの、三渓園へのアクセスはバスがおすすめです。
横浜市営バスで「横浜駅東口」から約35分、「桜木町駅」から約25分となっています。
どちらも「三渓園入口」バス停から歩いて約5分です。
なお、三渓園の入園料は大人700円/子ども200円かかるため、ご注意ください。
三ッ池公園【鶴見エリア】
5つ目の紅葉おすすめスポットは、横浜市鶴見区にある「県立三ツ池公園」です。
三ッ池公園は、3つの池に豊かな樹林が生い茂る総合公園となっています。
鶴見駅の北西約1.8kmに位置し、約30haの広大な敷地面積を誇ります。
園内1番の見どころは、2月中旬~4月下旬に78品種約1600本の桜が満開を迎えることです。
そのため、この絶景は日本の「さくら名所100選」にも選ばれています。
春は桜の名所として有名ですが、秋も負けず見どころが満載です。
池をぐるっと囲うように色づくモミジやイチョウは、絶景となっていました。
池の水面に映る赤色と黄色の紅葉は幻想的な雰囲気で、絶好の撮影スポットです。
紅葉の名所以外にも、野球場・多目的広場・テニスコート・プール・パークセンター・庭園などの施設が充実しています。
そのため、子どもから大人まで1日楽しめること間違いなしです。
三ッ池公園へのアクセスは、バスがおすすめです。
横浜市営バスで「鶴見駅西口」から約15分、「新横浜駅」から約20分となっていました。
園内までは「三ツ池公園北門」バス停から約3分となっています。
園内を散策しながら、紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
称名寺【金沢エリア】
6つ目の紅葉おすすめスポットは、横浜市金沢区にある「称名寺」です。
称名寺は、1258年頃に北条実時が創建し、敷地面積4500坪の菩提寺となっています。
1番の見どころは「阿字ヶ池」を中心に赤い平橋と反橋が中之島と金堂まで架かった浄土式庭園があることです。
現在は「国指定史跡」にも指定されており、桜や紅葉など四季折々の景観を楽しめます。
朱塗りの赤門や桜並木の参道、高さ4mの大きな仁王像なども見逃せません。
また、歌川広重が描いた「称名の晩鐘」の鐘楼があることでも知られています。
庭園の向こうには、緑豊かな「称名寺市民の森」や「金沢三山」などが広がっていました。
ここでのおすすめポイントは、日本ならではの美しい風景と紅葉が一度に楽しめることです。
樹齢800年以上になるイチョウは「横浜市名木古木指定」の古木となっているのです。
夕暮れ時、イチョウの葉と池が黄金色に輝く風景は、趣ある秋の風情を感じました。
称名寺市民の森を抜けると、中世歴史博物館の「神奈川県立金沢文庫」が隣接しています。
館内には、国宝「金沢貞将像」や重要文化財「大般若波羅密多経(宋版)巻1」など貴重な品々が展示されています。
このように豊富な歴史が数多く現存しているのは、金沢区は鎌倉市に近いためです。
神奈川県立金沢文庫では、周年記念の特別展を実施していることもあります。
通常、このような特別展は見ることができないため、訪れた際に開催していればラッキーです。
称名寺とともに、神奈川県立金沢文庫で「芸術の秋」を満喫してみてはいかがでしょうか。
なお、称名寺へのアクセスは、バスがおすすめです。
京急バスで「金沢文庫駅」から「称名寺」まで約8分、徒歩なら約15分となっています。
境内で最初の入口である赤門までは「称名寺」バス停を下車し、約30秒の近さです。
京急線「金沢文庫駅」東口からも歩けますが、住宅街なので少し道に迷うかもしれません。
金沢自然公園と金沢動物園【金沢エリア】
そして最後7つ目の紅葉おすすめスポットは「金沢自然公園(金沢動物園)」です。
こちらも称名寺と同様、横浜市金沢区にあります。
金沢自然公園は、約60万m²の広大な敷地の園内には「動物園エリア」と「植物区エリア」で分かれています。
「植物区エリア」では、約300種類3万5千本の四季折々の植物が植えられています。
1年を通して、桜・菜の花・紅葉などさまざまな景色を楽しめるのが特徴です。
上から園内の全体を見渡してもいいですし、散策しながら間近で見ても良いですね。
こども広場では、全長100mにもなる市内最大級のローラーすべり台が人気となっています。
訪れた際には、常に30人ほどの親子がすべり台用そりを持って並んでいました。
なかには、何度も並び直して4回目を滑るために並んでいるという方も多かったです。
一方の「動物園エリア」は、約46種480頭の動物が展示されていました。
動物は、生息地別にアメリカ区・ユーラシア区・オセアニア区・アフリカ区の4大陸に分けて展示されています。
そのため、とても見やすくなっていました。
ゆっくり動物を観察しながら、園内を満喫するならば1日でも足りないくらいです。
金沢動物園で特に力を入れているのが、世界的な絶滅危惧動物の保存です。
1番の見どころは、日本でも珍しい世界オカピ・コアラ・アミメキリンなど、希少な草食動物を飼育・展示していることです。
また、カフェやショップなどが併設されているため、1日楽しんだ思い出としておみやげも購入できます。
市内最大級の緑に囲まれている金沢動物園は、時期を問わずに1日中楽しめる施設となっていました。
ここでのおすすめポイントは、動物と紅葉を一緒に楽しめることです。
植物区エリアはもちろん、動物園エリア全体に紅葉が見られるため、園内が赤や黄色に染まります。
ゆっくりと園内を散策しながら、紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、金沢自然公園へのアクセスは坂道が多いため、バスがおすすめです。
京急バス「金沢文庫駅西口」から「金沢動物園」まで約10分となっています。
駅を出ると看板が出ており、園内の入口でバスが停車するため、迷う心配はありません。
ただ、帰りのバスは混雑するため、時刻表を確認してから余裕を持って遊びましょう。
秋は横浜で紅葉を楽しもう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市内にある紅葉が見れるおすすめスポットについてお伝えしました。
横浜の紅葉スポットに関する最新情報は随時更新してまいりますので、お楽しみに。
1年を通して人気の観光スポットから、秋だからこそ注目されるスポットまで!
1度は訪れたいところばかりです。
この時期限定の絶景を見に、横浜へ足を運んでみませんか。