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横浜高島屋 プレイランドは子ども向け屋上遊園地

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横浜高島屋「プレイランド」は、2023年9月をもって全て撤去されています。

現在は遊具など一切なく、広場としてのみ開放されています。
訪れる際はご注意ください。

こちらのコンテンツは2023年3月登場の写真のため、参考程度でご覧ください。

横浜高島屋 プレイランドは子ども向け屋上遊園地
横浜市西区の横浜高島屋には、子供向け屋上遊園地「プレイランド」があるのです。
天気の良い日には、多くの子どもたちが遊ぶ穴場スポットとなっています。
ここでは、横浜高島屋の屋上遊園地「プレイランド」を紹介するコンテンツです。

横浜高島屋 プレイランドは子ども向け屋上遊園地

みなさんは、横浜高島屋に屋上遊園地「プレイランド」があることをご存知でしょうか?
プレイランドは、1959年に「高島屋横浜店」のオープン当時から設置されています。
現在のプレイランドにおいて1番の見どころは、機械で動くアミューズメントがあること。
また、子どもから大人まで楽しめる施設も充実しているのです。
乗り物/アミューズメント施設/神社/イベントステージ/ビアガーデン など…
毎年、夏には期間限定でビアガーデンも営業されるなど、さまざまな一面を持っています。
「プレイランドってどんなところ?」「見どころは?」「何があるの?」「アクセスは?」
今回は、横浜市西区にある横浜高島屋の屋上「プレイランド」の見どころをお伝えします。

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昔懐かしい屋上遊園地が姿を消した理由とは?

大正時代〜昭和50年代頃までは、デパートに屋上遊園地が数多く存在していました。
現在とは違って当時の子ども向け娯楽が少なく、キラキラした貴重な場所だったのです。
自家用車の普及前だったため、子どもはそもそもデパートへ滅多に来られない場所でした。
そのため、日曜日に家族揃ってデパートで1日過ごすことは、贅沢な時間だったのです。
そして「おもちゃ売り場/レストラン食堂/屋上遊園地」がお決まりの定番コース。
デパートの屋上遊園地は人々を魅了する特別な場所で、懐かしさもあるはず。
しかし、1964年の消防法改正により、屋上遊園地が全国的に撤去されます。
この消防法では、建物の屋上半分を避難区域として確保することが義務付けられました。
乗り物の設置スペースが限られるという理由から、徐々に屋上遊園地は姿を消したのです。
現在、横浜駅周辺で屋上施設に乗り物があるのは横浜高島屋だけとなっています。

プレイランドは昭和レトロなデパートの屋上

まずは、横浜高島屋の屋上広場を散策して「プレイランド」の見どころを5つご紹介します。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、屋上の営業時間は3〜9月が午後6時まで、10〜2月が午後5時までとなっていました。
他にも、雨天の場合は閉鎖/2022年12月から土日祝日のみの営業となっているのです。
イベントの開催時期や天候によっても異なるため、あらかじめ確認してから行きましょう。

キャラクターの乗り物がたくさん「プレイランド」

1つ目は、屋上一番端のエリアにある「プレイランド」です。
プレイランドは高島屋の「高」というロゴマークの真下にあるため、一層大きく感じます。
屋上広場は周囲に高い建物も少ないため、全体的に開放感がありますね。
アンパンマンやドラえもんなど、人気アニメのキャラクターアトラクションが多めです。
その場で音が流れて楽しむ乗り物や、レール系の乗り物など10台以上ありました。
囲われた場所の線路を走るトーマス機関車は、電車好きならテンションが上がるはず。

バッテリーカーは子ども向けの乗り物で、自分で運転しながら楽しめるのも魅力の1つ。
小銭を入れて楽しめるコイン式の乗り物があります。
子ども向けの乗り物やゲームなどはすべて有料で、どれも200〜300円でした。
どれも子ども向けとなっており、2歳頃から楽しめる乗り物もあります。
子どもはすべて乗りたくなり、ついついお金を使い過ぎてしまうなんてことも…。
景品の入ったゲームコーナーもありましたが、いくつかは動いていませんでした。

まるで、昭和にタイムスリップしたような昔ながらで懐かしい小規模の遊園地という感じ。
乗り物は色褪せているため、年季が入っているようにも見えました。
訪問時は数組の子連れ家族が訪れており、いくつか乗って楽しんでいました。
穴場スポットなので、訪れた際も比較的空いていて待たずに遊べるのも良いですね。
ちなみに、カバーがされていて乗れない乗り物もありました。
お買い物で退屈になってしまう子どもが遊べるため、子育て世代には嬉しいスポットです。
ただし、プレイランドの乗り物は毎日営業しているわけではないので、ご注意ください。

夏は期間限定でビアガーデン会場に

2つ目は、夏季限定で「屋上ビアガーデン」が屋上の一部で開催されるのです。
毎年夏になると「横浜の星空を見上げるビアガーデン 星空GRILL」会場になります。
イベント名は毎年若干異なりますが、BBQでお肉やお酒を楽しめるのが見どころ。
開催時期は、毎年4月下旬〜10月上旬と5か月近く営業しているのです。
営業期間中は、プレイランドが設置されていない場所に特設会場が建てられます。
雨よけもできる大きな仮設テントの中に、テーブルがずらっと並ぶのです。
期間限定のため、オフシーズンはビアガーデンの気配がなく、少し寂しい感じでした。
天気が良ければ、昼は夏の空の下/夜は星空の下でビアガーデンを楽しめますよ。
プレイランドとは違った雰囲気を感じられる、夏の屋上イベントも楽しみませんか。

横浜髙島屋ビアガーデン 星空GRILL
横浜髙島屋ビアガーデン 星空GRILL

横浜高島屋の屋上に「最上稲荷」

3つ目は、百貨店の屋上広場にある「最上稲荷(さいじょういなり)」です。
境内の鳥居には「最上稲荷」と書かれています。
ただし、御由緒の案内板が見当たらず、詳しい歴史や内容は不明。
最上稲荷で調べると、岡山県にある日蓮宗の寺院「最上稲荷山妙教寺」が出てきました。
もともと最上稲荷は日本三大稲荷の1つで、横浜高島屋の最上稲荷はこの関連寺院です。

百貨店の屋上にあるため、ご利益は「商売繁盛/開運招福」となっています。
御祭神は、商売繫盛の「最上位経王大菩薩(さいじょういきょうおうだいぼさつ)」。
1959年、横浜高島屋の開店にあたって「最上稲荷山妙教寺」より勧請されたようです。
鳥居をくぐると、屋上広場らしくコンパクトな社殿で参拝できます。
境内には、こちらも小さめな手水舎がありました。
1831年に京都で古着木綿商(古着)の「京都烏丸松原上ル」を開業したのが始まり。
ちなみに、高島屋の創業者は「初代・飯田新七」です。
のちに呉服太物商(呉服店)として本格的な百貨店経営が行われ、現在に至ります。

イベントステージと自動販売機も設置

4つ目は、広場の片隅に建っていた「イベントステージ」と「自動販売機」です。
最上稲荷神社の向かいには、イベントなどが開催できるステージがあります。
以前は休日になると、このステージで子ども向けイベントが多く開催されていました。
そのため、イベント開催日になるとさらに多くの家族連れで賑わっていたそうです。
そして、ステージのすぐ隣は4台の自動販売機が並ぶコーナーとなっていました。
自動販売機のラインナップはペットボトル飲料のみですが、売り切れる心配はありません。
子どもが遊ぶ屋上広場には水分補給が必要となるため、自販機があるのは安心ですね。

屋上「ジョイナスの森彫刻公園」とも繋がっている

最後の5つ目は、屋上から歩いて約30秒の「ジョイナスの森彫刻公園」です。
横浜高島屋の屋上は、隣接するジョイナスの屋上と繋がっています。
そのため、大きな高島屋のロゴマークのあたりからジョイナス屋上へ行けちゃうのです。
ジョイナスの森彫刻公園だけあって、屋上とは思えない緑豊かな公園が広がっていました。

こちらは、少し落ち着いた大人な雰囲気。
芝生やベンチがたくさんあり、芸術性の高い彫刻も設置されています。
もちろん、子どもから大人まで芝生広場でのんびり過ごすのもアリですね。
広々とした気持ちが良い場所のため、芝生で座りながら休憩している方もいました。
また、子どもたちがゴロゴロしたり、鬼ごっこをしたり思いっきり遊んでいましたよ。

横浜高島屋への交通アクセスについて

それでは、横浜高島屋への行き方と交通アクセスについてお伝えします。
アクセスは、JR線/京急線「横浜駅」中央改札口から西口方向に歩いて約2分です。
正面入口は地上1階にありますが、ジョイナスの地下街からも行けます。
屋上まで行ける直通エレベーターを利用すれば乗り換えずに直接、屋上まで行けました。
また、レストランフロアのある8階には屋上へ上がる階段が3か所あるのです。
レストランフロアで食事を楽しんだ後に、ここから屋上へ行って遊ぶのもアリですね。
ちなみに、横浜高島屋はバスや車で訪れることもできます。
バスの場合は「横浜駅西口」バスターミナルが最寄りのバス停となっていました。
車の場合は「横浜駅西口地下駐車場」が提携の立体駐車場となっています。

横浜高島屋
横浜駅西口バスターミナル
横浜駅西口バスターミナル

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横浜高島屋の屋上遊園地「プレイランド」へ行こう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜高島屋(西区)の屋上遊園地「プレイランド」の魅力をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
百貨店は買い物する場所というイメージがあるため、屋上は見逃してしまいがち。
横浜高島屋の屋上広場は、見どころがたくさんある穴場スポットとなっています。
高い場所にある屋上は見晴らしが良いため、天気の良い日なら思いっきり遊べる場所です。
特に、ミニ遊園地「プレイランド」は、屋上で1番の目玉となっています。
もちろん景色を眺めるだけでも十分満喫できるため、大人から子どもまで楽しめますよ。
夏になると、広場で海を見ながら楽しむビアガーデンが営業されるのも見どころの1つ。
デパート遊園地があった時代を知らない平成生まれの私には、懐かしい感じが新鮮でした。
当時の子どもたちはみんなこの日を楽しみに待ち望んでいたんだとか…。
子育て世代が横浜高島屋でお買い物した後は、屋外広場へ足を運んでみませんか。

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