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【2023年最新版】横浜 桜の名所&おすすめスポット
日本らしい春の風物詩といえば「桜」です。
春になると、多くの人が美しい桜を見にお花見へ訪れます。
ここでは、横浜市内で楽しめる桜の名所スポットを紹介するコンテンツです。
目次
もうすぐ、桜の咲く季節「春」がやってきます。
横浜市内には、桜の名所やお花見を楽しめるおすすめスポットがいくつかあります。
お花見を横浜市内で楽しんでみてはいかがでしょうか?
桜の名所は、横浜ならではの人気スポットから知る人ぞ知る穴場スポットまで…。
「桜は横浜のどこで見られる?」「おすすめスポットは?」「見頃はいつ?」
今回は、そんな「横浜市内で楽しめる桜の名所」に関する情報を詳しくお伝えします。
【2022年版】横浜 桜の名所&おすすめスポット – 横浜で暮らそう
毎年、横浜で桜の見頃を迎えるのは「3月下旬〜4月上旬」となっています。
2023年も「桜開花予想」が発表されました。
横浜市のある神奈川県は、東京都から2日後の「3月17日」となっています。
今年の春先は全国的に「春一番」も早く、平年より高めの気温となりました。
そのため、今シーズンは全国的に東日本では平年より早いかかなり早い開花です。
そして、神奈川県の満開時期は「3月25日」。
入学式シーズンより1〜2週間も早いため、天候で3月中に散ってしまうかもしれません。
ここからは、横浜市内で楽しめる桜の名所スポットをエリアごとに厳選してご紹介します。
【2021年最新版】横浜 桜の名所&お花見 おすすめスポット – 横浜で暮らそう
ここからは、横浜市内で楽しめる桜の名所スポットを6か所ご紹介します。
エリアごとに厳選しているため、訪れる際の参考にしてみてくださいね。
1つ目のおすすめスポットは、中区にある「さくら通り」です。
さくら通りでは、ピンク色と白色のソメイヨシノが咲き誇ります。
ここは市内最大級の桜並木としても有名で、その美しさに圧倒されること間違いなし。
桜は、JR線「桜木町駅」~「パシフィコ横浜」まで約500mの距離に103本あります。
特に人気のフォトスポットは、桜木町駅と新港地区を結ぶ約500mの「汽車道」です。
ここでは、横浜らしい近代的な建物と海と美しい桜並木を楽しめます。
新港地区から汽車道を眺めれば、桜と「横浜ランドマークタワー」が圧巻。
汽車道は、どこから撮影してもインスタ映えすること間違いなしですね。
ちなみに、みなとみらいエリアでは桜が満開の時期に「さくらフェスタ」も開催されます。
「さくらフェスタ」とは、期間中にみなとみらいエリアで開催されるイベントのことです。
イベント期間中、対象店舗にて「さくらパスポート」画面を提示するキャンペーンも実施。
この画面を提示すると、割引やプレゼントがもらえるお得なサービスが受けれらます。
また、桜をイメージしてピンク色にライトアップされるのも見どころ。
オシャレな雰囲気は、家族・恋人・友達と行く横浜観光にもぴったりです。
3月25日(土)には、さくら通りで1日限定の歩行者天国イベントを開催します。
グルメストリート/パレード/働く自動車の展示/綱引き選手権など…
さまざまな催し物が行われるため、たくさんの人で賑わいます。
2023年の開催は、3月18月(土)〜 3月26日(日)で実施予定。
観光しながら、みなとみらいエリアで1日桜を楽しむのもアリですね。
【2021年版】休日に行きたい!横浜観光の定番スポット – 横浜で暮らそう
2つ目のおすすめスポットは、中区にある「三渓園」です。
三渓園は、歴史的建造物が並ぶ175,000m²の広大な庭園となっています。
そのため、日本文化が体験できることから外国人観光客にも人気の観光スポットです。
聴秋閣や三重塔など10棟は京都や鎌倉から集められ、重要文化財にも指定されています。
1906年に公開された後、2007年には国の名勝にも指定されました。
梅・ツツジ・紅葉などの名所としても知られていますが、桜が絶景なのが見どころ。
入口から正門までにある「桜のトンネル」など、園内全体がピンク色に染まるのです。
ソメイヨシノ/ヤマザクラ/オオシマザクラ/シダレザクラなど…
約250本が彩るほか、園内中央にある大きな池では三重塔との趣ある風情を楽しめます。
桜の下の芝生もこのお花見ができる期間のみ開放されるため、とても貴重です。
園内の甘味処では、春の期間限定メニューとして桜を使用した商品も販売されていました。
そのため、三渓園で「花より団子」という方にもおすすめとなっています。
三渓園では、開園時間を延長して開催する「観桜の夕べ」も実施されるのです。
ライトアップされた夜桜と歴史的建造物で、昼間とは違った幻想的なお花見が楽しめます。
2023年は、3月25日(土)~ 4月4日(火)の実施予定です。(※21時閉園)
園内を散歩がてら、夜桜のお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
少し時間が掛かってしまうものの、三渓園へのアクセスはバスがおすすめです。
横浜市営バスで「横浜駅東口」から約35分、「桜木町駅」から約25分となっています。
どちらも「三渓園入口」バス停から歩いて約5分です。
なお、三渓園の入園料は大人700円/子ども200円かかるため、ご注意ください。
3つ目のおすすめスポットは、横浜市南区にある「大岡川プロムナード」です。
大岡川は、金沢区〜港南区〜中区の横浜港へ続く全長約3.5kmの二級河川となっています。
さらに上流部へ行くと「笹下川(ささげがわ)」と川の名称が異なるのです。
見どころは、大岡川の両岸にある約600本の桜が満開時に楽しめる「桜のトンネル」。
特におすすめな楽しみ方は、遊覧船で桜のトンネルを下る「大岡川桜クルーズ」です。
船上でお花見ができるため、普段とは違った景色で桜を贅沢に楽しめます。
桜クルーズは毎年恒例ですが、桜が楽しめる春の期間限定イベントです。
この「大岡川桜クルーズ」は夜も運航しているため、夜桜を楽しむのもアリですね。
夜になると桜がライトアップされ、華やかで幻想的な雰囲気になります。
2023年のライトアップは、3月24日(金)~ 4月9日(日)です。
弘明寺商店街の観音橋から清水橋にぼんぼりが灯ります。
大岡川プロムナードを歩くなら、京急線「弘明寺駅」からスタートするのがおすすめ。
京急線「弘明寺駅」からは弘明寺坂と弘明寺商店街を通り、約8分となっています。
昼と夜はどちらも楽しめるため、散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。
弘明寺商店街は横浜の下町情緒あふれている – 横浜で暮らそう
4つ目のおすすめスポットは、横浜市神奈川区にある「三ツ沢公園」です。
三ツ沢公園は、1949年に開園した敷地面積約29万km²の広大な運動公園となっています。
「横浜駅」から北西約2kmの丘陵地にあり、自然豊かな園内が特徴です。
ローラーすべり台など、子ども向けの大型遊具がある広場が5か所あるのも嬉しいですね。
また「ニッパツ三ツ沢球技場」をはじめ、陸上競技場・テニスコート・体育館があります。
そして、横浜市内唯一となる馬術練習場もありました。
そのため、過去には国体・1964年開催の東京五輪で競技会場となった歴史もあります。
三ツ沢公園でのおすすめスポットは、園内の北側にある「桜山」です。
ただ、園内には約1400本の桜が植えられています。
そのため、園内のどこでも桜が見れるのでどこにいても楽しめるのが魅力です。
三ツ沢公園へのアクセスは、電車がおすすめです。
横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢上町駅」出口1番から歩いて約15分となっています。
駅構内には、Jリーグ観戦のために「ニッパツ三ツ沢球技場」の看板が出ていました。
三ツ沢公園は自然も大型遊具も楽しめる運動公園 – 横浜で暮らそう
5つ目のおすすめスポットは、横浜市鶴見区にある「神奈川県立三ツ池公園」です。
三ツ池公園で1番の見どころは、78品種約1600本の桜が満開を迎えること。
そのため、この絶景は日本の「さくら名所100選」にも選ばれています。
春は桜の名所として有名ですが、秋も池の水面に映る赤色や黄色の紅葉が幻想的です。
三ツ池公園は、3つの池に豊かな樹林が生い茂る総合公園となっています。
鶴見駅の北西約1.8kmに位置し、約30haの広大な敷地面積を誇ります。
野球場・多目的広場・テニスコート・プール・庭園などの施設も充実しているのです。
入園料も無料のため、子どもから大人まで気軽に1日中楽しめる公園となっています。
三ッ池公園へのアクセスは、バスがおすすめです。
横浜市営バスで「鶴見駅西口」から約15分、「新横浜駅」から約20分となっていました。
「三ツ池公園北門」バス停から公園までは、歩いて約3分です。
園内を楽しみつつ、散策しながらお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
6つ目のおすすめスポットは、横浜市金沢区にある「称名寺」です。
称名寺で1番のおすすめスポットは「朱塗りの赤門」と「桜並木の参道」。
赤門には「源平しだれ桃の木」という、1つの木で紅白の花が咲く珍しい木がありました。
そして、参道では両側にある桜並木が満開を迎えると、桜のトンネルのようになります。
桜とともに桃色の提灯も飾られて、圧巻の景色です。
この桜並木の参道を進むと、境内入口にある高さ4mの大きな仁王像と桜も見逃せません。
趣きある日本の風景と、淡い桃色に色づいた桜が一度に楽しめることです。
ちなみに、夜になるとライトアップされ、昼間とは違った雰囲気で夜桜を楽しめます。
称名寺は、1258年頃に北条実時が創建し、敷地面積4500坪の菩提寺となっています。
見どころは、阿字ヶ池を中心に赤い平橋と反橋が中之島と金堂へ架かった浄土式庭園です。
現在は「国指定史跡」にも指定されており、四季折々の景観を楽しめます。
また、歌川広重が描いた「称名の晩鐘」の鐘楼があることでも有名。
庭園の奥を進むと、森が生い茂る「称名寺市民の森」があり、ハイキングが楽しめます。
あたたかくなってきたお花見の季節に、ハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この森は広さ10.7haとなっており、境内裏手の金沢三山に繋がっているのです。
頂上にある「観音八角堂広場」からは、八景島シーパラダイスや野島なども見渡せますよ。
市民の森を抜けると、中世歴史博物館の「神奈川県立金沢文庫」が隣接していました。
館内には、国宝「金沢貞将像」や重要文化財「大般若波羅密多経(宋版)巻1」などを展示。
金沢区は鎌倉市に近いこともあり、豊富な歴史が数多く現存しているのです。
神奈川県立金沢文庫では、滅多に出会えない作品の展覧会を実施していることもあります。
展覧会は期間限定で実施されているため、訪れた際に開催されていればラッキーです。
称名寺の桜とともに、こちらへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、称名寺へのアクセスは、バスがおすすめです。
京急バスで「金沢文庫駅」から「称名寺」まで約8分、徒歩なら約15分となっています。
境内で最初の入口である赤門までは「称名寺」バス停を下車し、約30秒の近さです。
京急線「金沢文庫駅」東口からも歩けますが、住宅街なので少し道に迷うかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、2023年の「横浜市内で楽しめる桜の名所」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
「横浜の桜」に関する最新情報は随時更新してまいりますので、お楽しみに。
春のあたたかな日差しと心地よい風、優しい香りに包まれるのが「お花見」の魅力です。
桜にはさまざまな種類があり、品種によって見た目や開花時期も異なります。
そのため、桜の見頃は最長で約1か月半に渡って楽しめますよ。
2023年はコロナ禍以降、マスク着用が緩和されて初めての春です。
屋外でお弁当やお酒を持参し、レジャーシートを敷いてお花見を楽しむことも。
お花見では、施設のルールやマナーを守って楽しみましょう。
観光とともに、春にしか見られない桜の絶景を見に横浜を訪れてみませんか。