ハマっ子が小学6年生で参加する「横浜市立小学校体育大会」とは?
はまっ子スポーツウェーブは、横浜市立小学校に通う6年生が対象の体育大会。
開催場所や日程はその年によって異なりますが、毎年10月〜11月に開催されます。
ここでは、横浜市立小学校体育大会「はまっ子スポーツウェーブ」の紹介コンテンツです。
ハマっ子が小学6年生で参加する「横浜市立小学校体育大会」とは?
皆さんは、横浜市立小学校で毎年開催されているスポーツイベントをご存知でしょうか?
毎年10月中旬〜11月上旬に、市内の競技場で開催される大きなイベントがあります。
それが「はまっ子スポーツウェーブ(横浜市立小学校体育大会)」です。
横浜市の小学6年生が全員参加する大きなスポーツ大会となっています。
横浜市小学校は全部で340校以上あるため、6年生だけでも参加人数は3万人以上。
会場は、横浜市内にある「日産スタジアム」や「三ツ沢公園陸上競技場」などです。
そのため、開催場所や日程で異なるものの区ごとに分かれて「2〜4日間」行われます。
横浜市で育ったハマっ子の皆さんなら「そんなイベントあったかも!」と思い出すはず。
「横浜市体育大会はいつから始まったの?」「Let’s Dance With Yokohamaってなに?」
今回は、横浜市立小学校が対象の体育大会「はまっ子スポーツウェーブ」をお伝えします。
「はまっ子スポーツウェーブ」横浜市立小学校体育大会はいつから始まった?
2024年で74回目の開催となります。
横浜市立小学校体育大会は、なんと1951(昭和26)年から開催されているのです。
70年以上開催されているということになり、長い歴史があることが分かります。
ちなみに、80歳以上の世代の方々もこのイベントに参加していたことになります。
1951年から、毎年行われているのです。
そのため、さまざまな年齢層のハマっ子に何を踊ったのか聞いてみるのも面白いですね。
日産スタジアムで開催する理由は、横浜市民として立派に育って欲しい思いがあるそう。
横浜の誇る大きな施設で体育大会を行ったという経験ができるのは、とても貴重ですね。
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横浜市立小学校体育大会は何年生が参加する?
横浜市立小学校体育大会は「横浜市の小学6年生」全員が参加するイベントです。
ある程度成長が進んでいる年齢ということもあり、本格的な陸上競技も多く行われます。
<大会のねらい>
横浜市立小学校体育大会 – 横浜市
(1)大会に参加することにより、運動に親しみ、自らを高め、主体的に生きる豊かな心を育てる。
(2)多くの児童が集まって運動することにより、視野を広げ、生活をより豊かにし横浜市民として共に生きようとする意識を高める。
(3)一人ひとりが「めあて」をもち、競技や演技に参加したり見合ったりして、運動する楽しさを味わい、動きが高まる喜びを感じることができるようにする。
「豊かな心 広がる仲間 高まる動き」を大会スローガンにかかげ、実施されています。
イメージとしては「横浜市の小学6年生が参加する小さなオリンピック」という感じ。
横浜市立小学体育大会 開催日程と会場は?
横浜市立小学校体育大会の日程や会場は毎年異なり、2日間もしくは4日間の開催です。
ちなみに、2020年の開催は以下の通りでした。
【開催日程】10月23日~10月24日/11月6日~11月7日[4日間]
【場所】三ツ沢公園陸上競技場
第69回目(2020年開催)の会場は、三ツ沢公園陸上競技場となっています。
これも年によって会場が異なり、私が参加した年は「日産スタジアム」で実施しました。
ここからは、私が体験した当日のスケジュールをご紹介します。
大会は朝から午後まで実施されるため、この日は通常授業がお休みで課外授業です。
当日はいつもの登校時間よりも1時間早めに学校へ到着し、全員で電車に乗って会場へ。
また、会場で着替える時間がないため、すでに体操着を着用して登校していました。
これも学校によって異なるようで、最寄りの「新横浜駅」集合だった学校もあったそう。
他にも、大型バスで会場に来ている学校もありました。
会場に到着した学校(9時頃)から順次リハーサルするような流れです。
開催時間としては10時頃に開会式が始まり、15時までには閉会式が終了します。
開会式や閉会式には横浜市長のほか、横浜にゆかりのあるスポーツ選手などが訪れました。
その後、各校のスポーツ旗旗手が入場して芝生の上を行進するのです。
学校ごとに1階スタンド席のブロックが決まっており、そこから座って楽しむ形でした。
参加を希望すれば児童の保護者も観覧でき、2階スタンドから撮影と応援ができます。
さまざまな陸上競技や演目が実施され、途中にはお昼休憩を挟みました。
全員がお弁当を持参し、会場のスタンド席からみんなで食べた思い出があります。
競技は陸上や全員で協力する大縄跳び、ダンスなどが行われました。
100m走/走り幅跳び/400mリレー/大縄跳び/ダンス など…
大縄跳びとダンスが全員参加となり、そのタイミングで競技場に降りていきます。
大縄跳びでは、全学校の生徒たちがベスト記録の更新を目指して一生懸命跳びました。
一方で、100m走/走り幅跳び/400mリレーは各学校の代表児童が出場します。
学校を背負って競技に挑むということもあって緊張するようですが、やはり強者揃い。
私は出場しなかったので、クラスの友達と一緒にベンチから大きな声援を送っていました。
また、会場はとても広いので他の学校の生徒や先生にも出会ったりします。
転校した友達や転勤した先生と久しぶりに再会するなんてことも…。
学校へ帰宅する時間は、クラブ活動があった放課後のように少し遅く16時過ぎでした。
横浜市体育大会 歴代のダンス曲は?
6年生は、大会のさまざまな種目で競い合います。
なかでも、特に注目が集まるのは児童全員で行う「集団演技種目」のダンスです。
2010年以前は、ブロック演技としてその年に流行った歌謡曲などでダンスを踊っていました。
2009年の第59回目までは方針が違ったため、区ごとに違う演技を行っていたのです。
長年同じ曲を続けている区もあれば毎年曲を変えるなど、区ごとにバラバラでした。
ハマっ子の私は2007年に参加したので「Let’s Dance With Yokohama」を踊っていません。
当時「EXILE」もしくは「東方神起」の曲に合わせて踊った記憶があります。
旭区の学校では「飛翔」と呼ばれるダンス曲で毎年、踊っていたそうです。
これは、F1でも有名なT-SQUARE「TRUTH」や久石譲「THE INNERS」の編曲メドレーなど…。
過去には花笠音頭/YMCA/ソーラン節など、いろいろなダンスをやっていたそうです。
学校によって方針は違ったみたいですが、時期的に体育大会と運動会が被っていました。
このような事情もあってか、あまり体育大会だけの練習をする時間がなかったのです。
生徒の負担を減らすため、運動会では体育大会と同じ振り付けでダンスを披露しました。
これも学校によって違い、別の学校のハマっ子に聞いたら別々のダンスを練習したそう。
とにかく参加人数が多いので曲が聞こえづらく、音取りも大変だった印象があります。
Let’s Dance With Yokohamaとは?いつから始まった?
6年生は、大会のさまざまな種目で競い合います。
なかでも、特に注目が集まるのは児童全員で行う「集団演技種目」のダンスです。
この時に踊るのが「Let’s Dance With Yokohama(レッツダンス ウィズ ヨコハマ)」。
流れる曲はダンスに合わせ、横浜市歌をアップテンポにアレンジしたものとなっています。
曲は、前半のアップテンポダンスから後半のスローテンポダンスの2部構成。
転調する横浜市歌の後半部分は、スローテンポのダンスが続きます。
しかし、このダンスは50年以上前から踊られていたわけではありません。
2010年の第60回大会からは記念大会ということで、横浜市全区で統一しました。
それ以降、6年生全員が一緒に踊れる「Let’s Dance With Yokohama」となったのです。
そのため「2000年4月〜2001年3月生まれ」以降のハマっ子なら一度は踊っているはず。
当日に到着した学校から、各自立ち位置や振り付けのリハーサルが行われました。
また、区ごとに座席やダンスを行うブロックもあらかじめ決まっています。
そのため、保護者の方々は自分の子どもが踊っている学校にカメラを向けていました。
生徒たちは実際に踊るため、スタンドから見ることはできません。
しかし、スタンドから見える大人数がリズムを合わせてダンスする姿は迫力満点ですよ。
人数だけでも凄い人なので、圧倒されてしまうこと間違いなし。
「横浜市立小学校体育大会」ハマっ子 小学生の思い出
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市立小学校体育大会「はまっ子スポーツウェーブ」をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
横浜市立小学校体育大会は、70年以上開催されている歴史あるスポーツイベント。
毎年10月中旬〜11月上旬に、横浜市立の小学6年生が市内の競技場で開催されます。
ハマっ子であれば、思い出深い方も多いのではないでしょうか?
「Let’s Dance With Yokohama」のように、みんな踊れるダンスがあるのも目玉の1つ。
体育大会は、伝統を受け継いで後世にもぜひ残って欲しいイベントですね。