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横浜の正月と箱根駅伝

箱根駅伝

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横浜の正月と箱根駅伝
横浜でお正月の風物詩としておなじみの「東京箱根間往復大学駅伝競走」
通称「箱根駅伝」。
沿道で応援するか、テレビの前から目を離さずに応援するか…。
ここでは、そんな「箱根駅伝」に関する内容を紹介するコンテンツです。

横浜の正月と箱根駅伝

大井町(東京都)~箱根(神奈川県)区間を結ぶ「箱根駅伝」。
2日間の激闘をテレビ番組で中継するなど、全国規模で人気です。
そんな駅伝のランナーたちは、毎年のように横浜市内を走り抜けます。
そのため、横浜のお正月は箱根駅伝に注目です。

ハマっ子である私は、2区と9区を毎年のように駅伝を見に行っていました。
選手が近づくと、沿道には人だかりができて道路が見えなくなるほどです。
近くにいるスタッフの方から赤と白の応援旗をもらって、応援します。
警備の方が「危ないので沿道から身を乗り出さないでください~」と声を掛ける光景も。
隣で観戦していた人が、出場選手のお母さんや関係者だったこともありました。
今回は、箱根駅伝に関する内容や経験談をハマっ子目線でお伝えします。

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箱根駅伝の歴史をおさらい

2021年に第97回大会となる、箱根駅伝が誕生したのは1920年。
早稲田大学、慶応大学、明治大学、東京高等師範学校(現筑波大学)の4校が参加しました。
その際、「四大校駅伝競走」という名称で第1回大会が開催されたのです。
箱根駅伝構想のきっかけとなったのが1917年に行われた「東京奠都五十年奉祝・東海道駅伝徒歩競争」です。
これは、日本で初めての駅伝として京都~東京間516キロを3日間かけて23人が走り継ぐレースでした。

箱根駅伝90回記念モニュメント「絆」の像

大会は大成功をおさめ、関係者の尽力により箱根駅伝創設へとつながります。
その後、戦争などの理由により開催中止となった年もありますが、1947年以降は毎年開催されています。
数々の名場面が生まれた箱根駅伝、皆さんそれぞれに印象深いエピソードがあるのではないでしょうか。

箱根駅伝栄光の碑「若き力を讃えて」(神奈川県箱根町)

横浜の箱根駅伝ルートとは?

東京・大手町の読売新聞社前と箱根・芦ノ湖駐車場入り口の間を往路5人、復路5人で走り継ぐ箱根駅伝。
ご存じの方も多いと思いますが、1区から10区までの区間をおさらいしましょう。

1区・10区 大手町・読売新聞社前~鶴見中継所
2区・9区   鶴見中継所~戸塚中継所
3区・8区     戸塚中継所~平塚中継所
4区・7区     平塚中継所~小田原中継所
5区・6区     小田原中継所~箱根・芦ノ湖駐車場入り口

このうち、1区・10区と3区・8区の一部、2区・9区の全域が横浜市内となります。
通過する区間としては、鶴見区・神奈川区・西区・保土ヶ谷区・戸塚区です。

2区・9区の通過点 保土ヶ谷駅前
(2区・9区の通過点 保土ヶ谷駅前)

鶴見中継所の最寄りは「京急線 鶴見市場駅」

2区と9区の鶴見中継所は、国道15号線沿いにあり、京急線「鶴見市場駅」が最寄り駅となっています。
駅から徒歩5分と歩いて行けるため、箱根駅伝を沿道から応援しに訪れてみてはいかがでしょうか。
「花の2区」と呼ばれ各校のエースが登場する2区は、距離が長くアップダウンも多い難コース。
上りと下りが激しいため「ごぼう抜き」や「区間新記録」などが見られる区間となっています。

2区を逆方向に走る9区も優勝争いを大きく決定付ける区間となっているため、各校の有力選手が登場します。
特に見どころなのは、復路となる9区となっています。
翌年の箱根駅伝に出場するために必要な10位以内を狙い、繰り広げられる接戦の「シード権争い」です。
また、ゴールまでたすきを繋げられない涙の「繰り広げスタート」を切る区間にもなります。

選手たちの努力に胸打たれ、数多くのドラマが生まれる鶴見中継所地点。
ここには「明日へ走る」と刻まれた、バトンを渡す選手の記念碑が建てられています。
鶴見中継所は、箱根駅伝が開催される1月2日~3日に大勢の観客で混雑するのです。
一番、沿道に近いベストポジションを確保するのに2時間前から並ぶ方も…。
寒空の下、応援することで歴史的瞬間に立ち合えるかもしれません。

箱根駅伝記念像「明日へ走る」

保土ケ谷の権太坂は難所

昔から東海道(旧東海道)の難所として知られる「権太坂」。
箱根駅伝のコースは国道1号なので、コース中の「権太坂」は旧東海道の「権太坂」と同一ではありません。
しかし、10区の中で一番距離の長い2区の中盤から始まり、上り坂が長く続く権太坂。
やはりこの場所は、箱根駅伝のランナーにとって難所です。

旧東海道のマンホール
「保土ケ谷ふるさとかるた」に描かれた権太坂
(「保土ケ谷ふるさとかるた」に描かれた権太坂)

箱根駅伝 新型コロナウイルス感染症の影響は?

箱根駅伝は、2022年も開催が決定しました。
ただ、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、に表彰式や閉会式は実施されません。
応援は自宅のテレビから協力するように呼びかけられています。
コロナ禍で例年とは異なる大会ですが、選手のみなさんは変わらずに走りで大会を盛り上げてくれるでしょう。

参考: 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト

横浜で箱根駅伝 2022年も自宅から応援しよう!

例年は沿道に多くの人が集まります。
ただ、2022年も2021年と同様、コロナ禍での開催です。
そのため、関東学生陸上競技連盟は応援に関するお願いとしてキャッチコピーを発表しました。
「応援したいから、応援にいかない。」
新型コロナウイルス感染症の感染対策として、選手への配慮にもなります。

箱根駅伝番組公式 Twitter より

また、箱根駅伝の公式サイトでも注意が呼びかけられています。

箱根駅伝の応援に関するお願い

新型コロナウイルス感染症感染防止対策として、
第98回大会はスタート・フィニッシュ地点および各中継所、コース沿道での応援、観戦はお控えください。テレビなどでの応援、観戦をお願いします。

「箱根駅伝の応援に関するお願い」- 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト

このように2022年も2021年と同様、自宅から応援しましょう。

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