横浜で住む、暮らす、楽しむ 横浜に住む暮らすの情報

横浜 旭区はSDGs未来都市 そんな 旭区に暮らす

旭区役所

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分28秒です。

横浜 旭区はSDGs未来都市 そんな旭区に暮らす

横浜 旭区はSDGs未来都市 そんな旭区に暮らす

世界共通の大きな目標であり、私たちの日々の暮らしにもつながっているSDGs(持続可能な開発目標)。
SDGs未来都市である横浜市は、環境・経済・社会的課題を同時に解決するための取り組みを進めています。

その横浜で、地域に暮らす人や活動団体、企業などが連携して、SDGsモデル事業に取り組んでいる旭区。
「Partnershipで創る未来」をスローガンに「SDGsでつなぐ郊外部のまちづくり」をめざして、さまざまな挑戦をしています。

SDGs未来都市って何?

SDGs未来都市とは、SDGsの達成に取り組む都市として、国から選定された都市のことです。

持続可能な社会の実現をめざし、地方公共団体によるSDGsの取り組みを推進することが、2017年に国の施策として位置づけられました。
その推進のために、国が自治体によるSDGs達成のための取り組みを公募し、優れた取り組みを提案した都市をSDGs未来都市として選定します。

横浜市は、2018年6月にSDGs未来都市に選定されました。

横浜市旭区の大規模団地再生事業とは

多くの大規模団地では、高齢化や人口減少による課題を抱えています。

そのような状況の中、旭区では2017年からモデル事業として大規模団地再生事業を実施。
地域、企業、行政などが連携し、地域に暮らす人の生活を支える活動の維持、まちの魅力づくり、事業を進める体制づくりを進めてきました。

2020年までの3年間で得られた成果を踏まえて、団地再生事業は2年間延長されることに。
旭区では、将来的に地域主体の団地再生が継続できるように、今後は自立化の仕組みづくりに力を入れていくとしています。

若葉台団地のまちづくり

若葉台団地
若葉台団地

約6300戸という、横浜市内でも最大規模の団地である若葉台団地エリアには、ショッピングタウン、複数の公園、病院、学校、スポーツ施設などが広範囲に広がっています。
この団地を一体的に管理しているのが、1978年に設立された若葉台まちづくりセンターです。

多くの大規模団地と同様、人口減少や高齢化による課題を抱える若葉台団地では、2017年にまちづくり推進組織が立ち上げられ、子育て支援や世代間交流などに取り組んできました。

そんな基盤がある中で、まちづくり組織、神奈川県住宅供給公社、若葉台まちづくりセンターの3者協定により事務局の機能を強化し、モデル事業としての活動が始まりました。

めざすのは「地域の資源を活用し、外部の主体も参画する「開かれた拠点団地」として発展するまち」。
「こどもみらいづくり宣言」の策定などを通した子育て世代の転入促進、高齢者の暮らしを支えるための住民活動に、地域ぐるみで取り組んでいます。

また、企業や大学の社会実験を誘致するために、公民連携の窓口となる「SDGs若葉台フロント」が立ち上げられました。
さまざまなパートナーと連携しながら、オンデマンドバスや宅配システムの実証実験などを展開しています。
若葉台団地では、2011年からエリア内を無料で巡行するコミュニティバス「わかば号」を運行していましたが、横浜国立大学と協定を結び、わかば号や路線バスの位置がわかるアプリの配信を2020年1月に始めました。

これからも、地域ぐるみで安全・安心・健康なまちづくりを進め、コミュニティの維持をめざしています。

左近山団地の地域活動

左近山団地
左近山団地

二俣川駅からバスで約20分、緑の多い丘陵地に、左近山団地はあります。
左近山団地では、2013年に自治会や商店会など地域の団体が連携して、「オール左近山」が設立されました。
オール左近山は、医療、福祉、子育て、まちづくりなど広い範囲にわたって、地域に暮らすあらゆる世代の支援と地域振興に取り組むNPO法人です。
2014年には、現在も交流拠点としてなくてはならない存在であるコミュニティカフェ「ほっとさこんやま」を左近山ショッピングセンター内にオープンしました。

2017年、旭区、横浜国立大学、UR都市機構は「左近山団地における大学生による地域支援活動事業に係る連携協定」を結びました。
この事業では、大学生が団地に住み、地域の活性化に向けた活動をしています。

モデル事業開始後も、オール左近山や学生の活動を中心に、さまざまな団体が連携して商店街の活性化や文化活動を展開。
お祭りやアートイベントなどの企画のほかにも、高齢者や子どもたちの見守りと支援、組織の強化と連携を深める活動を進めています。

左近山ショッピングセンター
左近山ショッピングセンター

2019年には、学生たちが「サコラボ」というグループを立ち上げました。
サコラボは、「左近山をふるさとに」をコンセプトに、商店会と連携したイベントを企画したり、地域主体のイベントに協力したりしています。

活発な活動が、地域のメディアでも頻繁に取り上げられている左近山団地。
地域に暮らすさまざまな立場の人が連携し、安心とつながりを生み出しています。

横浜 旭区でSDGsを意識した暮らしを

SDGs

SDGsの実現のために一人ひとりの行動が大切だということは、いろいろなところで言われています。
とはいえ、一人でできることには限界がありますし、「自分には何ができるだろう?」と思うこともあると思います。

そんなときは、多くの人がさまざまな活動に取り組んでいる横浜、旭区で、その取り組みを知ることから始めてみませんか。
旭区のホームページでは、大規模なプロジェクトのほかにも、個人経営のお店の取り組みや家庭でできるエコ活動なども紹介しています。

そこからヒントを得てSDGsを意識した暮らしを送ることが、これからも安心して暮らせるまちづくりにつながっていくでしょう。

Partnershipで創る未来 ~SDGs未来都市横浜 旭区の挑戦~
https://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/shokai/SDGs/asahi-x-sdgs.html#PTOP

【大募集】横浜の周辺情報 ここが知りたい!

横浜・相鉄沿線・周辺のここが知りたい!

アフィリエイトならイークリック
関連コンテンツ
Writer