この記事を読むのに必要な時間は約 4 分24秒です。
横浜駅は150年前 日本初の終点駅だった
2022年は日本に鉄道が開業して150年になります。
JR東日本は、150年を記念してイベントを計画しているようです。
横浜で暮らそうでは、150年を記念して、横浜駅にフォーカスをあてます。
目次
2022年は日本に鉄道が開業して150年、日本が近代化へ向かうひとつの出来事です。
JR東日本は鉄道開業150周辺を記念してスペシャルサイトを用意しています。
JR東日本 鉄道開業150年スペシャルサイト
皆さんご存知のように、日本初の鉄道区間は新橋から横浜の区間です。
150周年のイベントは横浜にとっても大切なイベントなのです。
鉄道の計画は、東京から神戸を結ぶや、日本海側の敦賀を抜ける路線も計画されていました。
しかし、予算や当時の政治情勢から計画が変わり、モデルケースとして新橋から横浜までが開業されることとなったわけです。
イメージとしては、新橋から横浜駅までが一気に開業したように伝えられています。
実は、品川から横浜駅まで仮開業をした後、新橋から横浜までの本開業となっています。
鉄道開業の1872年10月14日は、新橋、品川、川崎、神奈川、横浜という5駅でした。
翌日の営業運行日には鶴見駅が開業しています。
2022年から150年前のお話です。
横浜駅が開業したきっかけや歴史の詳細については「横浜駅が歩んできた三代の歴史とは?」をご覧ください。
開業した日本初の鉄道路線、新橋〜横浜間。
実は、横浜駅は初の鉄道駅でもあり、終点。
この当時は、日本全国急ピッチで鉄道建設されてました。
そのため、15年後には路線で国府津駅間が完成したため、終着駅ではなくなってしまったのです。
開業当時の新橋と横浜駅の場所をみると、今の新橋駅と横浜駅ではないことに気が付きます。
新橋駅は現在の汐留駅の近く。
横浜駅は現在の桜木町駅に。
汐留には開業当初の新橋駅が「旧新橋停車場」という当時を再現した建物があります。
桜木町駅には、開業当初の建物がなく、「旧横ギャラリー」の中に「横濱停車場のジオラマ」がおいてあります。
また 桜木町駅の南改札の近くには「鉄道創業の地 記念碑」があります。
2022年 鉄道が開業して150周年記念の今年。
横浜駅の歴史にも触れてみましょう、横浜駅は桜木町駅から、いきなり今の横浜駅に移ったわけではなく、高島の二代目横浜駅を経て今の場所になりました。
なぜ横浜駅が移ったのか、それは、もともと重要視されていた三府(大阪、京都)を結ぶ東海道線のモデルケースでした。
桜木町を横浜駅として残してしまったら、西へ向かうためには スイッチバックという進行方向を反転する特殊な作業が必要になり。
その後、特殊な作業を解消するために神奈川駅と程ヶ谷駅(現保土ケ谷駅)のつなぎの路線から、平沼駅ができ、二代目横浜駅として移設となりました。
ここでまた疑問「二代目横浜駅はなぜ継続できなかったのか」
原因は関東大震災です。
1872年に開業した横浜駅は、56年で3回も場所を変えた駅なのです。
さて、お伝えしてきた鉄道開業150周年事業と日本初の終着駅横浜駅について、
初代の桜木町から横浜駅は徒歩圏です。
お天気のよい日に散策がてら、横浜観光を満喫してみてみませんか?