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蒔田の森公園は駅近で歴史もある公園
横浜市営地下鉄蒔田駅から徒歩5分にある蒔田の森公園をご存知ですか?
小川が流れる小さな公園で歴史もある蒔田の森公園をご紹介します。
目次
蒔田の公園といえば南区桜まつりが行われる大きな広場があり、大型遊具が楽しい「蒔田公園」が人気。
ですが、今回ご紹介するのは横浜市営地下鉄蒔田駅から徒歩5分のところにある「蒔田の森公園」です。
駅近ながら小川も流れ池もあり、歴史もある公園なんです。
蒔田の森公園に行くのは初めてだったのでGoogleマップのナビを頼りにしたところ、公園は見えるものの柵がありそちらからは入れませんでした。
案内された場所には階段があり、そちらを上ると稲荷社が。
こういう機会がないと訪れないだろう場所です。知らない場所への散策はこういう出会いも楽しいですね。
さきほどの稲荷社の道から戻り、車通り沿いをまっすぐ進むと蒔田の森公園北口があります。案内の石の看板が。
こちらが蒔田の森公園の全体図です。だるま広場とばんば広場、池前広場に分かれており、小川が流れ池もある自然を感じさせる公園となっています。
この公園には遊具がないので子どもたちには物足りない?と思われるかもしれませんが、この日も近くの保育園から遊びに来たと思われる園児たちが元気いっぱい遊んでいました。広場でかけっこをしたり池や周りの生き物を観察するだけでも楽しいと思います。
ベンチと水飲み場はあるので休憩にはピッタリです。
また、ばんば広場にはよく見ると「キツネ」の置物が。他にも園内にいくつか動物の置物があるので探してみるのも楽しいと思います。
蒔田の森公園の奥はまさに「森」でこの森を抜けると蒔田城があった場所へ行くのですが、フェンスが張られておりこの先は通行止めとなっています。
園内はそれほど広くないので5分もあれば1周できます。こじんまりとした中に池や小川があり、森と住宅街に囲まれているので駅近くとは思えないほどの落ち着いた雰囲気です。
子どもだけでなく大人にも癒しスポットになるのではないでしょうか。
蒔田の森公園は看板にある通り、戦国時代に蒔田城があった場所からほど近く、蒔田城のための馬場があったといわれ「馬場の森」「馬場谷」と呼ばれていたそうです。
平成9年に横浜市が蒔田の森公園として整備する前も「森児童公園」と呼ばれて親しまれていた歴史ある場所です。
また、蒔田の森公園の東口には鎌倉時代に設置されていた「辰巳の門」の礎石が。
辰巳の門は第二次世界大戦の戦火で焼失してしまい礎石だけ残っているそうです。
このように鎌倉時代の礎石が今も残っている、歴史も感じさせる公園です。
蒔田駅には2022年10月にVIERRA蒔田がオープンし、買い物にも便利になりました。
VIERRA蒔田にお買い物にいく時に少し足を延ばして蒔田の森公園にも遊びに行ってみませんか。
蒔田の森公園がかつて馬場として使われていた「蒔田城」については次週ご紹介します。