横浜の外国人街へ行ってみた!
日本でも有数の観光地「横浜」。
そんな横浜は、毎年多くの外国人観光客も訪れます。
一方で、江戸時代の開港に伴い、「外国人が横浜に住む」人々も増えていきました。
ここでは、そんな「横浜の外国人街」について紹介するコンテンツです。
横浜の外国人街へ行ってみた!
横浜は他の地域より外国人が多いと言われています。
1859年に横浜港開港して、外国人が多く入って来て以来多くの外国人が横浜に住むようになったようです。
横浜中華街を筆頭に、外国人が多く集まると「街」になっていくのでしょう。
今回は、外国人街が多く住む「横浜の外国人街」についてお伝えいたします。
横浜中華街【横浜市中区】
言わずと知れた「横浜中華街」は、横浜市中区山下町にあります。
みなとみらい線「元町中華街駅」とJR根岸線「石川町駅」が最寄り駅です。
中華街と呼ばれるようになったのは、1955年以降。
それまでは「南京町」や「唐人町」と呼ばれていたそうです。
(そういえば子供の頃、父が「南京町」と言っていたことを思い出しました。)
その歴史は古く、横浜新田居留地からだと1866年からの歴史となり、150年以上となります。
基本的には、華僑の人で特に広東省の人が多かったようです。
中国各地からの移住者がいたため、各地の名称がついた通りもあります。
中華街で商売をする方たちも多くなっています。
そのため、飲食店がある9割程度では中国語の注文などが可能です。
他にも、中華街の中に住む方々も多いことから、中華学校などもあります。
横浜中華街は観光地でありながら、彼らにとって生活の場でもあるのです。
参考:横浜中華街
【2021年版】休日に行きたい!横浜観光の定番スポット – 横浜で暮らそう
【2021年版】横浜みやげで帰省もお歳暮も 食品編 – 横浜で暮らそう
韓国人街【横浜市中区】
2つ目は、中区福富町にある「韓国人街」です。
中華街と比較すると「韓国人街」と呼べるかわかりませんが、韓国料理店・韓国食材店・韓国スナック・クラブ・パブなどのお店が並びます。
中区伊勢佐木町と並行している通りがメインストリートです。
東京の新大久保のような感じとは少し違って、もっと「大人向けな街」となっています。
韓国料理の食材など、普通のスーパーマーケットでは手に入らないものなども購入できるのです。
この周辺で仕入れをされるお店もあるようで、この辺りにいた際は韓国語で話をしている人たちも見られました。
タイ人街【横浜市中区】
上記の韓国人街のすぐ近くにあるのが、中区若葉町周辺の「タイ人街」。
こちらも「タイ人街」という名称ではなく、周辺にタイ料理店・タイ食材店・タイ古式マッサージ店などがあります。
タイ料理店は、今やどこにでもある印象ですが、このエリアではタイ人が作っている本格派です。
日本人向けにアレンジされたものより、タイ人の口にも合う現地に近い味が多い気がします。
コロナ前は現在より多くのお店がありましたが、現在は少し件数が減っている印象がありました。
リトル中華街【横浜市中区】
4つ目は、中区伊勢佐木町にある「リトル中華街」です。
「横浜は中華街があるのに、他にも中華街があるの?」と思われるかもしれません。
中華街はすでに観光地化されていて店舗の家賃も高いく、なかなか借りれる物件が少ないです。
さらに現在中華街内では、コミュニティもできています。
そのため、後から横浜で商売をしようと思うと中華街では、なかなか難しいのです。
最近では、伊勢佐木町や福富町周辺で中華料理店・中華食材店が増えています。
特に中華料理屋は「中国東北地方」が増えているそうです。
横浜では中華街があるからか、中華街でなくてもただの中華料理店ではありません。
「上海料理/広東料理/四川料理」など、地方特有の料理を出すお店が多くなっています。
今後、どんどん増えていく可能性がありますので、展開を見守りたいです。
ベトナム・カンボジア・ミャンマー人街【横浜市泉区】
5つ目は「ベトナム・カンボジア・ミャンマー人街」です。
この外国人街は、泉区と大和市にまたがる「いちょう団地」にあります。
もちろん「いちょう団地」には、日本人も住んでいます。
一方で、東南アジアの方や南米の方も多く住んでいるため、団地のお店も東南アジアの食材を取り扱っているのです。普通のスーパーマーケットなどでは手に入らない食材なども多くなっています。
団地のそばには、ベトナム料理の食べられる飲食店などもあります。
このエリアで1番のおすすめは、いちょう団地で開催されるお祭りです。
屋台は各国の出店があるため、一般的な日本のお祭りに出る焼きそばやお好み焼きではありません。
屋台では、ベトナムやカンボジア料理などの食べることができるようなので、是非行ってみてくださいね。
南米街【横浜市鶴見区】
鶴見区仲通商店街周辺にあるのが「南米タウン」と呼ばれている地域です。
この周辺には、ブラジルやアルゼンチンの人々が多く住んでいます。
住宅が多い地域ではありますが、ブラジル料理店や南米スーパーなどが数店舗ありました。
横浜の中心街でもブラジル料理を食べさせてくれる場所は、なかなかないですよね。
それでも軒数は以前より減ってしまったように思いますが、横浜鶴見と南米人とは歴史が深そうですね。
同じエリアには「沖縄タウン」もあるため、訪れた際には足を運んでみてください。
横浜 沖鶴地区「沖縄タウン」ってどんなところ? – 横浜で暮らそう
横浜は異国情緒あふれる場所
歴史からも「横浜」は異国情緒あふれる場所です。
それは、同時に外国人がいることが身近だということ。
人によっては「外国人が近くに住んでいるのは不安」と思う方もいるかもしれません。
不安なのは「知らない」からということが多いんです。
横浜に住んでいる外国人の方々と触れ合い、その国の特性を知って楽しく生活する方が、ずっとグローバル!
海外へ行かなくても、外国人街に行けばワールドワイドな体験ができそうですね。