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相鉄線は通勤に便利?
横浜市西部を走る鉄道 相鉄こと相模鉄道。
2019年にJRと相互直通となり、2023年には東急と相互直通となります。
横浜と都内の通勤で、相鉄はますます便利になりそうです。
目次
働く上で通勤は大切な時間ですよね。
あなたが横浜で暮らす場合、横浜から都内へ通勤するためにはいろんな選択肢があります。
都内への直通選択肢があるのも横浜に暮らすメリット。
あとはどうやって横浜から都内へ通勤をするのか。
ここでは横浜から新宿と新橋への通勤を想定し、通勤時間を体験し、比較した上で相鉄は通勤に便利なのかを検討します。利用する鉄道は相鉄とJRです。
体験して感じたことは、相鉄は混雑を感じさせない通勤ルートです。
相鉄と東急を利用した通勤については、2023年までお預けです。
横浜にはいろんな街があります。
ニュータウンと呼ばれる街はいくつもあり、ここでは緑園都市駅からの通勤を体験。
緑園都市は緑あふれる街、朝の緑園都市駅はとても静か。
夜の緑園都市駅は静かでありながら駅前のショッピングセンター(相鉄ライフ)が私たちを迎え入れてくれる。
もしあなたが新宿で働いていて、次に選ぶ街として緑園都市を候補に入れた場合、通勤ルートは
この2種類の選択肢があります。
緑園都市駅から新宿へ向かうには横浜駅で乗り換えが必要。
7:30 通勤急行横浜行6号車に乗る。
二俣川で少しずつ乗車してくる、
鶴ヶ峰、西谷でもさほど乗車がないため通勤ラッシュまでにはならず比較的空いている。
7:53 横浜駅へ到着。相鉄線からJR線へ乗り換える。
乗っていた車両が後方であったのでみなみ西口を利用。
このルートはほとんどが乗り換えで階段・エスカレーターがかなり混雑。
改札を通って横須賀線のホームへ。
8:02に湘南新宿ライン小金井行がホームに入ってくる。
私は3号車に乗り込んだ。
(ホームに入った時は横須賀線がいて、そのあとなので余裕はある)
湘南新宿ラインはかなり混んでいる。
新川崎、武蔵小杉、西大井と駅を経由。さほど乗車せず。
空いてはいないが混んでいる状態。
スマホを見るのがやっと。
読書はちょっと厳しいかもしれない。
8:38に新宿到着。
通勤でちょっと疲れてしまった。
18:31 湘南新宿ライン小田原行の3号車に乗車。
席には座れないが立っている人は14名くらい。
渋谷 恵比寿と少しずつ乗車。
それでも空いているイメージ、大崎でやっと通勤ラッシュ。
この混雑は武蔵小杉を通過しても変わらず。
横浜まで続く。
横浜駅はみなみ西口から相鉄1F改札へ、移動時間は3-4分くらい。
すでにホームには快速湘南台行が停まっており、
かなり混雑している。
鶴ヶ峰でたくさんの人が下車。
そこからの車内は空いており、
JRのラッシュの疲れがここで少し癒やされた。
そして19:34緑園都市駅に到着。
買い物でもして帰ろうか…。
7:30 通勤急行横浜行に乗る。
列車の中は満席であるものの立っていて余裕があり精神的にも楽。
スマホでニュース確認や読書もできる。
二俣川で乗り換えるために降りる。ホームは少しだけ通勤ラッシュという感覚。降りたホームで待つ。
7:40 JR線直通特急大宮行に乗り換える。
列車の中は席の前の立ち位置は混んでいるがドア付近はかなり空いている。
武蔵小杉からたくさんの人が乗ってきてやっと混雑感がでてくる。
8:30に新宿到着。
少し早めに着いたので、カフェに入ることにした。
18:35 新宿始発海老名行に乗車。
コロナウイルスの影響なのか空いている。
この列車は3番線到着で、ホームにもさほど人はいなく、発車前少し人が増えた感じ。
始発駅のため席に余裕がある。
渋谷で何人か乗ってくるがまだ空席はある。恵比寿で満席になり大崎で立っている人がでてくるが西大井で入れ替わり、武蔵小杉で空席が目立つようになる。
西谷でしばらく停車。
2番線に到着した湘南台行に乗り換え緑園都市駅へ向かう。
かなり快適な通勤。
席も空いているが、立っている人もまばら。
19:34 緑園都市駅に到着 。
あまり疲れもないので、食事をして帰ろう。
二俣川駅はバスターミナルがあったり、ジョイナステラスという商業施設があったり、通勤と生活には便利な場所。
朝は活気のある駅、ほとんどの人は通勤者。
二俣川駅改札の近くにあるスターバックスコーヒーで新聞を読んでいる人もちらほら。
夜はジョイナステラスで買い物をしてカフェでゆっくりできる、夕飯を食べている人も。
近くにあるジムへ向かうのでしょうか、スポーツジムのウェアをつめたバックを持っている人も。
横浜駅ほど混雑しておらず、それでいて活気のある駅です。
横浜駅も近いため、もしあなたが週末に横浜を楽しみたいのならば、二俣川駅はおすすめな場所。
ここでは新橋駅への通勤を想定し次の2種類のルートを利用してみます。
7:42 通勤特急横浜行6号車に乗る。
二俣川駅では列車を待つ人、1列8名くらいが並んでいる。
列車が到着。
鶴ヶ峰、西谷と若干の人が乗車してくるも気がつけば横浜。
横浜駅着、1F改札、横浜駅 みなみ西口(相鉄口)からJR横浜駅 南改札へ。
この時間はエスカレーターは下り。
私は階段を使うが、改札へは4分ほどかかった。
混雑はしているものの人の流れに身を任せればさほど気にならない。
8:06 東海道線高崎行3号車に乗る。
東海道線だと通勤ラッシュのイメージはあるが、この列車はそんなに混雑していなかった。
川崎からさらに人が乗り込むが次の品川でかなり降りるため
品川〜新橋間は比較的余裕を感じた。
8:33 新橋駅着 新橋でもたくさんの人が下車する。
私は新橋駅西口広場(SL広場)方面に向かった。
18:43 新橋駅から東海道線平塚行3号車に乗る。
ホームは通勤ラッシュで混雑している。
列車の中もぎゅうぎゅうではないが混雑を感じる。
品川から乗車が増え、川崎では少し降りるものの混雑感は新橋からと変わらない。
19:08 横浜駅到着。
JR横浜駅 南改札から横浜駅 みなみ西口(相鉄口)へ。
人の流れに身を任せればあまり苦にはならないが、
相鉄のホームからの階段は混んでいるため少し時間がかかった(約6分)
相鉄線のホームは、新橋駅より混んでいる感じ。
19:14 快速湘南台行に乗り二俣川駅へ。
西谷駅では海老名行の列車に乗り換える人が降り、
しばらく停車し、鶴ヶ峰で多くの乗客が降り、
二俣川駅へ。
通勤ラッシュの凄さを感じる。
このルートは教えていただいた時「裏技」のような感じがした。
実際体験してみると…
7:40 JR線直通特急大宮行3号車に乗車。
相鉄のJR直通運転は空いているも西谷から若干乗車して来たかな?
それでもまだ余裕。
武蔵小杉でもさほど乗車なく西大井駅での乗り換え。
まさに「裏技」と感じた。ホームもさほど混んでいない。
8:17 横須賀線千葉行9号車に乗車。
横須賀線の車内は少し混んでいるが、この混雑も新橋まで10分間2駅の辛抱し、8:27に新橋到着。
私は朝のアポイントに向かうため、日比谷口からお客さま先へ向かった。
夕方の新橋駅は混雑している。
18:59に横須賀線逗子行が到着、車内は東京駅から乗ってきたと思われる人の数が多く混雑している。
品川駅からはさらに人が流れて入りラッシュと言われる混雑に変わる。
列車の中では全く身動きがとれない。
西大井駅では少し下車する人のおかげで余裕が出てきた。
19:15武蔵小杉駅に到着し、降りたホームで待つ。
19:20 相鉄JR直通線特急海老名行が到着。
かなり快適な空間。座席に座ることもできた。
羽沢横浜国大駅を過ぎ西谷駅でたくさんの人が乗車してくるも
まだ車内には余裕がある。
19:47 二俣川着
スターバックスコーヒーにでも立ち寄ろう。
合計8回の通勤ラッシュ体験をしてみて。
横浜駅乗換のある通勤は乗換の混雑がストレスに感じます。
そのため、直通線がいいと感じるこの体験を表にしてみます。
朝の混雑度 | 夜の混雑度 | 定期1ヶ月 | |
横浜乗換 | 90% | 65% | 26,480円 |
直通線 | 55% | 40% | 26,190円 |
朝の混雑度 | 夜の混雑度 | 定期1ヶ月 | |
横浜乗換 | 70% | 100% | 22,570円 |
直通線 | 65% | 70% | 22,130円 |
混雑度は体感、最も混雑していると感じる度は100%。
定期代は2020年4月1日からのもの。
レポート期間:2020年3月11日-18日
あなたが、新宿や新橋を利用またはそれに関連する勤務先であれば
相鉄JRの直通は便利でした。
これは体験からそう感じます。
横浜は魅力的な街が多いため、住むところによってこの比較は変わります。
これは相鉄JRの直通について、仮に相鉄沿線に住んだ場合の比較です。
横浜の人口は北部に多く、田園都市線または東急東横線が混雑しやすい
東西の理由には戸塚からの流れでJR、または上大岡からの流れで京急となっている。
それに比べ相鉄は最近まで横浜駅が終点になっていたことから、都内への通勤へ向かないという心理がまだまだ残っており、西谷以降の直通の利用率が少ない。
これはあくまでも私の推測ですし、現時点のお話です。
2023年、東横と相互直通が実施されると、事情が変わる可能性があります。
ぜひ参考にしてください。