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横浜の「グランモール公園」ってどんなところ?

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横浜の「グランモール公園」ってどんなところ?
グランモール公園は、横浜・みなとみらい地区の中心エリアにある都市公園です。
全長約700m続く公園は整備されているため、1年を通して四季折々の植物が楽しめます。
特に、グランモール公園で1番の見どころ「冬のイルミネーション」は絶景。
ここでは、西区の整備された都市公園「グランモール公園」を紹介するコンテンツです。

横浜の「グランモール公園」ってどんなところ?

グランモール公園は、横浜・みなとみらい地区の中心に位置する公園です。
そのため、みなとみらいに密集するたくさんの商業施設を結ぶ遊歩道にもなっています。
観光地「横浜・みなとみらいエリア」ならではの新しい空間を創り出す公園です。
「グランモール公園ってどんなところ?」「見どころはなに?」「アクセスは?」
今回は、横浜・みなとみらいの「グランモール公園」についてお伝えします。

グランモール公園とは?

グランモール公園は、1988年に完成した全長約700mの南北へ細長い都市公園です。
クイーンズスクエア横浜のヨーヨー広場から眺めの広場まで、一直線に整備されています。
そもそも「都市公園」とは、どんな公園のことを指すのでしょうか?

都市公園は都市住民のレクリエーションの空間となるほか、良好な都市景観の形成、都市環境の改善、都市の防災性の向上、生物多様性の確保、豊かな地域づくりに資する交流空間など多様な機能を有する都市の根幹的な施設です。

公園とみどり 都市公園の種類「都市公園」- 国土交通省

都市公園とは、国や地方自治体が設置した都市公園法に定められている公園のこと。
つまり、全国の地方自治体が設置した公園はすべて「都市公園」ということになります。

横浜美術館前「美術の広場」は、1988年開催の「横浜博覧会」に向けて建てられたもの。
当時の博覧会では、イベントの目玉となるパビリオンとして横浜美術館が使われました。
現在はこの場所も公園の一部で、噴水や間接照明と合わせてけやき通りが広がっています。
1991年には、広場などを含めた一部のみ開園したのです。
その後、1999年にグランモール公園として全面開園しました。
2016年11月には園内の一部が再整備されたことに伴い、リニューアルオープン。
グランモール公園のテーマは、環境と人に配慮した「GREEN×SMART PARK」です。
公園地下には雨水貯留砕石層が設置されていました。
また、たくさんの人が通る遊歩道のアスファルトには透水性の高い舗装が施されています。
そのため、植物や遊歩道の地上と地下間で大きな「水の循環」が完成しているのです。

そして、園内は港町・横浜をイメージした「海/船/港」3つのエリアに分かれています。
海エリアでは「海と水」をテーマにデザインが施されていました。
大水盤/波型のベンチ/舗装に描かれた水紋/横浜の河川が刻まれた水飲み場など…
船エリアでは「船と水」をテーマにデザインが施されていました。
床から立ち上がるデッキ/船がモチーフの白い手すり/ガラスで人工的に作られた滝など…
港エリアでは「港と水」をテーマにデザインが施されていました。
桟橋をモチーフに世界の港の名前が刻まれたベンチ/水音がする噴水/立体水盤など…
公園と言うよりも、パブリックアートと自然を融合させた広大な広場という感じでしょうか。

みなとみらいにある巨大なオブジェ「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」 – 横浜で暮らそう

グランモール公園はイベントが盛りだくさん

ここからは、1年を通して楽しめるグランモール公園の見どころを4つご紹介します。
園内では四季折々の雰囲気を味わえ、いつ訪れても楽しいですよ。
グランモール公園へ行かれる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

春の花おすすめ名所スポット

グランモール公園では、春になるとピンク色が美しいモクレンが咲き誇ります。
モクレンの花は大振りなため、遠目からだと桜のようにも見えますね。
私も「あれは桜かな?」と一瞬、見間違えてしまいました。
初夏の5月いっぱいまでは、マリーゴールドなど多品種の花々が出迎えてくれるのです。
2023年はガーデンネックレス横浜が開催されたため、色とりどりの花が咲いていました。

【2023年版】横浜で春の花が楽しめるスポット – 横浜で暮らそう

夏は噴水広場で涼もう

夏になると、美術館入口前の「噴水広場」で噴水が楽しめます。
アスファルトの照り返しが厳しい夏の暑い日には、ぴったりな涼スポットですね。
噴水の勢いは、大人のひざ下ほどの小さなものから背の高さまで迫力がありました。
噴水は10時から始まりますが、朝の時間帯は水も出ないので普通に歩けますよ。
毎年多くの子どもたちがこの噴水広場で水遊びを楽しんでいます。
ただし、よく見ると注意書きがありました。

グランモール公園にある噴水をはじめとする水景施設は、水遊びを目的とした水質管理(殺菌処理等)は行っていません。中に入らないでください。

グランモール公園「美術の広場」(西区)- 横浜市

衛生上噴水には入れませんが、近くの木陰で噴水を楽しみながら涼むのもおすすめ。
グランモール公園では、夏になるとさまざまなイベントが開催されるため、見逃せません。
過去には、神輿を担いで園内を歩き回る「グランモール公園夏祭り」も行われたそう。

グランモール公園 みなとみらい

横浜 みなとみらいって住めるの? – 横浜で暮らそう

秋は紅葉のおすすめ名所スポット

秋には紅葉の名所となり、遊歩道の両側に並ぶ木々が赤や黄色へ色付きます。
木々は高さもあるため、あたり一帯が「紅葉トンネル」のようになるのです。
地面へ落ちた紅葉が太陽の光に照らされ、黄金色に輝く遊歩道は散歩をするのにぴったり。
ランドマークタワーやみなとみらいの景色をバックに撮影してみてはいかがでしょうか。
紅葉が見頃を迎えるのは、毎年「11月上旬〜中旬」頃となっています。
ハマっ子でも意外と知らない穴場スポットなので、おすすめです。

横浜美術館 公式Twitter より

横浜のおすすめ紅葉スポット&名所7選 – 横浜で暮らそう

冬はイルミネーション「ヨコハマミライト」

冬になると、グランモール公園全体がイルミネーションに包まれるのです。
ヨコハマミライトは、毎年11月中旬から始まる横浜最大級のイルミネーションイベント。
横浜駅からみなとみらいエリアまで全長約1.5kmを、約50万球のLEDライトが彩ります。
ここでは、太陽光や風力などの自然エネルギーで発電したグリーン電力が使われるのです。
イベントは、環境へ配慮した地球にも優しいサスティナブルなイルミネーションなのです。
グランモール公園は中間エリアにあるため、最もイルミネーションが密集していました。
装飾は多少変化しますが、寒色のブルー/ゴールド/ホワイトで毎年ライトアップします。
点灯時間も長く、夜遅い23時まで毎日ライトアップが楽しめるのは嬉しいですね。

桟橋の広場イルミネーション

横浜のイルミネーションとクリスマス情報 2022 – 横浜で暮らそう

グランモール公園への交通アクセスについて

それでは、グランモール公園への行き方と交通アクセスについてお伝えします。
グランモール公園へのアクセスは、電車がおすすめ。
最も近い最寄り駅は、みなとみらい線「みなとみらい駅」から歩いて約3分です。
みなとみらい駅からの行き方は、2通りありました。
1つ目は、クイーンズスクエア横浜の施設内と巨大なオブジェを通ります。
2つ目は、みなとみらい駅の地下通路から「1番出口」へ出てまっすぐ左に進みましょう。
初めて訪れるなら「1番出口」から歩く方が迷わずに行けますよ。
他にも、JR京浜東北線「桜木町駅」から歩いて約10分となっています。

クイーンズスクエア横浜
みなとみらい線「みなとみらい駅(1番出口)」

桜木町駅は横浜観光を巡るスタート地点 – 横浜で暮らそう

みなとみらい グランモール公園へ行こう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、西区にある「グランモール公園」の見どころと季節イベントをお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
グランモール公園は、横浜・みなとみらい地区の中心エリアにある都市公園。
全長約700m続く公園は整備され、1年を通してさまざまな景色を楽しめます。
周辺には商業施設も密集しており、公園を散策しながらショッピングするのもアリですね。
1日中楽しめる、横浜の「グランモール公園」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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