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鶴見区 東京湾を望む「末広水際線プロムナード」
末広水際線プロムナードは、鶴見区の東京湾が広がる海と鶴見つばさ橋が一望できる場所。
釣りも楽しめるため、釣り人や地元民などの知る人ぞ知る穴場スポットとなっています。
ここでは、鶴見区の海沿いにある「末広水際線プロムナード」を紹介するコンテンツです。
目次
鶴見区は、横浜市北部のベイエリアです。
そんな鶴見区に、東京湾が広がる海と鶴見つばさ橋が一望できる穴場スポットがあります。
それが「末広水際線プロムナード」です。
別名「ふれーゆ裏」と呼ばれており、ふれーゆの建物裏に広がるプロムナード。
ここは全長680mもある釣りスポットのため、休日には多くの釣り人で賑わいます。
また、海を近くで楽しめるオーシャンビューなので朝日はもちろん夕日や夜景も絶景です。
そのため、初日の出には地元民で賑わう人気の場所となっています。
「鶴見区にある末広水際線プロムナードってどんなところ?」「交通アクセスは?」
今回は、横浜市鶴見区の釣りスポット「末広水際線プロムナード」についてお伝えします。
ここからは、実際に「末広水際線プロムナード」について詳しくご紹介します。
末広水際線プロムナードは、海沿いのプロムナード(遊歩道)として整備。
そのため、この場所は「つばさ橋のみえる森」という名前も付いていました。
鶴見区の「横浜市高齢者保養研修施設ふれーゆ」に隣接しています。
末広水際線プロムナードとしては、2006年にオープンしました。
全長は680mあり、長く一直線に続いているため、眺めも良好です。
もともとは、オープンする2年前の2004年に「ふるさとの緑植樹祭」が行われました。
この時、市民などによって植樹された木々が現在の緑地として遊歩道が整備されたのです。
そのため、基本的に立ち入れない日や開放時間などについては特に決まっていません。
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末広水際線プロムナードは、知る人ぞ知る穴場の釣りスポットとなっているのです。
釣り人からは、ふれーゆの建物裏にある遊歩道のため「ふれーゆ裏」と呼ばれています。
そのため、釣りを楽しんだ後に「ふれーゆ」でお風呂を満喫して帰ることもできますね。
ちなみに、ふれーゆのお風呂も4〜9月の場合は「20時30分」まで営業していました。
ここで釣れる魚は季節によっても異なりますが、以下の通りです。
春~夏
シーバス/マダカ/シロギス/コノシロ/ウミタナゴ/アジ/イワシ/サバ など…
秋~冬
シーバス/フッコ/セイゴ/アジ/イワシ/サッパ/ハゼ/メゴチ/ナマコ など…
釣れる魚の種類が豊富なので、釣り人からは人気のスポットとなっています。
天気が悪い日ではありませんでしたが、この場所は常に茶色く濁っているようです。
海を覗いてみても、魚の姿は肉眼で確認できませんでした。
この場所では投げ釣り(釣竿を振りかぶる行為)が禁止されています。
そのため、疑似餌を使用した「ルアー釣り」が出来ません。
他にも、周囲の人に危険を及ぼすような釣り方ももちろん禁止です。
ベンチは6か所で簡易トイレもありますが、手洗い場やゴミ箱はありませんでした。
そのため、ここで出たゴミはポイ捨てせずにきちんと各自持ち帰る必要があります。
また、バーベキューや花火などの火気や球技、ラジコンやスケボーの使用も禁止です。
気持ち良く過ごすためにも、利用案内看板に記載されているルールは守りましょう。
私が訪れた際も、たくさんの人たちが釣りを楽しんでいました。
時間にもよりますが、プロムナードの端から端までびっしりと釣り人がいらっしゃいます。
ここにいらっしゃった方は9割以上が釣りを目的として、道具一式を持参している方です。
割合として男性が多く、子どもから大人まであらゆる年齢層の方がいらっしゃいましたよ。
転落防止柵も大人の胸の高さまであるため、お子さんと一緒に訪れても安心ですね。
長時間滞在することを見越してレジャーシートや折りたたみ椅子などを持参している方も。
他にも、同じ方が左右で2つの竿をセットして同時に2か所で仕掛けを設置していました。
そのため、ほとんどの方が海を向いている状態となっています。
20分ほど見学していましたが、おもにアジがたくさん連れていました。
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末広水際線プロムナードは、正面に「鶴見つばさ橋」を望めるビュースポットです。
また、海が近くひらけているため、周辺の景色を眺めることができます。
左側に扇島、右側に横浜レインボーブリッジがそれぞれ遠くの方に見えました。
扇島は、横浜市鶴見区と川崎市川崎区に跨る人工で埋め立てられた島。
一帯には、京浜工業地帯の一部と言って良いほど多くの工場が密集しています。
この場所は名前の通り、水域と陸域の境界線である「水際線」にあるのです。
そして、ここから見える景色は遮る建物も一切ないため、キレイな水際線が楽しめます。
この場所で写真を撮影している間、何度も小型ボートや遠くに大型貨物船が見えていました。
そのため、昼間だけではなく、朝日や夕日、夜景もキレイに見える絶景の穴場スポット。
特に、1月1日元旦の「初日の出」には、多くの人がここから景色を見に訪れます。
釣りが好きな人だけでなく、リフレッシュしたい方や海や橋が好きな方にもおすすめですよ。
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それでは最後に、末広水際線プロムナードまでの交通アクセスをお伝えします。
最寄り駅は、JR京浜東北線「鶴見駅(東口)」からバスで約30分です。
バスは、8番乗り場から川崎鶴見臨港バスの「(鶴08系統)ふれーゆ」行きが出ています。
末広水際線プロムナードの最寄りバス停は「ふれーゆ(終点)」です。
バスはふれーゆ横に停車するため、降りたら建物左側からプロムナードへ出ます。
帰りのバスは「(鶴08系統)鶴見駅東口」行きです。
ただし、バスの本数はあまり多くないため、到着した際に時刻表を確認しておきましょう。
また、末広水際線プロムナードへの入口は緑の多い遊歩道をまっすぐ進みます。
200m程度進むと三角形の建物が特徴的なふれーゆの展示温室が見え、到着しました。
また、末広水際線プロムナードには有料駐車場もありました。
ここはふれーゆ専用の駐車場のように思いますが、プロムナードの利用でも駐車可能です。
自動車で来られる場合、首都高速道路なら「生麦IC」もしくは「汐入IC」で下ります。
弁天町交差点まで来たら、標識看板に従ってふれーゆ方面へ道なりに直進しましょう。
横浜市鶴見資源化センターのひときわ高い焼却施設が左側に見えてきたら、もうすぐです。
駐車場利用時間は朝が7時30分からとなっているため、朝釣りはこの時間からできますね。
[普通車]1時間/100円(最初の2時間まで)30分/100円(2時間以降)
ただし、隣接する「ふれーゆ」の営業時間が終わってしまうとバスの運行も終了します。
最寄り駅まで歩くと1時間ほどかかるため、早朝や夜釣りのアクセスには注意しましょう。
その他にも、バイクや自転車などで訪れている方も多くいらっしゃいました。
バイクや自転車の場合、駐車料金は発生しないので地元の方々には嬉しいポイント。
50台ほどの自転車とバイクが停められる駐輪場は、ふれーゆ入口横にあります。
ただし、夏休みや土日などふれーゆが混雑する昼間は利用する方も増えます。
バイクの場合は特にこの場所へ入りきらなくなることもあるため、ご注意ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、鶴見区の釣り穴場スポット「末広水際線プロムナード」をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
末広水際線プロムナードは、横浜市鶴見区末広町にある全長680mも続く遊歩道。
鶴見区の最端部に位置し、駅から2km以上離れているのでやや不便な場所となっています。
しかし、地元の方々が知る穴場スポットで、人も少なくのんびりできて散歩におすすめ。
遮る建物もなく、静かなので毎年1月1日元旦には「初日の出」を見ることができますよ。
釣り人に「ふれーゆ裏」として有名で海を眺めながら、さまざまな魚が釣れるのです。
釣りと絶景を楽しみに「末広水際線プロムナード」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。