横浜でも自然災害は「備え」が必要
2022年、今年は横浜のある関東地方は歴史上珍しく、6月に梅雨が明けました。
毎年夏の暑さは「災害級」とも言われます。
横浜でも自然災害は「備え」が必要
2022年の今年、横浜は6月なのに梅雨明けということで、6月最終週は30度を超える暑さの日が続いています。
暑さも今や「災害級」と言われています。
日本の記録を出す暑さのところでは40度を超える場所も出てきています。
40度なんて、インドなど海外のことかと思っていましたが、現在では日本のこととなっています。
暑さ以外にも以前よりある災害も心配ですね。
2022年6月だけでも「石川県」「熊本県」などで震度5以上の大きい地震が起こっています。
それを見て、みなさまのお宅では「備え」は行っていますか?
ついつい「忙しくて」「後回しになっている」などで備えをしていない方は、是非この機会に備えをしておいてください!!
酷暑
暑さが災害か?と聞かれると、難しいところです。
ただ「生命に危険を及ぼす」という意味では、ここ最近の酷暑は「自然災害」に匹敵すると思います。
電気不足
特にここ数年電力不足で、「でんき予報」なるものが今年も出て来ています。
この時間帯の電力はどのくらいなのか?きちんと見ておく必要があります。
100%になったからすぐに停電になる・・・ということではありませんが、こちらも万が一のために「モバイルバッテリー」などは充電をしておくといいかもしれません。
最近では電気自動車は大型のバッテリーとしても活用ができるのも「ウリ」の1つのようです。
(満充電にしておくと、家の電源として使えるようです。)
モバイルバッテリーでは、スマートフォン・モバイルパソコン・タブレットくらいにしか使えないので、ご自宅で大容量のバッテリーを用意しておけば、家の照明器具や扇風機をつけるくらいはできると思います。
大容量のバッテリーは、決して安いものではありませんが、特に暑い時の停電は、お年寄りや小さいお子さん、ペットなどがいる場合は特に「命取り」になる場合もありますので「備え」をしておいてもいいかもしれません。
熱中症
今年は6月に梅雨明けをして、さらに6月なのに毎日最高気温が30度超え、35度も超えてくるという予報も出ています。日本救急医学会では「不要不急の外出控えて」というコメントまで発表しています。
6月の今の時期は、まだ暑さに体が慣れていないため、真夏よりも熱中症の症状が出やすいそうです。
この時期の外でのスポーツなどは中止にしていただいたり、外出する時には日傘をさす、極力日陰を歩くなどして直射日光を避けていただくなど小さなことから気をつけていただくことで、少しでも熱中症を予防しましょう。
また、普段から水分をこまめに摂っておくことです。暑い時だけ、喉が渇いた時だけでは、必要な水分の摂取が間に合わないこともあります。
熱中症って、炎天下の中歩いたりスポーツをしている時に起こるイメージがあります。
実は、部屋の中でもかなりの割合で起こっています。
「電力不足」も心配になりますが、熱中症は命にかかわります。
エアコンを利用し、適温をキープできるようにしておきましょう。
ゲリラ豪雨・台風
自然災害と言っても、いろいろな災害が考えられます。
ここでは、最近夏の風物詩のようになってしまった「ゲリラ豪雨」や「台風」に備えることを考えます。
ゲリラ豪雨や台風で、川が増水したり道路が冠水したりは意外にも毎年のように、日本のどこかで起こっています。
横浜市内は、いくつもの河川が流れています。ゲリラ豪雨や台風など比較的短い時間でも大雨が降れば河川の氾濫が起こることもあります。
水が押し寄せてきてから「逃げよう」と思っても、逃げられなかったり思ったような行動が取れないことも多くなります。
ですが、横浜市水防災情報などのホームページなどで確認をとって「ちょっと危ないかも」と思ったら、その時点で逃げることや、必要な場所に土嚢を積むなどをすることで、危険を回避できることもあります。
普段からこういう情報がどこにあるか、知っておくことも「備え」です。
地震
横浜でも2011年に東日本大震災を経験しました。
いまだに東北地方や北関東の沿岸を震源とした震度5程度の大きめな地震が起こっています。
あの時どんなだったか思い出すと、何が必要なのかここで説明をしなくてもご理解いただけるかもしれませんが、改めて記載をさせていただきます。
その他に「石川県」や「熊本県」でも震度5程度の地震が起こっていますので、東日本大震災以外の震源でも地震大国日本ですから、どこで起こってもおかしくはないですね。
「不安をあおっているのか?」と言われそうですが、そうではなく「備えましょう」というご提案です。
まずは防災グッズの用意をしましょう。万が一の時にパッと持ち出せるようなバッグなどに入れておくことが必要です。
- すぐ食べられる食料
- 水
- 懐中電灯
- 軍手
- ティッシュやウェットティッシュ
- タオル
- ゴミ袋
- 女性は生理用品など
- 赤ちゃんのオムツや粉ミルク
などが必要です。食料や水は家族の人数によっても変わってきますが、最低3日間と言われています。
意外と避難所などで不足すると言われているのが、女性の生理用品や赤ちゃんのオムツです。避難所で食べ物や飲み物の支給はあっても、生理用品や赤ちゃんのオムツの支給まではなかなか追いつかないようです。
どちらにしても、普段使い慣れたものを少し多めにご用意していただくことをオススメします。
また、ペットがいるお宅ではペットフードやペットシーツ、ケージなど持ち出すものは大幅に増えます。
寝室には「靴」を置いておくといいとも言われます。大きな地震で家具や食器などが壊れて散らばった中を素足で歩くのは危険です。その場合、靴を履いて逃げるなどの必要が出てきますので、普段あまり履かない靴を袋に入れて寝室に置いておくと安心です。
東日本大震災から学んだことは、物流が止まるということ。
最近は「ミニマリスト」の人も増え、あまり「買い置き」を多くしない方も増えています。「使い切ってから買えばいい」という方もいらっしゃいますが、防災の観点から見ると普段食べるような保存のきくもの(缶詰やレトルトフード、インスタント食品など)を多めに買っておいたり、トイレットペーパーやティッシュペーパーなど日常消費していくものは多めにストックしておくと安心です。
まずは防災情報を普段から調べる
防災の備えは、まず防災情報を調べることから。
知識が足らないと、何をしていいかパニックを起こす原因になります。
自治体や気象庁などのホームページのどこを見ておけばいいのか、災害が起こりそうになる前に確認をしておいてください。
また、スマートフォンにも「Yahoo!防災情報」「Yahoo!天気」「WetherNews」「PREP(プレップ) 総合防災」など様々なアプリがありますので、インストールをして設定をしておくだけでも、情報を入手できますので、もし今全くそういうアプリが入っていない方は入れてみてください。
「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、備えていれば心配も減ります。
あなたのちょっとした備えが、後で「よかった」「助かった」と思えることになるでしょう。