横浜で暮らすならハザードマップを確認しよう
新しく「横浜に住もう!」と思った時に、何を基準に考えますか?
もちろん「家賃相場」だったり、「治安」だったり、「交通利便性」だったりを最初に考えますよね。
ですが、ここ10年くらいを振り返ってみた時に「台風」「大雨」「地震」など自然災害が毎年のように起こっていますね。
それであれば、その自然災害に対して何も考えず住居を探すと言うのは怖いことですよね。
横浜で暮らすならハザードマップを確認しよう
先に「毎年のように自然災害が起こっている」と言うことを書かせていただきました。
それであれば「想定外の異常気象」と言えなくなっているのではないか?と思います。
「どこへ逃げる?」とか「何を持ち出すか?」なども並行して考えないといけません。
しかし、それより前に自分の住んでいる場所(もしくはこれから住もうと思っている場所)がどんな危険があるのか知っておいた方が良いと思いますよね。
ハザードマップを確認する
自分の住んでいる場所(住もうとしている場所)を、ハザードマップを第一に考える方は少ないと思います。
もちろん、毎日通学や通勤で使う駅が近いとか、スーパーマーケットが至近にあるとか、子供の学校を思った学校へ通わせたいなど住まいを決めるのに、理由があると思います。
ですが、選択条件の中に「ハザードマップで比較的安全なところ」を入れておいていただいた方が良いのではないでしょうか。
ハザードマップは色々種類がある
ハザードマップは色々な種類があります。
それより前に、ハザードマップと言う名称だったり防災マップと言ったり、自治体によって呼び名が違います。
これが迷う要因かとは思いますが、1つのハザードマップで全部を網羅できないのも、もう1つの要因かと思います。
横浜市で言うと…
- 土砂災害
- 津波浸水
- 洪水・高波
- 地震(元禄型関東地震)
- 地震(東京湾北部地震)
- 地震(南海トラフ巨大地震)
こんなにあります!!
全て見るポイントが違うと「危険度」も違ってくるので、ハザードマップと一口で言っても色々あります。
ハザードマップをどう活かすか
上記ハザードマップで、ご自身の住まいがどんな状態であるか知ることが一番大事です。
「うちは土砂災害に気をつけたい地域なんだ」「うちは浸水に気をつけないといけない場所なんだ」
と分かれば、大雨などが降ると気象庁が発表した時に、すぐに逃げないといけないのか、少し様子をみていいのかわかります。
また、避難をする際にも「雨ならどこへ避難する」「地震ならどこに避難する」などの計画を立てておけば、万が一の時に慌てないで済みます。
もしご家族が家に揃っていなくても、どこに避難するかを家族で知っていれば外出先から決められた避難場所へ行けばいいわけです。
少し余裕があれば「職場にいる時に避難する場所」なども、ご家族に伝えておくといいですね。
職場で決められていなければ、そんな話し合いをしておくのもいいと思います。
「うちのマンションはタワーマンションだから上に逃げれば大丈夫」
「近所に高いビルがあるからそこへ逃げ込めばなんとかなる」
なんてお考えの方は要注意。
浸水の被害があった時に、そこに取り残されてしまって避難できなくなったり、エレベーターが動かなくなったりすることはあります。
よその方が管理しているビルだと、ビルを管理している方がその時にいないと入れなかったりします。
そのため、これは最終手段と考えた方がいいかもしれません。
横浜は都会と言っても、停電や交通機関が麻痺してしまうとどうにもならなくなります。
日頃からハザードマップを確認し、どのように動くか考えておきましょう。