横浜で有名な人気パン屋は?4月12日「パンの日」買いに行こう!
毎年、4月12日は「パンの日(パンの記念日)」に制定されています。
日本のパンは「フワフワと柔らかく」「種類が豊富」で有名。
ここでは、老舗から人気店まで「横浜市で有名なパン屋」を紹介するコンテンツです。
横浜で有名な人気ベーカリーは?4月12日「パンの日」買いに行こう!
1年を通して多くの観光客で賑わう全国でも人気の観光地「横浜」。
横浜には、オシャレで国際色豊かな港町のイメージがあるのではないでしょうか?
そのため、美味しいパン屋さんも数多く点在しています。
歴史の長い老舗や個性豊かなベーカリーが続々と登場しているのです。
また地元産の新鮮な食材を使用していたり「横浜でしか味わえない」パンも…。
今回は、ハマっ子がおすすめする「横浜の有名ベーカリー」をお伝えします。

ウチキパン【元町】
1888年(明治21年)「横浜ベーカリー宇千喜商店」として元町に創業しました。
横浜で最初に食パンを販売したのが「ウチキパン」です。
日本でイギリスパン文化の元祖とされている「山型食パン」は、ウチキパンが発祥。
ウチキパンは、初代打木彦太郎が明治21年(1888年)、元町にて『横浜ベーカリー宇千喜商店』として創業を開始した、長年皆様に愛されている老舗のおいしいパン屋です。

元町プラザの向かいにあり、通りのかどにあるので、とてもわかりやすい場所にあります。
外観看板はレトロで可愛く、店内は昔ながらのパン屋らしくずらりとパンが並んでいました。
店内に座席はないため、テイクアウト(持ち帰り)のみです。
パンを買い、山下公園で海を見ながら食べるのもアリですね。
このお店で修行をしていた打木彦太郎氏が、1888年に暖簾を受け継いだそう。
看板メニューの食パン「イングランド」は、現在も伝統の製法で作られているイギリスパンとなっています。
最高級小麦粉とホップを使い、長時間低温発酵させて焼き上げたパンはもっちりフワフワ食感です。
ウチキパンでは、甘いパンから惣菜パンまで常時約60種類が販売されています。
ウチキパン
URL:https://www.uchikipan.co.jp
所在地:横浜市中区元町1-50
ポンパドウル 元町本店【元町】
1969年(昭和44年)に横浜 元町で創業。横浜だけでなく、全国に店舗があります。
横浜では赤い袋に入ったパンを持っていれば、ポンパドウルとわかるくらい街に馴染んだベーカリーです。特にハードなフランスパン系のパンがおすすめ!
元町本店では、2階にカフェが併設されています。そのカフェでは、バゲットサンドイッチなどポンパドウルのパンを食べることができます。旅のランチなどに食べてみてもいいかもしれませんね。
ポンパドウル 元町本店
URL:https://www.pompadour.co.jp
本店所在地:横浜市中区元町4-158-1

かもめパン【井土ヶ谷】
1924年(大正13年)に米菓製造会社「三河屋」として創業しました。
パンは昭和20年頃に作り始めたそうです。
横浜市民としては馴染みのあるパンというイメージなのが、横浜市立小学校345校のうち約100校に給食のパンを提供しているから。
以前の店舗は住宅街にある店舗の佇まいは、街に馴染んだパン屋さんです。
イートインコーナーもあり、あげパンなど学校給食をイメージさせるパンがウリのよう。
現在の店舗は、以前の店舗より京急線「井土ヶ谷駅」に近くなりました。
イートインコーナーはなくなりましたが、メニューは現在も同じままです。
かもめパン
URL:https://www.kamomepan.com
所在地:横浜市南区永田東1丁目3-17(2024年11月15日より変わりました)



コテイベーカリー【桜木町】
1916年(大正5年)創業。
小さなベーカリーで派手な看板もないのですが、今ではあまり売っていない「シベリア」が名物のコテイベーカリー。その他にも「甘食」という安土桃山時代にスペイン・ポルトガル人がもたらした南蛮菓子をベースにしたものが売られています。現在の店舗も1979年(昭和54年)に建てられたそうです。
シベリアを食べたことのない方にご説明を。
和菓子である羊羹やあんこをサンドしたカステラで、サンドイッチのように三角形に切ってあるものが多いです。
ベーカリーで売られていますが、ちょっと和菓子っぽい商品です。
1916年(大正5年)創業の横浜・桜木町のコテイベーカリーによれば、誕生は明治後半から大正初期頃で、当時はどこのパン屋でも製造していたとの記録がある。コテイベーカリーでは、1916年(大正5年)の創業以来、シベリアの製法を変えていない。
コテイベーカリー
URL:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14006407/
公式X:https://x.com/coty1916
所在地:横浜市中区花咲町2-63


ESPLAN(エスプラン)【鶴見】
毎日約60種類の焼きたてパンがショーケースに並び、美味しそうな香りが漂ってきます。
1番人気の商品は、1999年の発売から絶大な人気を誇る「珈琲あんぱん」。
2009年には「パン・グランプリ東京」で最優秀都知事賞を受賞していました。
そのため、メディアにも取り上げられるほど有名なパン屋です。
この珈琲あんぱんは、なんと「1日の最高売上個数2,200個」という記録を持つほど人気。

旧東海道沿いにあるエスプランは歴史が古い老舗で、創業は江戸時代まで遡ります。
その前身としては、1679年創業の「覇王樹(さぼてん)茶屋」。
1679年(延宝7年)に初代塩田作兵衛が創業しました。
「覇王樹(さぼてん)茶屋」というお茶屋さんとして親しまれ、パン屋になったのは1952年からです。
店名の由来は、近くに4メートルほどもあるサボテンが自生していたことから。現在の社長で2代目(覇王樹茶屋からは11代目)になります。
店名が変わってからも「さぼてんやさん」と呼ばれることもあります。
もともと、鶴見(旧鶴見村)は、東海道の川崎宿と神奈川宿に挟まれた街だったのです。
旧東海道を行く人々の休憩処として、お茶屋さんから始まったのがはじまり。
エスプランは、これまで長い間お店を守ってきた歴史があります。
そんな中、店舗を大幅に改装して2023年9月にリニューアルオープンしました。
お店のコンセプトとしては「原点である茶屋とパン屋を融合」。
そのため、洋菓子店のようにオシャレな店内ではパンを直接選ぶのではありません。
ショーケース越しに選んで店員さんに商品を取ってもらうスタイルです。
また、茶屋としてイートインスペースもありました。
有機栽培で育った茶葉から挽きたての香り高い抹茶を使った抹茶ラテも楽しめます。

ESPLAN(エスプラン)
URL:https://www.esplan.biz
所在地:横浜市鶴見区鶴見中央4-1-7
鶴見銀座商店街 地元民の愛称はベルロードつるみ – 横浜で暮らそう

O to U【元町】
クロワッサンやカンパーニュなどスタンダードなパンももちろんオススメなお店なのですが、「あんぱん」や「あんこ・フランボワーズ」「クリ・レモン」などサンドしたパンが特徴的。
建物の2階にあるのですが、坂の途中にあるため、階段を数段上がるとお店に入れます。
注意点としては、月・火・水がお休みのようなので、週の後半にお店に行ってみてください。
O to U
URL:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14078123/
所在地:横浜市中区元町1-54 リブレ元町 2F

ハマブレッド【石川町】
クロワッサンが人気のお店で販売個数の制限をしているほど。
クロワッサンフランボワーズ、抹茶のクロワッサンなど変わった種類もあります。
クリームチーズ・ナッツ・ドライフルーツの入ったハード系パンも多く扱っているため、ヨーロッパ系のパン屋さんがお好みでしたら、是非ハマブレッドへ!
ハマブレッド
URL:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14079500/
所在地:横浜市中区石川町1-14-13

よつばベーカリー【石川町】
よつばベーカリーは、すべて北海道産小麦100%で原材料にこだわったパン屋さんです。
デニッシュ、スコーン、クロワッサンなど海外から来た人気メニューがあります。
一方で、塩豆もちあんぱんやちくわパンなど日本ならではのパンや惣菜パンも豊富。
クリームパンダ、チョコアラなどの見た目が可愛らしいパンも取り扱っていました。
特に、小さなお子さんに人気とのことでした。
こちらは、日曜日・月曜日・祝日が定休日なのでご注意ください。
よつばベーカリー
URL:https://yotsuba-bakery.com
所在地:横浜市中区石川町 2-68-4

パンの日は横浜のパン屋を巡ろう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、老舗から人気店まで「横浜市で有名なベーカリー」をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
横浜はグルメの街として、たくさんの美味しい食べ物やパン屋が集まる地域。
港町・横浜の景色を楽しみながら、パンを味わってみませんか?