旧横浜市庁舎見学会(七代目市庁舎)
2020年12月18日(金)、 19日(土)に行われた旧横浜市庁舎見学会に参加してまいりました。
このコンテンツはその時の模様です。
横浜市庁舎の歴史
初代から七代目までの横浜市庁舎の歴史、横浜市中央図書館のライブラリーを利用している国立国会図書館のリファレンス協同データベースから引用いたします。
初代:本町一丁目の旧横浜電信分局を利用
二代目:7代目と同じ敷地内「港町一丁目」に(関東大震災で被災)
三代目:桜木町の中央職業紹介所を仮庁舎として利用
四代目:7代目と同じ敷地内「港町一丁目」に復興計画として建てられる
五代目:空襲を避けるため老松国民学校を市役所の疎開先として代用
六代目:日本貿易博覧会反町会場跡に市役所を開庁
七代目:開港100年記念事業の一環として建てられる
横浜市の歴代市庁舎(初代~七代目)について知りたい。できれば当時の写真が見たい。 | レファレンス協同データベース
二代目、四代目、七代目と港町一丁目に横浜市庁舎はありました、大震災や戦争を超えて常にこの場所に戻る。
横浜市の市民で事業を営む方々が関内に誇りを持っているのは、ここにあるのかもしれませんね。
七代目横浜市庁舎は
発表会資料より
7代目市庁舎が閉庁したのは2020年5月22日
1959年に建てられ60年以上に渡り市政を支えた建物
7代目市庁舎は村野藤吾により建てられたもの
この資料には日本の近代建築を推進した巨匠と書かれています。
詳細は割愛いたしますが、細部にこだわりがあり
市民広場の吹き抜けスペース、2階に繋がる階段
上に行くほと補足なる柱
壁・窓・バルコニーとランダム並べられた外壁の表情
など
普段市庁舎を利用していた横浜市民が気が付かなかったこだわりがあります。
旧横浜市庁舎見学会の写真
当日撮影した写真をいくつかご紹介いたします
七代目横浜市庁舎はどうなる?KANNAI 8
コンソーシアムKANNAI 8により再開発が行われます。
- 三井不動産株式会社(代表企業)
- 鹿島建設株式会社
- 京浜急行電鉄株式会社
- 第一生命保険株式会社
- 株式会社竹中工務店
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- 東急株式会社
- 星野リゾート
7代目横浜市庁舎の一部は星野リゾートがホテルとして手掛け、
それ以外は大規模再開発として2025年を開業を目指しすすみます。
これにより関内駅周辺は大きく変化することでしょう。
官庁街としてのイメージのある街が「国際的な産学連携」「観光・集客」が導入された街になるとのことです。
三井不動産 |横浜市現市庁舎街区活用事業 基本協定書締結について
旧横浜市庁舎見学会を終えて
約1時間、横浜市の職員さんに旧横浜市庁舎の歴史と細部のこだわり、特に階段の手すりや各部屋の時計など(ここでは掲載していませんが)、この市庁舎の訪れていた時全く気が付かなかったことについて改めて教えていただき。
60年の歴史を感じさせてくれました。
この建物は一部の除き取り壊されてしまいます、市民広場もなくなります。
しかし残る建物(執務室)は星野リゾートさんがホテルとして再利用してくれる。
2025年を目標としていますが、楽しみですね。