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横浜中華街「春節2022」の楽しみ方

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横浜中華街「春節2022」の楽しみ方
国内外多くの観光客で賑わう人気の観光地「横浜」。
みなとみらい21 横浜赤レンガ倉庫 横浜中華街  山下公園 など…
ここでは、横浜中華街で2022年に開催される「春節」を紹介するコンテンツです。

横浜中華街「春節2022」の楽しみ方

横浜中華街」は、横浜観光でも特に人気のエリアとなっています。
休日になると、たくさんの人々で賑わいます。

約0.2平方キロメートルのエリア内に500店以上もの店舗があり、日本最大かつ東アジア最大の中華街となっている。
1866年(慶応2年)の横浜新田慰留地から数えると150年強もの歴史をもつことになる。神戸南京町や長崎新地中華街とともに「日本三大中華街」である。

横浜中華街 – Wikipedia

みなさんは「横浜中華街」と聞いてどんなイメージがありますか?
食べ歩き ショッピング 食事 マッサージ 占い など…
横浜中華街では、1年を通してさまざまな楽しみ方ができるのも魅力の1つ。

横浜中華街

特に盛り上がりを見せるのが、毎年2月上旬に開催される「春節」イベントです。
「春節ってなに?」「開催日程は?」「どんなイベントが行われているの?」
今回は、そんな横浜中華街で開催される「春節2022」についてお伝えします。

【2021年版】休日に行きたい!横浜観光の定番スポット – 横浜で暮らそう

中国のお正月「春節」ってなに?

毎年1月〜2月頃に中国から観光客が多く訪れ、電化製品や化粧品を爆買いする光景をニュース番組で観たことがあると思います。
その際、中国の方々は皆「春節の長期休暇を利用して日本に来た」と言うのです。
日本に住んでいる私たちにとって「春節」という言葉は、あまり馴染みがありません。
日本人からしてみれば、単純に「そこまで休暇があるなんて羨ましい」と感じます。
年末年始の休みから日数を空けずに、再び訪れる「春節」。
そもそも「春節」とは、一体どんなイベントなのでしょうか?

春節は旧暦(農暦)の新年であり、中国ではもっとも古い伝統的な祭日である。春節は歴史が古く、中国古代の商の時代(紀元前1600年)の年末年始に神や祖先を祭ることに由来するといわれる。
春節において、人々は「対聯」を貼ったり、灯篭をかけたり、餃子を作ったり、餅をついたり、花火を打ち上げたり
する。

春節 – 中華人民共和国駐日本国大使館

中華圏における旧正月のこと。中華人民共和国では秋の国慶節と並ぶ一大休日。春節の時期は年によって異なるが、概ね1月下旬から2月上旬。1週間ほど休暇を取る人が多く、中国国内はもとより海外へも多くの人が出かける。

「春節とは」観光用語集 – JTB総合研究所

中国・中華圏における「旧暦のお正月」です。
現在は「春の到来を祝う日(新年の始まり)」という意味の伝統行事となっています。
そのため、春節は中国の人々にとって国全体で行う重要な一大イベントなのです。
長期休暇の春節は「中国のお正月」と言われ、帰省をした家族と過ごすのが一般的。

日本人にとっての「お正月」と同じ感覚といったところでしょうか。
この期間は、中国全土で計30億人以上の人々が移動すると言われています。
そのため、普段は行わない「爆買い」や「旅行」などの贅沢もできてしまうのです。
「春節」の日程は毎年異なり、2022年は2月1日(火)となっています。

横浜中華街 2022年「春節」のイベントについて

ここからは、横浜中華街の「2022春節燈花 ~原点回帰〜」についてご紹介いたします。
まず、2022年の春節の開催期間は、2022年2月1日(火)~2月15日(火)です。
横浜中華街の公式サイトでは、以下のように記載されていました。

【開催期間】2021年11月1日(月)~ 2022年2月28日(月)
【開催場所】中華街全域/朝陽門~山下公園中央口/市場通り橋
【点灯時間】16:00 ~ 23:00

なお、11月から横浜中華街全体ではすでにカウントダウンなどが開催されているのです。
実質的に開催期間が3ヶ月もあるため、中国における「春節」の重要性が分かりますね。

2022年の開催で36回目を迎える横浜中華街の「春節」。
横浜中華街の公式サイトによると、2022年のテーマは「春節燈花〜原点回帰〜」です。

今年の春節燈花(しゅんせつとうか)は「原点回帰」初心に戻って中華の伝統行事を継承するというテーマの基、ランタン、提灯を使用した光のラインを組み合わせ、中華街全体をテーマカラーの赤を基調とした華やかなイルミネーションで演出します。

2022春節燈花 – [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!

今回は「中国の伝統行事・春節を継承し、改めて原点に戻る」がテーマとなっています。
全体が赤色で統一された中華街は、ランタンや飾りの付いた提灯が出ていました。
中華街大通りには、国内最大級でメインとなる龍のランタンが訪れる人々を迎えます。

また「横濱媽祖廟」や「関帝廟通り」でも、小さな龍や提灯が飾り付けられていました。
このように、春節は横浜中華街全体が豪華で煌びやかな飾り付けで盛り上がります。
その分、観光客も多くなるため、あらかじめ余裕を持って訪れましょう。

なんと言っても、春節の時期は「暗くなった時間帯」に訪れるのがおすすめです。
まるで本場・中国に訪れたような雰囲気は、インスタ映えすること間違えなし。
このご時世に、海外へ小旅行へ行った気分が味わえるのも嬉しいですね。

ちなみに「春節」期間中は、ほぼ全ての店舗が営業しています。
何を食べようか迷ってしまいます…。
そんな食べ歩きも楽しみつつ、ライトアップした横浜中華街を散策できました。

横浜中華街 パンダまん
横浜中華街 2色焼き小籠包

そして、イベントでのライトアップは、再生可能エネルギーによる電力が使われています。

横浜中華街では、地球温暖化対策から波及する社会貢献を奨励し、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガスの排出を主体的に削減する努力を行うため、東日本大震災への継続的な復興支援として、東北地域の太陽光を発電源とするカーボン・オフセットを採用しました。

2022春節燈花 – [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!

イベント期間中は毎日点灯し、たくさんの電力を使うため、地球に優しい取り組みですね。
他にも、山下町公園には迫力満点の「ランタンオブジェパビリオン」が登場しました。

【展示期間】2022年1月15日(土)~ 1月29日(土)

春節ランタンオブジェ パビリオン01
春節ランタンオブジェ パビリオン04

高さ5mの巨大なランタンは、職人が1つ1つ作り上げているのです。
中国伝統の本格的なランタンが横浜中華街で楽しめるため、2021年はとても人気でした。
このランタンが2021年に好評だったため、2022年も2年連続で展示が決定したのです。
日本でも有名な中国の小説「西遊記」のストーリーに合わせたランタンが飾られます。
なお、展示が終了する1月29日(土)以降は、周辺エリアでの設置が予定されています。
設置場所は10箇所、デジタルスタンプラリーイベント「ランタン巡り」も同時開催です。

春節ランタンオブジェ パビリオン02
春節ランタンオブジェ パビリオン03

横浜中華街「春節」2022年も開催決定! – 横浜で暮らそう

横浜中華街 2021年開催の「春節」はどんな感じだった?

次に、2021年に開催された「春節」のイベント内容についてお伝えいたします。
2021年も2022年同様、新型コロナウイルス感染予防対策を取って開催されたのです。
2021年は2022年よりも2週間程度遅く、2月12日(金)〜 2月26日(金)の開催でした。

新型コロナウィルス感染予防対策として、例年行われていたパレードは中止でした。
また、獅子舞・龍舞・皇帝衣装といった人気の催し物も開催されなかったのです。
しかし、2021年から初の試みとして「ランタンオブジェパビリオン」が始まりました。
こちらは、2022年も引き続き開催されているため、足を運んでみてはいかがでしょうか。

2020春節 – [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!

中華街のお正月 2021春節 横浜中華街 – 横浜で暮らそう

横浜中華街への行き方とアクセスとは?

それでは、横浜中華街へのアクセスについてお伝えします。
電車で訪れるには、みなとみらい線「元町・中華街駅」が最寄り駅となっています。
2番出口方面に向かい、エスカレーターを利用して地上まで出てください。
大通りを「山下公園/中華街」方面に歩くと、30秒で有名な「朝陽門」が見えてきます。
他にも、JR線「石川町駅」や「関内駅」も近いですが、徒歩で約10分です。

横浜中華街 朝暘門

「横浜駅」から横浜中華街へ向かうのに、おすすめなのが「シーバス(SEA BASS)」。
シーバスは「横浜駅」東口方面の商業施設「横浜ベイクォーター」から出る遊覧船です。
横浜駅東口〜みなとみらい21〜赤レンガ倉庫〜山下公園を結びます。

所要時間は「横浜駅東口」乗り場から「山下公園」乗り場まで約35分です。
電車での移動より時間は掛かりますが、のんびり横浜港の景色を楽しめます。
また、2月は少し寒いですが、デッキに出ていれば「三密を避けて」乗船できますよ。
「山下公園」乗り場からは、徒歩で約8分となっています。

横浜 みなとみらい
横浜 みなとみらい

桜木町駅は横浜観光を巡るスタート地点 – 横浜で暮らそう

横浜中華街 新型コロナウイルスの感染予防対策について

横浜中華街では、新型コロナウイルス感染予防対策が徹底されています。

<街と組合店舗の感染予防対策への取り組み(再掲)>

対策1:換気の徹底
窓やドアを開けてこまめに(最低でも1時間に2回以上)換気の徹底

対策2:入店時のアルコール消毒の徹底と配置の工夫
アルコール消毒をお客様が必ず目につく場所に配置し、お客様が入店と同時に消毒できるように工夫する

対策3:感染予防対策チェック
<店舗での実施>
(1)店舗の全従業員のマスクの着用
(2)店内のこまめな清掃、消毒
(3)全従業員の体調管理(始業前の検温、体調不良者の出勤停止など)
(4)こまめな手洗い・うがい、及びアルコール消毒の徹底
(5)その他、店舗の規模・設備に合わせた、各店舗独自の追加感染予防対策

<お客様へのお願い>
(1)入店時のアルコール消毒
(2)マスク着用の推奨
(3)咳エチケットやこまめな手洗いの推奨
(4)マスク飲食の推奨
(5)支払い時のキャッシュレス推奨、またはキャッシュトレイの使用
(6)テイクアウトの際、他のお客様と十分な間隔を保ちつつの整列

対策4:横浜中華街発展会協同組合の対応
(1)組合からの定期的な意識喚起
(2)組合員店舗への各種対策についてのポスター、パンフレット、資料などの配布
(3)横浜市中福祉保健センター(保健所)との情報共有と連携
(4)国、神奈川県、横浜市の最新情報の確認

新型コロナウィルスにおけるまん延防止等重点措置発出に関するのお知らせ(第28報) – [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!
感染予防アイコン

また、神奈川県には「まん延防止等重点措置」が発出されています。
期間は1月21日(金)〜 2月13日(日)ですが、感染状況から変更となる場合もあります。

まん延防止等重点措置に基づく協力を要請します

圧倒的な感染力を持つオミクロン株によって、本県の新規感染者は、わずかな期間で激増しました。
この切迫した状況を踏まえ、本日、国は、本県を含む首都圏1都3県などに対して、1月21日から2月13日までの間、特措法に基づくまん延防止等重点措置の適用を決定しました。

知事メッセージ(令和4年1月19日) – 神奈川県ホームページ

感染対策を徹底している横浜中華街ですが、訪れる際は一人一人が十分気を付けましょう。

横浜中華街

横浜中華街「春節2022」へ行ってみよう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜中華街で開催される「春節2022」についてお伝えしました。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
横浜中華街は1年を通してさまざまなイベントが開催され、常に新しい発見があるのです。
その中でも特に盛り上がりを見せるのが、毎年2月に開催される「春節」。
たった2週間しか開催されないため、とても貴重なイベントです。
感染対策を徹底し、横浜で「中国のお正月」を満喫してみませんか。

横浜 中華街

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