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緑園都市に横浜で3校目の小中一貫「義務教育学校」が誕生

緑園都市

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緑園都市に横浜で3校目の小中一貫「義務教育学校」が誕生

緑園都市に横浜で3校目の小中一貫「義務教育学校」が誕生

来たる2022年4月、緑園西小学校と緑園東小学校が統合され、横浜市内の小・中9年間の義務教育をリードする小中一貫校「横浜市立緑園義務教育学校(通称:緑園学園)」が誕生します。

緑園地区義務教育学校開校準備部会

これは、神奈川県内でも、横浜市内でも、「横浜市立義務教育学校霧が丘学園」、「横浜市立義務教育学校西金沢学園」に次いで3校目。

「義務教育学校」とは、小学校の6年間と中学校の3年間の義務教育期間の合計9年間を1つの学校として一貫の教育を実施する学校です。

小中一貫校って、義務教育学校?

緑園都市
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実は、小中一貫校と義務教育学校は、別のものです
小中一貫校は、小学校6年、中学校3年で、小学校と中学校が併設型や連携型という方式で実施する義務教育です。
つまり、小学校と中学校は明確に分離され、つながっているのです。

それに対し、義務教育学校は、前期6年、後期3年、合計9年間を“一つの学校”として義務教育を一貫として行う学校です。
小学校と中学校の別々の学校ではありません。

義務教育

「義務教育学校」は、2015年(平成27年)の学校教育法改正によって新たに生まれた校種です。同法では、「一人の校長のもと」「一つの組織として」「9年間一貫した教育を行う」学校としています。既存の小中一貫校のように小学校6年間・中学校3年間の「6-3」制にこだわることなく、例えば「4-3-2」や「5-4」といった柔軟で弾力的な学年の区切りにすることができます。

しかも、入学者選抜は行われず、学区内に居住していれば誰でも入学することができます。もちろん途中で中学受験をすることも可能です。

義務教育学校のメリットとは?

義務教育学校のメリットは、主に3つ。

一つ目は、「中1の壁」とか「中1ギャップ」と呼ばれる、小学校と中学校の学習環境、生活環境、人間関係の変化に対応仕切れないために起こるいじめや不登校の発生を緩和できること。不登校児童が増える昨今、これは有り難いことかもしれません。

緑園都市駅前のマンション群、サンステージ西の街と東の街
緑園都市駅前のマンション群、サンステージ西の街と東の街

2つ目のメリットは、「6-3制」にとらわれない効果的な教育課程を組み、生徒の指導が行えることです。
このため、教え方と学び方の連続性・系統性や子どもの発達段階に応じた学習スタイルをとれるので、先進的な教育を行うことが望めます。
具体的には、9年間を通じた英語教育・国際理解教育などのグローバル教育や、ICT教育などの特色ある教育の推進、さらに、特別な支援を要する児童生徒に対する9年間を通じたきめ細やかな教育というのも期待できます。

これまでの中高一貫校では、中学校のカリキュラムを小学校で前倒しして実施する場合には文部科学省の審査が必要で、認可に半年近い時間を要していたものが、義務教育学校では学校と市教委の協議だけで変更が可能なのだそうです。

横浜市立義務教育学校霧が丘学園」では、中学部の美術教諭が小学部の図工を担当したり、中学部の英語教諭が小学部の外国語活動の授業をしたりすることがあるようです。

3つ目のメリットは、異学年交流による精神的な発達です。1年生から9年生までが同じ学校で学び、学校行事を通じて異学年交流を行うことにより、下級生に対する思いやりの心を育み、上下の規範意識を育て、上級生へのあこがれの気持ちを醸成するなど、子どもの社会性の育成が期待されます。

職員室も一つなので、教員間での情報共有もしやすく、生徒の個性に応じたきめ細やかで丁寧な生徒指導がなされそうです。

緑園都市ってどんなところ?

周囲の地域から比べると地価が高めのこの街は、相鉄いずみ野線の開通と共に、アメリカのラドバーンをモデルにして造られた街です。住宅地を一つの共有財産として捉え、維持管理してゆくというアメリカのHOA(Home Owners Association)をモデルに、日本初のHOAを目指してつくられました。

横浜で暮らす 住む 緑園都市 あふれるデザインされた住宅街 – 横浜で暮らそう

緑園都市
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緑が多くお洒落な街並みで、お医者様や弁護士さんも多くお住まいの、比較的教育水準の高い地域です。開発当初から緑園の街には中学校がなく、公立中学校に通う子どもたちは丘を越えたところにある岡津中学校に通っていました。緑園東小学校の隣に中学校建設予定地はあるものの、中学校が建設されない期間が30年ほど続いていたのです。

緑園都市
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このため、緑園の街の小学校に通う子供たちは私立中高一貫校を受験する子供たちがとても多く、20年ほど前までは、公立小学校にもかかわらず、緑園東小学校の卒業生徒数の何と8~9割が中学受験をしていました!(現在は緑園東小学校、緑園西小学共に約半数になっています)お子様の教育に熱心な世帯が多い地域と言えましょう。

地域内には、野球、剣道、空手、バスケットボールなどの地域スポーツクラブがあり、タカラジェンヌを輩出しているバレースタジオもありますので、充実した子育てが望めそうです。

緑園都市にある心地よい暮らし – 横浜で暮らそう

緑園の小中一貫「義務教育学校」に注目です!

緑園都市に義務教育学校ができるまで、あと2年。子どもに義務教育学校の良質な教育を受けさせるために、緑園都市への引っ越しを検討してみてもいいかもしれません。

横浜市の試算では、開校当初は9学年約1000人が通学する見通しで、各学年3~4クラスが想定されています。通学区域は、緑園西小・緑園東小両校の区域で、緑園西小学校は義務教育学校緑園学園の開校と共に閉校となります。

建設地としては、母体となる緑園東小学校の校地と中学校建設予定地を合わせて校地とし、後期課程(中学生)の校舎棟やアリーナ棟の増築、緑園東小学校の既存校舎棟改修とプールの改築が行われ、総延べ床面積約1万7000平方メートルの施設がつくられる予定で、すでに建設工事が開始されています。

着々と工事が進む中、今、横浜市で3番目の義務教育学校「緑園学園」に注目です!

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s.kze
Writer
横浜市 泉区 相鉄いずみ野線沿線に住んでいます!