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子育て環境に力を入れている横浜泉区
ここでは横浜の泉区の子育て関係のフォーカスをあててお伝えいたします。
横浜泉区は横浜の東部に位置する地区で、主な交通は相鉄いずみ野線。ゆめが丘のような再開発が期待される地区から
手前にある泉区の各駅は子育てを始めとした暮らしに将来伸びしろを感じさせる地域です。
目次
少子化解消が課題になっているニッポンですが、保育園の待機児童はなかなか減らず、子育てしにくい状態が続いています。格差社会になり、仕事と子育ての両立は、若いご夫婦にとっては目下最大の課題!コロナ禍で実家の援助を受けにくくなった今、余計にその重要度が増したように思います。
子育ての環境にもこだわりたいし、食育にもこだわりたい。そして、何より教育環境も大切・・・となると、住環境の選択肢はそう多くはありません。
そんなとき、選択肢の一つにおすすめなのが、横浜市泉区です。令和元年の待機児童数から算出したデータによると、保育施設等への入りやすさは横浜市内ナンバーワンなのだとか。これ、実はとっても大事ですよね。令和3年度にも保育可能な児童数を増やす努力が継続されているので、子育て世代にとっては大変心強い地域です。
それというのも、実は泉区は高齢化が著しい地域。だからこそ、若い世代に手厚くし、街の活性化を図ろうという行政の意図が垣間見えます。行政がバックアップする子育て環境の充実は、下支え感があり心強いです。
また、2019年に相鉄・JR相互直通運転が開始し、都心へのアクセスがぐ~んと良くなり(いずみ野・渋谷間48分)、2022年下期には相鉄・東急直通運転が開始予定と、都内勤務者にも一躍お勧めの地域になっています。
お引っ越しなら泉区に住もう !自然豊かで子育て最適 – 横浜で暮らそう
富士山や丹沢の山々を遠くに臨み、緑が多く、川や湧水に恵まれた泉区は、自然の中でのびのびと子どもを育てたいという願いを叶えてくれる地域です。
また、保育施設等への入りやすさは、横浜市内ナンバーワン。保育施設には、認可保育所、認定こども園、小規模保育事業、認可外保育施設、幼稚園、乳幼児一時預かりなどがありますが、私立幼稚園などで実施されている預かり延長保育も13園にのぼります。
例年、11月上旬が保育園入所申し込み締め切りなので、入所希望の場合には夏頃までには見学に訪れておきたいもの。ただし、昨年はコロナ禍だったので、見学も予約制という保育所が多かったようです。だから、コロナの終息が見えない今年も、入所ご希望の場合には早めにお問い合わせするのがおすすめです。保育所によっては、見学をしていないと申し込みを受け付けないところもあるようですので、ご注意を。
その他、泉区内には、美容院や歯医者さんなど急な用事ができたときに気軽に利用できる一時預かり「鳩の森愛の詩ともとものおうち」(いずみ野駅隣・要事前登録)もあります。理由を問わずに就学前のお子さんを預かってもらえます。実は、この「理由を問わず」がポイントです。嬉しいことに、習い事やショッピングなどでも利用できます。平日利用のみですが、料金は、1時間300円とお手頃。子育て中のお母にも、たまには息抜きも必要ですからね。生後57日から小学校入学前までご利用いただけます。
*泉区内の幼稚園・保育所等施設情報<いずみっこひろばうぇぶ>https://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/kurashi/kosodate_kyoiku/hoiku/hoikujo/izumikko-hirobaweb.html
*鳩の森愛の詩ともとものおうち
http://www.hatonomori.jp/tomotomo_info.html
泉区内には現在16校の小学校と7校の中学校があり、小学校では稲作や野菜作りなど、自然豊かで農作地が多い泉区ならではの体験授業も実施されています。どちらかというと、のびのびとした教育が特徴の地域と言えましょう。
しかし、2022年緑園都市に小中一貫校「横浜市立緑園義務教育学校」が開校予定とあって、一躍注目を集めています。それもそのはず。これは、横浜市内で3校目の小中一貫校になるからです。
実は、緑園東小学校の生徒は、25年ぐらい前までは約9割が中学受験をする、ちょっと特殊な公立小学校でした。それは、学区内の公立中学校が少し遠方にあったことにも起因していましたが、それだけでなく、この地域のご家庭の家庭環境によるところも大きいようでした。今でも、緑園にある2つの小学校は、公立小学校でありながら約半数が私立中学に進学しています。
そのため、来年開校する小中一貫校「横浜市立緑園義務教育学校」には、今から大きな注目が寄せられています。
お子様の教育環境が気になるという方は、検討してみてはいかがでしょうか。
緑園都市に横浜で3校目の小中一貫「義務教育学校」が誕生 – 横浜で暮らそう
なお、横浜市内の小学校には、全校に「放課後キッズクラブ」が設置されていて、平日・土曜日は学校を終えてから午後7時まで利用可能ですから、働くパパママも安心です。長期休暇中も、お弁当持参にはなりますが、朝8:30から午後7時まで預かってもらえます。低学年でも、放課後小学校から学童クラブに移動する必要がないので、防犯・事故の観点からも安心です。
*放課後キッズクラブ
https://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/kurashi/kosodate_kyoiku/hokago/03gakkou.html
*泉区学校探検
https://www.edu.city.yokohama.jp/sch/izumi.htm
2019年、すでに相鉄・JR相互直通運転が開始し、さらに、2022年下期には相鉄・東急直通運転が開始予定とあって、泉区は都心へのアクセスが良くなり一躍注目の区になっています。東急直通運転が開始すると、日比谷線沿線地域もグッと近くなり、都心はほぼ1時間以内で行かれる地域になっていきます。
いずみ中央に住んでみよう 暮らしてみよう – 横浜で暮らそう
実は、相鉄いずみ野線には、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスまで延伸する計画もあります。まだ開通時期は確定していないようですが、すでに駅の位置も藤沢市から公表されています。元々、横浜市営地下鉄や小田急線へのアクセスも良い地域なので、一層便利になりそうで、期待が膨らみます。
この他にも、病児保育施設や、地域子育て拠点なども充実していますので、子育て世代にはうれしい地域になっていきそうです。