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横浜は坂が多い街
「坂道が多い街」というと長崎などを思い浮かべる方や、岐阜・長野のように山がある地域を想像する方もいると思います。人によっては横浜と坂が結びつかない方もいらっしゃるかも知れません。
ですが、意外に横浜にも坂が多い街なんです!
目次
横浜には意外にも坂が多いんです。皆様もご存じの通り、登山をするような高い山などはありません。
むしろ海のイメージがあり、埋立地も多い横浜はどちらかというと平らなイメージの方が強いかもしれません。
確かに「みなとみらい」や「金沢工業団地」周辺は、埋め立てて作られた場所なので、ほぼ平坦な土地となっています。
横浜には結構「坂」と名のつく地名が多いです。いくつか例をあげてみます。
「坂」というとどうしてもネガティブなイメージをもつ方もいらっしゃると思いますが、坂の上は高台です。
住宅などは高台にあり、横浜市内では、高台の住宅街で「高級住宅街」とされている場所も多く、必ずしもネガティブ要素とはなりません。
横浜市保土ケ谷区など、行政でも「魅力」と捉えて情報を発信しているところもありました。
横浜を舞台にした映画やドラマなど映像作品は多くあります。
その中でも「坂」が描かれている作品もあるのをご存知ですか?
ジブリ作品「コクリコ坂から」です。
既にタイトルから「坂」とついています。
海が見渡せる「コクリコ荘」が出てきたり、高台の建物が出てきます。当然高台から坂道をくだって港へ降りていくわけですが、これは1963年のお話となっていますが、現在も横浜の高台 山手から海を見下ろせる建物があります。
横浜の坂に魅力があるからこそ描かれますね。
言わずと知れた巨匠 黒澤明監督の「天国と地獄」です。
偶然ですが、上の「コクリコ坂から」は1963年を描いた作品、こちらの「天国と地獄」は公開されたのが1963年ということです。
横浜市西区浅間台(ニッパツ三ツ沢球技場近く)の高台に住むお金持ちの息子が誘拐されるというお話なのですが、高台から降りてくる坂や、横浜で高台はお金持ちが住むというイメージを強くした映画かもしれません。
横浜に元々ある高級住宅街は高台にあることが多いです。
当然、高台の住宅へ行くためには坂を上がる必要があります。
坂を上がると素晴らしい景色が見えたり、富士山が見えたり…。横浜の坂には、色々な物語があります。