本郷台の「あーすぷらざ」ってどんなところ?
本郷台駅から歩いて約3分の場所に「あーすぷらざ」という大きな施設があるのをご存知ですか?
横浜市には素晴らしい施設がたくさんあることを、地元民以外にはあまり知られていません。
ここでは、栄区にある「あーすぷらざ」について紹介するコンテンツです。
本郷台の「あーすぷらざ」ってどんなところ?
横浜市栄区にある「あーすぷらざ」は、JR線本郷台駅から徒歩約3分の場所にあります。
建物の正式名称は「神奈川県立地球市民かながわプラザ」。
素晴らしい施設なのに、意外と近隣の方々以外には知られていないようです。
今回は、そんな「あーすぷらざ」の見どころや魅力についてお伝えします。
神奈川県立地球市民かながわプラザ「あーすぷらざ」
所在地:横浜市栄区小菅ケ谷1–2–1
TEL: 045-896-2121(代表)
URL:https://www.earthplaza.jp/
あーすぷらざについて
あーすぷらざとは「神奈川県立地球市民かながわプラザ」という神奈川県の施設です。
あーすぷらざは、1階~5階まで全4フロアで構成されています。(4階を除く)
- イベントホール
- 音楽スタジオ(練習室)
- 会議室
- 映像ライブラリー
- 図書館
- 情報フォーラム
- 保育室
- 展示室
- レストラン
- プラザショップ など…
複合施設となっているため、館内を社会科見学など体験型校外学習の利用として多く受け入れています。
特にこども向けの展示や校外学習などでは、スタッフが児童・生徒の活動をサポートしてくれるそう。
あーすぷらざは魅力的な施設がそろっているため、ぜひ一度訪れてその魅力を感じてみてください。
あーすぷらざのプラザショップ
あーすぷらざの施設の中で、一番ご紹介したいのがこのプラザショップです。
ここのショップは「フェアトレード団体 有限会社ネパリ・バサーロ」さんが入っていて、質の高い国内外の商品が多く置いてあります。
>> 有限会社ネパリ・バサー
フェアトレードをご存知でない方もいらっしゃると思いますので、まずは説明を。
フェアトレードとは
日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
フェアトレードとは – fairtrade japan 公式サイト
このプラザショップでは、ネパールのフェアトレード商品として、スパイスミックスや紅茶、コーヒー、衣類や雑貨を中心に、震災復興した岩手の食品、沖縄の食品、障がい者施設で作られたクッキーなど色々な商品を扱っていました。
フェアトレード商品を使うのは社会貢献にもなりますので、このショップを見に行くのに、フラッと寄ってみても楽しいですよ!
フェアトレードショップ ベルダ
営業時間:10:00〜17:00 ※現在は、11:00~16:00での短縮営業のようです。
定休日:祝日を除く月曜日
あーすぷらざのレストラン
あーすぷらざの2階、正面入り口の近くにレストラン「SOBANI」があります。
国際色豊かなランチプレートがウリのレストランです。
ドリンクやデザートもあるので、ランチタイムが終わっても休憩に良いですよ!
ただ営業終了が早いので、ご注意を。
レストラン SOBANI
営業時間:ランチタイム (11:00~14:00 L.O.13:30)、カフェタイム (14:00~17:00)
定休日:月曜日 ※祝日は月曜も営業・月曜営業した場合は翌日/年末年始
横浜市栄区文化センター リリス
あーすぷらざは神奈川県立の施設なのですが、その中にまた別の施設が入っています。
それが「横浜市栄区文化センター リリス」です。
ここは300席のホールがメインのギャラリー、音楽スタジオや練習室、会議室などがレンタルスペース。
メインホールではクラシックコンサートをはじめ、音楽イベントが行われています。
あーすぷらざの館内施設
あーすぷらざは1階から5階まで(4階はない)館内施設があるのです。
お子さんを連れて来れる施設なので、授乳室も1階と5階に設けられていました。
正面入り口から入ったところは2階となっています。
入ってすぐのところに総合案内があるので、施設内が分からなければそちらで聞いてみましょう。
あーすぷらざの1階には神奈川県日本中国友好協会のオフィスがあります。
5階には国際平和展示室があるなど、国際的活動にも注力している施設という印象。
取材に行った2023年7月には「第22回カナガワビエンナーレ国際児童画展」企画展を実施中でした。
こどもたちに国際的な視点を持ってもらうのに良いのではないでしょうか。
国際的な活動をしている人たちが来る建物のため、下の写真のような多言語の資料が置いてあります。
夏休みに本郷台 あーすぷらざに行ってみよう!
本郷台の近隣の方々は利用している方も多いようです。
しかし、横浜市内でもこのあーすぷらざの存在を知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
施設内は、夏は涼しく冬は暖かです。
これから暑くなる時期、お子さんを外で遊ばせるには心配になると思います。
夏休みには普段行かない「あーすぷらざ」へ来てみてはいかがでしょうか?
本郷台駅から徒歩3分ですし、駐車場も完備しています。
映像ライブラリーでDVDを見たり、常設展や企画展を見たりすると1日はあっという間かもしれませんね。
自由研究の題材に困ったら一度行ってみてはいかがでしょうか?