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横浜の海を遊覧する水上バス「シーバス」とは?

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横浜の海を遊覧する水上バス「シーバス」とは?
シーバスは、横浜駅東口から山下公園をつなぐ水上バスです。
クルージングで海上の景色を楽しみながら、ひと味違った横浜観光が楽しめます。
2022年4月には新たなのりばが新設され、さらに利便性が向上しました。
ここでは、港町・横浜の海上を走る水上バス「シーバス」を紹介するコンテンツです。

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横浜の海を遊覧する水上バス「シーバス」とは?

横浜は人気観光地となっているため、定番の観光スポットがたくさんあるのです。
みなとみらい21 赤レンガ倉庫 横浜中華街 港の見える丘公園 など…
特にゴールデンウィークや夏休みなどの繫忙期には、観光客数がさらに増加します。
混雑する横浜の景色を満喫するために最適な陸上以外の交通手段をご存知でしょうか?
「シーバスってどんな乗り物?」「運行ルートや乗り場はどこ?」「料金と運行時間は?」
今回は、横浜駅東口と山下公園を結ぶ水上バス「シーバス」の魅力についてお伝えします。

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横浜観光におすすめ「シーバス」ってなに?

シーバスは、横浜駅東口〜みなとみらい〜横浜赤レンガ倉庫〜山下公園を結ぶ海上船。
港町・横浜ならではの移動手段として、とても人気があります。
一般的に海上客船でクルージングを行う「遊覧船」と言われますが、水上バスの扱いです。
シーバスは1986年に誕生し、現在も内容は変わらず同じ運行ルートで営業しています。
1番の魅力は、乗船するだけで横浜・みなとみらいにある人気観光地へ直接行ける利便性。
移動手段だけでなく、エンターテイメントがあって船旅気分が味わえます。
移動する船上からの景色も楽しめることから、ひと味違った横浜観光に良いですね。
シーバスは、英語表記すると「SEA BUS」ではなく「SEA BASS」となります。

“シーバス”は横浜駅東口の川の河口から山下公園の海を行き来していることから魚の“スズキ”が由来。だから【SEA BUS】ではなく、【SEA BASS】と書きます。

「SEA BASSって?」- マリーンルージュ・シーバス・横浜クルージング

「SEA BASS」である理由は、海岸近くや河川に生息する魚のスズキから由来。
シーバスも、横浜駅東口の河口から山下公園の海岸近くを行き来しているためです。
運行ルートと「SEA BASS」という名前の由来を聞けば、納得の理由ですね。

シーバスは毎週金土日の夜に「ガイド付きイルミネーションクルーズ」を運航しています。
観覧車/赤レンガ倉庫/マリンタワーなど、横浜の人気観光地を巡るナイトクルーズ。
1時間のクルージングはガイドツアー形式のため、詳しい案内が聞けて満足度も高いです。
ルートは「イルミネーションクルーズ」と「川崎超工場夜景クルーズ」の2種類。
ただし、それぞれ参加するツアーによって出発する乗り場が異なるため、ご注意ください。
イルミネーションクルーズは横浜駅東口、工場夜景クルーズはハンマーヘッドとなります。

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シーバスの運行ルートと乗降口について

ここからは「シーバス」の運行ルートと4つの乗降口について詳しくご紹介します。
シーバスを利用する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

シーバス運航時刻・料金・のりばのご案内 | マリーンルージュ・シーバス・横浜クルージング

横浜駅東口 ベイクォーターのりば

1つ目は、西区にある「横浜駅東口 ベイクォーターのりば」です。
まずは、そごう横浜店へ向かいましょう。
横浜駅改札口から乗り場まで行く場合、約10分かかります。
そごう横浜店の2階に続いている外フロアに歩く歩道「かもめ歩道橋」がありました。
この連絡通路を進むと、横浜ベイクォーター3階につながっています。
横浜ベイクォーターは「風を感じるオープンモール」として、2006年にオープン。
レストラン・雑貨店などの専門店を中心に、約80店舗が集まっている複合施設です。
建物の外観は「豪華客船」がモチーフで、内観はオシャレな洋風となっています。
右側には乗り場へ続く階段があり、ここを下りてさらに進むと乗り場が見えてきました。

かもめ橋 歩道橋
横浜ベイクォーター

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ハンマーヘッドのりば

次の2つ目は、中区にある「ハンマーヘッドのりば」です。
横浜駅東口からハンマーヘッドまでの所要時間は、約15分でした。
海上からはすでに横浜ハンマーヘッドや貨物の積み下ろし用の大型クレーンが見えます。
2022年4月に新設された「新港ふ頭さん橋」ターミナルに乗り場があるのです。
横浜ハンマーヘッドは、2019年に開業したベイエリアの体験型複合商業施設。
施設内には飲食店/ショップ/客船ターミナル/ホテルが一体となっていました。
ハンマーヘッド周辺には、コスモワールドやカップヌードルミュージアムなどもあります。
海からもアクセスできるのが横浜ならではの観光スポットですね。

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ぴあ赤レンガのりば

そして3つ目は、中区にある「ぴあ赤レンガのりば」です。
ハンマーヘッドからぴあ赤レンガまでの所要時間は、約10分でした。
ちなみに、横浜駅東口からぴあ赤レンガまでの直行便なら約15分で到着。
ピア赤レンガの乗り場は、横浜ハンマーヘッドの東側にあります。
この乗り場はハンマーヘッドと同じく、横浜の観光名所が集まったエリアとなっています。
乗り場からの立地が良く、観光スポットへ移動しやすいのでおすすめですよ。

横浜赤レンガ倉庫

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山下公園のりば

最後の4つ目は、中区にある「山下公園のりば」です。
山下公園の乗り場は2023年7月現在も改修工事が続いているため、利用できません。
そのため、運行ルートは一部変更されて「ぴあ赤レンガ」乗り場で折り返す形でした。
リニューアルオープンしましたら、最新情報をお伝えします。

横浜港 みなとみらい
THE WHARF HOUSE

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シーバスの料金と運行時間は?

シーバスの乗船料金は、以下のようになっています。
1番遠い「横浜駅東口」から「山下公園」まで乗る場合は、大人1人あたり1,000円です。
なお、帰りもシーバスを利用するには、大人1人あたり往復2,000円かかります。
()は子ども料金で、大人料金のすべて半額となっていました。
また、15名以上で利用する場合は団体割引があるそうです。

横浜駅東口ハンマーヘッドぴあ赤レンガ山下公園
横浜駅東口700円(350円)800円(400円)1,000円(500円)
ハンマーヘッド700円(350円)500円(250円)700円(350円)
ぴあ赤レンガ800円(400円)500円(250円)800円(400円)
山下公園1,000円(500円)700円(350円)600円(300円)

シーバスの運行時刻表を確認すると、平日は1時間に2本ほど運行していました。
土日祝日の場合は乗船者数も多いため、昼の時間帯なら1時間に3本運行しています。
朝は10時台から運行しており、最終便は17時台で土日祝日は乗り場によって18時台まで。
運航時刻は、天候の影響などで予告なく運休する場合があります。
最新の運航状況は、ホームページの「運航情報」を当日確認して利用するのがおすすめ。

ちなみに、シーバスのラッピングは全部で3種類ありました。
現在は引退しましたが、初代に運行していた「シーバス1号」もあったそう。
どのシーバスになるかは乗船時のお楽しみですが、何回でも楽しめそうですね。

  1. シーバス5号(京急デザイン)
    京浜急行とコラボの特別ラッピングで青い京急カラーに船内もけいきゅんステッカー装飾
  2. シーバスZERO
    2020年8月に就航した広く開放的なデッキやバリアフリー対応で広い化粧室も完備
  3. シーバスACE(工場夜景クルーズで運航)
    2021年10月に就航した遮りがない360°パノラマビューのルーフトップデッキを完備

座席は広く、両サイドの窓も開放的で定員は最大130名まで乗船可能となっています。
シーバスは飲食の持ち込みが可能で、座席にはミニテーブルとドリンクホルダーも完備。
シーバスによっては、トイレが設置されている船体もありました。
乗船中は動いている感覚がなく、空調設備もあるため、スムーズで乗り心地も快適です。
揺れもほとんど気にならないため、船酔いする心配もありません。

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チケットの購入方法は?予約は必要なの?

チケットの購入方法は、各ターミナルにある売り場で目的地までのチケットを購入します。
乗船場所で料金が異なるため、事前に行き先を確認してから購入しましょう。
なお、シーバスは当日その場でチケットを購入できるため、予約の必要はありません。
ただし、土日祝日は混雑するため、乗りたい時間が満席ということも良くあります。
乗りたい時間が決まっている場合は、早めにチケットを購入しておくのがおすすめ。
チケットは自動発券機と窓口で購入でき、交通系ICカード決済にも対応していました。

乗り場があるベイクォーターは商業施設のため、出発時間までショッピングもアリですね。
もちろん、空調が完備された待合ロビーで過ごすこともできます。
自動販売機もあるため、必要な場合はこちらで事前に購入しておきましょう。
同じ乗り場に戻ってくる場合は、コインロッカーに荷物を預けて乗船することも可能。
運航時間の5分前にターミナルに集合したら、スタッフにチケットを見せて乗船します。

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船旅気分でシーバスの海上さんぽを楽しもう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、港町・横浜の海上を結ぶ水上バス「シーバス」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
シーバスは、横浜駅東口〜みなとみらい〜横浜赤レンガ倉庫〜山下公園を運行しています。
座席は水面との高さが約1mとほぼ同じ目線で、横浜の海を見渡せるのが魅力です。
昼間の運行だけでなく、夜のナイトクルーズも楽しめます。
シーバス乗船中の乗り心地も快適で、陸上以外の交通手段としても人気があります。
横浜の景色を海から眺めつつ、ひと味違った横浜観光を満喫してみてはいかがでしょうか。