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横浜カップヌードルミュージアムへ行ってみよう

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横浜カップヌードルミュージアムへ行ってみよう
横浜観光の定番スポットとして人気が高い「カップヌードルミュージアム横浜」。
ここは世界初のインスタントラーメンを発明した日清食品の体験型食育ミュージアムです。
館内は、歴史に関する見て/触って/食べて/学べる展示やアトラクションがありました。
ここでは、体験型博物館「カップヌードルミュージアム横浜」を紹介するコンテンツです。

横浜カップヌードルミュージアムへ行ってみよう

横浜は人気観光地となっているため、定番の観光スポットがたくさんあります。
みなとみらい21 赤レンガ倉庫 横浜中華街 山下公園 など…
その中でも、子どもから大人まで楽しめる人気スポットがあります。
それが日清食品の手掛ける体験型食品ミュージアム「カップヌードルミュージアム横浜」。
カップヌードルミュージアム横浜は、2011年9月にオープンしました。
開館から10年以上経った現在も予約を取らなければ入れない超人気施設となっています。
日本の観光客だけでなく、海外の観光客の方も多く訪れる人気ぶり。
日清食品は、日本の国民食とも言えるインスタント麺を世界で初めて生み出した会社です。
現在も超ロングセラーの「カップヌードル」や「チキンラーメン」などを生み出しました。
誕生までの歴史を、インスタントラーメンに関する展示や体験コーナーで楽しく学べます。
「カップヌードルミュージアムってどんなところ?」「交通アクセスは?」
今回は、横浜市中区にある「カップヌードルミュージアム横浜」の魅力をお伝えします。

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カップヌードルミュージアム横浜の見どころは?

ここからは、カップヌードルミュージアム横浜の見どころをフロア別にご紹介します。
施設内は動画撮影が禁止でしたが、写真撮影はOKでした。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【1階】エントランス&ショップエリア

1階は、エントランスホールとショップエリアです。
入口を入ると、白色で木を基調にスタイリッシュなエントランスが広がっていました。
エントランスホールはとても開放感のあるつくりで、思わず見上げてしまいまうほど。
ここは、5階までの全フロアが吹き抜けになっていて天井までの高さは約24mもあるそう。
受付を済ませた後は、自由に施設内を見学できました。
コインロッカーや授乳室などが1階にあるため、必要な方は事前に利用しておきましょう。
階段を上ると、京都の大学生が和紙で作った巨大なカップヌードル「ねぶた」があります。
通常サイズのカップヌードルが3万個分入る大きさでとても目立つオブジェです。

ツアー形式ではないため、施設内をすべて楽しんだ後は帰るだけ。
エントランスホール奥に併設されたミュージアムショップでは、お土産も購入できます。
訪れた記念として、最後にお土産を買っても良いですね。
雑貨 お菓子 文房具 Tシャツ ぬいぐるみ パンフレット 食器 など…
ここでしか手に入らないオリジナルの限定商品などが販売されているため、必見です。
1番人気の商品は、チキンラーメンでおなじみの「ひよこちゃん」グッズでした。
帰る前に、かわいくてユニークなお土産をゲットしてみてはいかがでしょうか。
迷ってしまいますが、ゆっくりとお土産を選べるのでじっくり選んでみてください。

【2階】展示エリア

2階は、インスタントラーメン誕生の歴史や美味しさの秘密などを学ぶ展示エリアです。
展示スペースは、全部で5つに分かれていました。

(1)インスタントラーメン ヒストリーキューブ
ここは、チキンラーメンから始まったインスタント麺変遷をパッケージで表現しています。
日本の国民食と言っても過言ではない「インスタント麺」。
世界各国ではさまざまな種類が作られ、1年間で推定1,100億食以上食べられています。
(2021年世界総需要・世界ラーメン協会推定)
時代とともに変化した日清食品の人気カップ麺のパッケージがずらりと並んでいました。
さらに、日本だけではなく世界各国のパッケージなど約3,000点が並ぶ様子は圧巻です。

(2)百福シアター
ここは、カップヌードルをイメージした全面赤色のシアタールーム「百福シアター」です。
日清食品の創業者・安藤百福氏の生涯をアニメーション「MOMOFUKU TV」で伝えます。
安藤百福氏の原点となる「6つのキーワード」が分かりやすく紹介されていました。
映像の上映時間は約14分で、座りながら鑑賞できるのです。

(3)百福の研究小屋
ここでは、最初のチキンラーメンが作られた商品開発小屋が再現されていました。
木造の簡易的な小屋で、インスタント麺に重要な「瞬間油熱乾燥法」を試行錯誤したそう。
ちなみに、インスタント麺を長持ちさせる乾燥法は天ぷらからヒントを得ているのです。

(4)クリエイティブシンキング ボックス
ここでは「クリエイティブシンキング=創造的思考」を体験できるエリアです。
トリックアート部屋や散らばっている麺を色々な角度から文字を探すアートもあります。
他にも、プロジェクターに映像を投影しながら遊べるコーナーもありました。
子どもでも身体を動かしながら、楽しんで学べるのは嬉しいですね。

(5)安藤百福ヒストリー
ここには、安藤百福氏と日清食品におけるインスタント麺の歴史年表があります。
パネルは写真とともに文字やイラストなどで書かれており、とても分かりやすかったです。
日本で初めて販売されたインスタント麺は「チキンラーメン」。
そして、日本で初めて販売されたインスタントカップ麺は「カップヌードル」。
どちらも日清食品の商品で、2001年からは世界初の宇宙食ラーメンを開発しました。
実際に宇宙飛行士の食事でも採用されており、日清食品は現在も進化し続けています。

【3階】体験アトラクションエリア

3階は、チキンラーメンとカップヌードルの製造を体験できるエリアとなっていました。
ただし、どちらも人気で事前予約が必要となるため、あらかじめ確認しておきましょう。
どちらも平日はお昼前、土日祝日は午前中に当日の予約枠が満席となるほどです。
必ず参加したい場合は「時間指定前売券」でチケット購入することをおすすめします。
マイカップヌードルファクトリーは、世界に1つだけのカップヌードルが作れるイベント。

無地のカップを購入し、テーブルに置かれているペンを使ってイラストを描くのです。
カップにデザインし終わったら、自分の好きなスープや具材を選びましょう。
スープは4種類、具材は12種類の中から4つを選べて味の組み合わせは全部で5,460通り。
ちなみに1番人気は、かわいいイラスト付きの「ひよこちゃんナルト」とのことでした。
実際に商品が出来上がるまでを間近で見学できるワクワク感が楽しめます。

チキンラーメンファクトリーはエプロンを着用し、チキンラーメンを手作りできる工房。
ガラス張りのキッチンスタジオをマイカップヌードルファクトリーから見渡せます。
参加者は子どもが多く、料理しながらの体験イベントという印象でした。
ただし、体験できるのは小学生以上となっているため、ご注意ください。

【4階】麺のフードコート&アスレチックエリア

4階は、麺のフードコートとアスレチックエリアとなっていました。
安藤百福氏が麺のルーツを探し求めて旅する途中で出会った「麺ロード」をイメージ。
世界各国の麺が楽しめるフードコート「NOODLES BAZAAR〜ワールド麺ロード〜」です。
アジアのナイトマーケットにいるような異国情緒を感じさせる空間が広がっていました。
少し暗めでカラフルな装飾が本場にそっくりですね。

ここで食べられる料理は、以下のようになっています。

  • パスタ (イタリア)
  • ラグマン(カザフスタン)
  • 蘭州牛肉面 (中国)
  • 冷麺(韓国)
  • フォー(ベトナム)
  • トムヤムクンヌードル(タイ)
  • ラクサ(マレーシア)
  • ミーゴレン(インドネシア)
  • ミニチキンラーメン(日本)など

屋台ごとに設置されている券売機で、好きなメニューを選んで食券を購入する形式。
ハーフサイズで提供されるため、いろいろ注文して食べ比べするのもアリですね。
また、アイスやかき氷などデザートのほか、ドリンクバーなどもありました。

麺ロードの隣「カップヌードルパーク」は、子ども向けに遊べるアスレチック施設です。
巨大な工場の中で自分自身が「麺」となり、製麺から出荷されるまでの工程を楽しめます。
多くの子どもたちが楽しみながら、製造工程を全身で体感していました。
ただし、利用するには3歳〜小学生/30分間/身長90cm以上の厳しい制限があります。
時間がある場合には、工場見学後もさまざまな楽しみ方ができるのも嬉しいですね。

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休館日や入場料とチケットの購入方法は?

カップヌードルミュージアム横浜の休館日は、毎週火曜日と年末年始です。
(祝日の場合は翌日が休館日)
開館時間は10時〜18時で、最終入館時間は17時までとなっています。
入場料金は大人(大学生以上)が500円、高校生以下は無料となっていました。
基本的にチケットの予約は必要ありません。
土日祝日など館内の混雑状況によっては、入館まで待ち時間が発生する場合があります。
そのため、事前にローソンチケットで入場券を購入しておく方が便利でした。
券種は「マイカップヌードルファクトリー利用券つき入館券」です。
ただし、ゴールデンウィークや夏休みなどは特に混雑するため、早めの購入がおすすめ。
事前にチケットを購入しておけば、チケットカウンターで入館料を支払い入館できます。

このチケットには、マイカップヌードルファクトリー利用券が付いていました。
記載された指定時間に、3階のマイカップヌードルファクトリーへ行きましょう。
アトラクションへ参加するには、当日先着順の整理券もしくは予約が必要です。
利用券があれば、待ち時間なしでスムーズにオリジナルカップヌードルが作れます。
1年に何度も行きたい方は、大人 (大学生以上)1,500円を購入するのもアリですね。
購入日から1年間有効なため、1年で4回訪れれば元が取れてしまいます。

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カップヌードルミュージアム横浜の交通アクセス

それでは最後に、カップヌードルミュージアム横浜までの交通アクセスをお伝えします。
アクセスは、みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」から歩いて約8分です。
みなとみらい駅から訪れる場合は「5番出口」から地上へ出ましょう。
外へ出ると右側にクイーンズスクエア横浜が見えてくるため、道なりにまっすぐ進みます。
ここは「けやき通り」で正面にパシフィコ横浜が見えてきますが、信号は渡らず右折です。

さらに約500m進むと、大観覧車が目印の遊園地「よこはまコスモワールド」があります。
横浜ワールドポーターズの対角線にある大きな茶色のレンガ風建物が見えたら、到着です。
ちなみに、JR京浜東北線「桜木町駅」からも歩いて約12分となっています。
車で訪れる際は駐車場もありますが、40台しか停められないのでおすすめしません。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、中区にある「カップヌードルミュージアム横浜」の見どころをお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
映像や解説で学ぶ以外に身体と食事など、五感を使って体験型が楽しめるのも魅力の1つ。
見学内容はツアー形式ではなく自由にでき、とても充実していました。
あれば便利なもの、まだ無いものを見つける、常識に捉われない、なんでもヒントにする…
このような視点で、安藤百福氏はチキンラーメンを誕生させました。
1度だけではなく、何度も行きたくなること間違いなし。
横浜観光の人気スポット「カップヌードルミュージアム横浜」へ足を運んでみませんか。

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