2024年の春節は横浜中華街で楽しもう!
春節は、毎年1月下旬〜2月上旬に行われる中国の伝統的な旧暦の新年「お正月」。
そのため、中国でも日本人が家族とお正月を過ごすような雰囲気で春節を過ごすのです。
この期間の中国は国が定めた祝祭日となるため、1週間程度が国民の休日となります。
ここでは、横浜中華街で開催される2024年の「春節」を紹介するコンテンツです。
2024年の春節は横浜中華街で楽しもう!
「横浜中華街」は、横浜の人気観光スポットとなっています。
みなさんは「横浜中華街」と聞いてどんなイメージがありますか?
食べ歩き ショッピング 食事 マッサージ 占い など…
横浜中華街では、1年を通してさまざまな楽しみ方ができるのも魅力の1つ。
特に盛り上がるのが、毎年2月上旬に開催される「春節」イベントです。
「春節ってなに?」「開催日程は?」「どんなイベントが行われているの?」
今回は、2024年に横浜中華街で開催される「春節イベント」についてお伝えします。
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中国の旧正月「春節」とは?
春節は、毎年1月下旬〜2月上旬に行われる中国の伝統的な旧暦の「お正月」のこと。
中華圏における旧正月のこと。中華人民共和国では秋の国慶節と並ぶ一大休日。春節の時期は年によって異なるが、概ね1月下旬から2月上旬。1週間ほど休暇を取る人が多く、中国国内はもとより海外へも多くの人が出かける。
「春節とは」観光用語集 – JTB総合研究所
そもそも、春節とは旧暦(農暦)の新年となる日です。
その歴史は古く、紀元前1600年頃から年末年始に神や祖先を祀ったことに由来しています。
現在は「春の到来を祝う日(新年の始まり)」という意味を持ち、中国で最も古い伝統行事。
そのため、春節は中国の人々にとって国全体で行う重要な一大イベントなのです。
2024年の春節は「2月10日(土)」です。
ちなみに「春節」は1日しかなく、その日程は毎年異なります。
春節に当たる約1週間は国の定めた祝祭日となるため、長期的な国民の休日となるのです。
そのため、年末年始の休みから日数を空けず3週間後には、再び長期休暇が訪れます。
中国でも日本のお正月と同様、田舎などに帰省して家族と春節を過ごす方がほとんど。
これは、日本人が「お正月は家族と過ごす」古来の風習と同じ感覚です。
横浜中華街「2024 春節燈花」のイベントについて
ここからは、横浜中華街で開催の「2024春節燈花」について詳しくご紹介します。
2024年の春節イベントは、以下の通り。
【開催期間】2023年11月1日(水)~ 2024年2月24日(土)
【開催場所】中華街全域/朝陽門~山下公園中央口/市場通り橋
【点灯時間】16:00 ~ 23:00
すでに11月から、街全体がライトアップしたイルミネーションイベントを実施。
横浜中華街全体でカウントダウンイベントが開催されているのです。
実質的に開催期間が3ヶ月もあるため、中国における「春節」の重要性が分かりますね。
11月1日(水)には、イルミネーションの点灯式が善隣門付近で行われました。
横浜中華街でも中国同様の「春節」を楽しめるよう、1986年から開催されています。
2024年で38回目を迎え、これまでテーマに沿ったイベントが数多く行われてきました。
横浜中華街の公式サイトによると、2024年のテーマは「飛龍乗雲(ひりゅうじょううん)」。
2024春節燈花(しゅんせつとうか)は、春節のテーマである「飛龍乗雲(ひりゅうじょううん)」のもと、舞い上がる龍の勢いを持って横浜中華街を盛上げて行こうという思いを込めました。また、2024年は「辰年」となりますので、より一層飛躍ができるよう期待を込めました。龍の中華街全域の上空にランタン、提灯を使用した光のラインを組み合わせ、中華街全体をテーマカラーの赤を基調とした華やかなイルミネーションで演出します。中華街大通りにはメインとなる国内最大級の龍のランタンが、西門通りにも可愛い小ぶりの龍が中華街の夜空を舞います。各通りでは春節ならではの赤い提灯やイルミネーションが連なり、横浜中華街の街並みを華やかに彩ります。
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春節イルミネーションは、中国結びの街路灯で「光りのプロムナード」を実施。
山下公園(中央口)~横浜中華街(朝陽門)の全長約200mにかけ、装飾されていました。
市場通り橋は元町周辺まで、朝陽門は山下公園や横浜赤レンガ倉庫周辺まで続いています。
中華街エリアのライトアップは、中国で縁起が良い「赤色」と「金色」に統一。
ランタンや飾りの付いた提灯も飾られていました。
中華街大通りには、国内最大級でメインとなる龍のランタンが訪れる人々を迎えます。
強さと幸運を表すこの「百節龍」と「五十節龍」は、頭上を泳ぐように飾られていました。
見上げるような姿勢で龍の大きく開いた口の正面に立つと、迫力満点ですね。
また「横濱媽祖廟」や関帝廟通りでも、小さな龍や提灯が飾り付けられているのです。
加賀町警察署前に「財神」、山下町公園には「龍」と「鳳凰」のランタンオブジェを設置。
このように、春節は横浜中華街全体が豪華で煌びやかな飾り付けで盛り上がります。
そして、2024年も再生可能エネルギーの電力が使われてライトアップされていました。
横浜中華街では、地球温暖化対策から波及する社会貢献を奨励し、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガスの排出を主体的に削減する努力を行うため、東日本大震災への継続的な復興支援として、東北地域の太陽光を発電源とするカーボン・オフセットを採用しました。
2022春節燈花 – [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!
イベントが開催される期間中は、約3か月間毎日ライトアップしています。
エリア全体でたくさんの電力を使うため、地球に配慮した優しい取り組みですね。
なんと言っても、春節の時期は「暗くなった時間帯」に訪れるのがおすすめ。
ライトのあたたかい光はとても美しく、幻想的な雰囲気。
横浜で本場・中国へ旅行に行った気分が味わえるのは、嬉しいですね。
ちなみに「春節」期間中の営業時間は、ほとんどの店舗が普段と変わらず営業しています。
ライトアップした中華街を散策しつつ、グルメが味わえるのはテンションが上がりますね。
パレード/開運グルメフェア/福袋/紅包くじなども行われるため、盛り上がること間違いなし。
「紅包(ほんぱぉ)くじ」とは、2022年から大好評の春節限定福引きイベントです。
2024年の新年から運気を上げるために、開運グルメを食べるのもアリですね。
横浜中華街の食事券やホテル宿泊券などの豪華賞品が当たる、ハズレなしの春節福引き「紅包(ほんぱお)くじ」を販売します。1枚300円(税込)【20,000枚販売予定】※各日売り切れ次第終了。新年の運試しをしてみてはいかがでしょうか。
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2023年の「春節燈花」はどんな感じだった?
次に、2023年に開催された「春節燈花」のイベント内容についてお伝えいたします。
2023年は2022年よりも開始日は同じで2週間程度短く、2月5日までの開催でした。
2023年はコロナ禍の制限が緩和されたことで、さまざまなイベントも復活したのです。
横浜中華街への交通アクセスと行き方は?
それでは、横浜中華街への行き方と交通アクセスについてお伝えします。
アクセスは、みなとみらい線「元町・中華街駅」から歩いて約1分です。
駅改札口を出たら「2番出口」方面に向かい、エスカレーターを使って地上に出ます。
大通りを「山下公園/中華街」方面へ歩くと、約1分で有名な「朝陽門」に到着です。
入口となる門はたくさんありますが、どこから入っても中華街へ繋がっていますよ。
また、人の流れも多いため、初めて訪れても迷うことはないはず。
他にも、JR線「石川町駅」と「関内駅」からも行けますが、歩いて約10分かかります。
冬は特に寒いため、あまりおすすめしません。
横浜中華街「2024 春節燈花」へ行こう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜中華街で開催される2024年の「春節」イベントについてお伝えしました。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
横浜中華街は、1年を通して多くの観光客が訪れる横浜の人気スポット。
さまざまなイベントが開催されますが、特に盛り上がるのは毎年2月に開催の「春節」。
毎年1月下旬〜2月上旬に行われる中国の伝統的な旧暦の新年を祝う行事です。
この期間の中国は国が定めた祝祭日となるため、1週間程度が国民の休日となります。
日本人にはあまり知られていませんが、中国ではもっとも重要な行事とされているのです。
そのため、ここ横浜中華街でも1年で特に力の入ったイベントとなっていました。
ライトアップ パレード 開運グルメ 福袋 紅包くじ など…
そんな春節ならではの楽しみ方がたくさんあるのも、魅力の1つとなっています。
そして、昼と夜で異なる雰囲気を両方楽しむのもおすすめです。
横浜にいながら、中国の旧正月「春節」を満喫してみませんか。